IBMは今はほぼ完全に「ソリューション」で儲けている会社ですからね。
その「ソリューション」の一部として Java を使いたいが、自分のコントロール下に無い Java をもっと自分達にとって使いやすくするために権利関係を修正したい、と言うのが IBM の主張だと思います。IBM も営利企業なので、自分が儲けるためにそういった戦略を立てる事自体は問題ないでしょう。別にそこにオープンソース陣営(と言うのがあるならば)が乗ってあげる必要は無いですが。
逆に Sun って Java で儲けてるんでしょうか? むしろ損している気がしてならない。Java で動くソフトならば、それこそ Solaris じゃなく Linux や他の OS/Hardware で良いわけなので、Java って Sun の利益に貢献しているようには私にはあまり思えないんですよね。
IBM はソリューションを売る → ハードウェアや OS はなんでもいい → Java を使うことはメリットがある
Sun はハードウェアを売る → Java は Sun 以外でも動く(むしろそっちの方がCPが良かったりする) → Java は自分の首を締かねない
私程度の知識からはそんな風に考えてしまいますが、そんなことはないんですかね?
個人的には IBM が自分の都合で何を言おうと、Sun も自分の都合で自分の作ったものをコントロールすれば良いと思うのですが、万が一「Sun は Java では儲けられない」場合には Sun による Java への投資が不活性する確率も高いわけで、そうなってしまう位ならばある程度オープンにしてしまうのも手として有りなのかなとは思います。
結局は「write once run anywhere」というのをどのように考えるか、という話なのだと思います。
はい、ですからそれの私としての答えが「anywhere とは Solaris と Windows のことである。AIX や Linux, HP-UX では run if lucky であるので anywhere には含まれないというのが私の考えだ」と書いたわけです。
また、#503607 [srad.jp]の AC さんは、
「それは anywhare であるべきなのにそうなっていないから羊頭狗肉だ」という意見をお持ちなのだと推測しています。
で、あなたはどうお考えなのですか?
私は(誰もがそうであるように)「write once run anywhere」には最初から懐疑的でした。また「どこでも動くコードを書け」と脅迫されているようであまり好きではありませんでした。仮に「write once run anywhere」が実現されるとしたら、それは現在の Java よりさぞかし窮屈なシステムでは
マクニリズム (スコア:1, 興味深い)
「我々は我々の味方だ」
Re:マクニリズム (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:マクニリズム (スコア:1)
Re:マクニリズム (スコア:0)
かなりジャイアニズム入ってるんじゃないかと、、
そしたら、オープンソースとはいえ
「実質IBMのものに」なりそうな予感。
C#とか作ったMSのほうがまだましだ、、
結局はそうでしょうね (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:結局はそうでしょうね (スコア:0)
(彼らは彼らの利益のためではないかと思う)
#SUNも誇張した発言が多くてうさい臭いような気がしますが、
最近のIBMにも少しうさん臭さを感じ始めて。
Re:結局はそうでしょうね (スコア:3, すばらしい洞察)
その「ソリューション」の一部として Java を使いたいが、自分のコントロール下に無い Java をもっと自分達にとって使いやすくするために権利関係を修正したい、と言うのが IBM の主張だと思います。IBM も営利企業なので、自分が儲けるためにそういった戦略を立てる事自体は問題ないでしょう。別にそこにオープンソース陣営(と言うのがあるならば)が乗ってあげる必要は無いですが。
逆に Sun って Java で儲けてるんでしょうか? むしろ損している気がしてならない。Java で動くソフトならば、それこそ Solaris じゃなく Linux や他の OS/Hardware で良いわけなので、Java って Sun の利益に貢献しているようには私にはあまり思えないんですよね。
IBM はソリューションを売る → ハードウェアや OS はなんでもいい → Java を使うことはメリットがある
Sun はハードウェアを売る → Java は Sun 以外でも動く(むしろそっちの方がCPが良かったりする) → Java は自分の首を締かねない
私程度の知識からはそんな風に考えてしまいますが、そんなことはないんですかね?
個人的には IBM が自分の都合で何を言おうと、Sun も自分の都合で自分の作ったものをコントロールすれば良いと思うのですが、万が一「Sun は Java では儲けられない」場合には Sun による Java への投資が不活性する確率も高いわけで、そうなってしまう位ならばある程度オープンにしてしまうのも手として有りなのかなとは思います。
# しかし娘を富豪に差し出すような感じがするのはちょっと嫌かも
Re:少なくとも (スコア:0)
>Sun って Java で儲けてるんでしょうか?
確かにそれは散々言われてきた事ですよね。
MSとの訴訟の経緯だって、Javaプログラマーの幸せのために
取った措置というより、MSへの嫌がらせで…結局はWindows
プラットフォームのプログラマに不利益が生じただけだったし。
IBMとしたら、Javaと付き合っていく以上はSunが主導権を握って
動かしている「最大のボトルネック」をどうにかしない限り、
敗戦処理ピッチャーになってしまうのではと考えて当然でしょうか。
それに、「昨日の友は今日の敵」な業界だけにSCOみたいな行
Re:少なくとも (スコア:0)
> 取った措置というより、MSへの嫌がらせで…結局はWindows
> プラットフォームのプログラマに不利益が生じただけだったし。
不利益って具体的には?
個人的には PureJava主義な人たちは独自
Re:結局はそうでしょうね (スコア:0)
現状を考えると、このまま道連れに死なれるよりは
オープンになった方がマシかなぁ。
金になりそうもなにも、オープンにしちゃった時点で
ライセンス商売はできんし、ソフトで金儲けようにも上手くいかんべ。
金になりそうだというよりは、悪く考えてもせいぜい
「Sunにライセンス料を払うのが嫌だ」程度じゃないかと。
Re:結局はそうでしょうね (スコア:0)
その上、実子でもないのに「人に取られる前に生前分与しろ!」てか?
死ななくてすむ方法考えてあげたら?
Re:結局はそうでしょうね (スコア:0)
Re:結局はそうでしょうね (スコア:0)
生前分与しちゃったら誰も面倒見てくれる保証はないんだよ。
Re:結局はそうでしょうね (スコア:0, フレームのもと)
オープンソース妄信者がよく「オープンソースは大勢がソースをチェックするため、欠陥を見つけやすい。そのため脆弱性がすぐ修正されるので安全である」ということを言いますが、それが本当ならJavaもオープンソース化すべきですよね。
もっとも、相次ぐ大きな脆弱性や不正侵入が発覚されたことで、オープンソースが安全であるというのは幻想であるという指摘も出ていますが。
Sunのマクリーニに言わせればIBMとMSは人類の敵 [itmedia.co.jp]らしいので、人類の敵の言うことなんてどうせ聞かないでしょうけどね。
SunはJavaで開発すれば"Write once, run anywhere"
Re:結局はそうでしょうね (スコア:0)
>そのため脆弱性がすぐ修正されるので安全である」ということを言いますが、それが本当ならJavaもオープンソース化すべきですよね。
この文章の意味がわかりません。
Re:結局はそうでしょうね (スコア:0)
そういう話でなくて?
Re:結局はそうでしょうね (スコア:0)
Re:結局はそうでしょうね (スコア:0)
Re:結局はそうでしょうね (スコア:0)
個人的には、あなた自身は何ができれば "Write once, run anywhere" だと思っているのか興味がありま
What is anywhere? (スコア:1)
ディスプレイ装置のあるマシン単独で Swing アプリを動かそうとしただけで、 「anywhere って少なくとも Solaris と Windows 以外は含まれていない」って十分実感できません?
あ、いや、この場合 Swing は殆ど関係ないですが。
Re:What is anywhere? (スコア:0)
>「anywhere って少なくとも Solaris と Windows 以外は含まれていない」って十分実感できません?
SolarisとWindows以外でも動いたと思いますけど?LinuxとかMacOSXとかHP-UXとか…ってそういう事
Re:What is anywhere? (スコア:1)
ないとしたら、多分とてもラッキーなんだと思います。
もちろん、それ以外に、Java 自体がなかなか移植されない、あるいはされなかったプラットフォームとかも多いですしね。*BSDとか。 そういうのをマイナープラットフォームと考えてもいいですが、この場合には「anywhere でない」というのが適切な用語なのだと思います。
で、「anywhere かどうか」の境界線がどこにあるかというと、 私には Solaris, Windows とそれ以外の間にあるようにしか思えないのです。
Re:What is anywhere? (スコア:0)
Re:What is anywhere? (スコア:1)
また、#503607 [srad.jp]の AC さんは、 「それは anywhare であるべきなのにそうなっていないから羊頭狗肉だ」という意見をお持ちなのだと推測しています。
で、あなたはどうお考えなのですか?
Re:What is anywhere? (スコア:0)
私は(誰もがそうであるように)「write once run anywhere」には最初から懐疑的でした。また「どこでも動くコードを書け」と脅迫されているようであまり好きではありませんでした。仮に「write once run anywhere」が実現されるとしたら、それは現在の Java よりさぞかし窮屈なシステムでは
Re:What is anywhere? (スコア:0)
> AIX や Linux, HP-UX では run if lucky である
AIX や Linux や HP-UX の run if lucky は大げさで not run, if unlucky ぐらいでしょうし、
not run, if unlucky に関していえば Solaris と Windows も程度の差はあるにせよ同じだと思いますが。
Re:What is anywhere? (スコア:0)
SolarisとWindowsに限定してしまうのでは、anywhereではなく、
by bothでしょう。
それか、any Windows or any Solaris と言うべきか。
現実的には、Javaは「Write once, run somewhere」ですね。
Re:What is anywhere? (スコア:1)
#英語正しいかどうかよくわかんないけど
って印象を受けています。
何処でもったって、実際に移植された範囲の広さは
NetBSDやSqueakから見れば鼻で笑えるレベルでしかなく、
せいぜい「VMが移植済みなら」Javaで書いたプログラムはだいたい動くね、
というくらいなものでしょう。(少なくとも本家の)Javaは。
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また、移植対象を広げる勢いも、NetBSDとかに比べれば
ものの数ではない、と言えるよねえ??
ま、これについては、しょせん商売(!)ベースであるために
少数派な環境に目が向かないということなのでしょうから、
そういう意味ではOpenSource化を期待したい人々は
居るんだろうなと思います。
ただ、KaffeとかGCJ(だっけ)とかじゃ駄目なの?とは思ってしまいますが。
そういやJBoss(だっけ)がJ2EEを名乗れるかどうか、という問題も、
こないだ(肯定的に)解決されたんでしたっけ。
つまり特定実装への支配権とは別に、任意(?)の実装が「お墨付き」を得る権利の問題も有るわけで、
そっちを解決するっていう手も有るかなーと。
充分(?)に低コストで「お墨付き」が得られるなら、極端な話、
毎日のCVSスナップショットに、逐一「お墨付き」がつく、ということも
可能だったりしないかなーと、未来に期待しています。
だってそれって、「いかに確実なテストを自動化するか」という問題に(も)帰着できそうだから。
ソースをチェックする人なんてそんなに居ない (スコア:0)
> 欠陥を見つけやすい。そのため脆弱性がすぐ修正されるので
> 安全である」
これ、伝言ゲーム的誤りが入っているような気がします。
「すぐ修正される」については「脆弱性を見つけやすい」のではなく「脆弱性が見つかった場合に誰でもパッチを書いて提出できる」ので「すぐ修正される」だけで別に見つけやすいという話ではなかったはずです。
「大勢がソースをチェックする」の方は伽藍とバザール:はやめのリリース、しょっち [cruel.org]
Re:ソースをチェックする人なんてそんなに居ない (スコア:0)
CGIの脆弱性などでもそうですが
「特に異常な操作だと認識していなくても(意図的でなくとも)」
脆弱性を発見
Re:マクニリズム (スコア:0)
#ネタにマジレス?
Re:マクニリズム (スコア:1)
そもそも、「オープンソースらしきもの」じゃ駄目なの?
言語仕様やらVM仕様が公開されているんだから、IBMが独自に SDK作って配布してしまえばいいのに。と思うのはおかしいのかな。
fj.jokes出身:
Re:マクニリズム (スコア:1)
確かにこういう例もあるのですがね。
富士通もからんでいるので、ソースを手に入れやすいという状況はあったのでしょうが。
#対応バージョンが古いとかいうのは無しね。
Re:マクニリズム (スコア:0)
Re:マクニリズム (スコア:0)