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>日本に大手電機が多すぎることが問題なので、 それを減らすような再編が必要
どうでしょうか。国内で統合したところで、残った所は海外に踏み込まれて終わり(吸収なり、資本取られてただの一技術部門になる)、と言う事態もあり得るかと。
自動車が顕著ですが、国内二極化となって、将来的にどこまで利益を上げていけるか、微妙かな、と。
メーカーについては、数は数として、海外に販路を求めるしかないのではないかと。難しい要素もありますけど。
狭いパイを奪い合うだけだと、いずれじり貧になるのではと思います。
資源が無い日本の特殊事情を考えると、同様の国の政策なり、目指している方向性を参考にした方が良いのかも。
ありきたりな技術立国論が全てではないのかも知れないので、色々と議論があるとは思いますが。
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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア
三洋がこの先生きのこるには? (スコア:5, 興味深い)
正直スマンカッタ。
じゃなくて。
三洋に限らずですが、日本に大手電機が多すぎることが問題なので、
それを減らすような再編が必要ではないかと思います。
都市銀行は3(+1)つになりましたし、自動車は数こそ
減っていませんが、資本系列でみると、随分整理されました。
でも、電機はいまだに部分部分の合弁しかなく、経営統合に
踏み込んだ会社はありません。
そうなると、大手9社(日立、東芝、三菱、松下、ソニー、
NEC、富士通、シャープ、三洋)のうち、最終的には半数は
整理するべきではないかと考えます。
最終的にどういう組み合わせがいいかというのは、経産省の
エリートお役人様が日夜パズルゲームをされるでしょうから
置いておくとして、三洋電機の経営統合相手としては、
NECか富士通ではないかと思います。
この組み合わせがもっとも業務オーバーラップが少なく、
さらに資本系列も考えると、同じ旧住友系のNECが
メインバンクの理解も得られやすいのではないでしょうか。
問題は、NEC自身も資本が強くなく、業績が好調ではないと
いうことです。
いずれにしても、外資から「あんたの株価70円」と言われたり、
単独再建はかなりの困難があると思いますし、その過程で
再建を諦めて切り捨てられてしまう事業もあると思います。
そういった事業を切り売りするのではなく、経営統合の形で
なんとか内部にとどめることが出来れば、目も出てくると
思いますが、どうですかね。
Re:三洋がこの先生きのこるには? (スコア:5, 興味深い)
いえ、5行ですよ
#スマン、それが言いたかっただけ
>三洋に限らずですが、日本に大手電機が多すぎることが問題なので、それを減らすような再編が必要ではないかと思います
この前提が成り立つには、
a)業界が国内市場に依存していて
b)供給過剰
である必要がありますが、総合電機メーカーは輸出も強いので、限られた国内市場に限定されていて過剰供給の状態にあるとはちょっと考えにくいので、銀行の場合(業務がほぼ国内市場に限定されている)と比較するのはちょっと疑問があります
そもそも、総合電機メーカーの経営上の問題点は、事業セグメントが多岐に渡っていて、財務体質が悪いことに原因があると思います。日本の大手9社で見てみると、三菱東京UFJ(日立、三菱、シャープ)、SMBC(東芝、松下、ソニー、三洋、NEC)、みずほCB(日立、富士通)とどこかの企業集団(旧財閥が戦後銀行を中心に発展したゆるやかな資本系列)に属していて、有利子負債の大半が銀行からの長期借り入れで、Intelやサムソンのような海外の半導体・家電メーカーが低コストな社債発行や株式による資金調達を行っているのとは対照的です。特に、この中でも東芝、NEC、三菱、富士通のような旧財閥に属する企業の場合、銀行との関係上過大な借り入れを行った企業も少なくないことが、日本の総合電機メーカーの財務体質を悪くしている一因でもあると思います
#日立は並列メーンバンク制。財閥系だがいわゆる新興財閥の一つなので、財閥的しがらみが少ない
#松下、ソニー、シャープは企業集団に属してはいるが関係はそれほど強くない
もう一つの事業セグメントが多すぎるという問題ですが、これは個々の企業の事業セグメントが相対的に規模が小さく、過剰供給にあるという問題意識とは必ずしも同義ではありません。例えば、財閥系総合家電メーカーの場合だと、極端に言えば原子炉や防衛システムから、電球や電線に至るまで、電機がつくものなら何でも作っています。半導体の場合だと、社内向けの供給もあれば、社外に供給する製品もあります。そうなると、半導体単体での採算は、半導体市況全体に左右されるだけでなく、社内需要の状態も影響を与えることになり、恒常的に設備投資が必要な部門だと、部門単体の業績が不安定になりやすい問題があります
多角経営は、個々の事業セグメントが直面する市況に左右されずに安定的に収益をあげることができますが、反面、会社全体の財務状態が悪くなると、市況に左右されず全部門の収益状況が悪化する危険もあります。ルネサスやエルピーダに代表されるように、事業ごとに再編が進められているのは、本体からスピンアウトすることで、独自に資金調達を可能とする(安定的な投資を行う)点が大きいと思います
Re:三洋がこの先生きのこるには? (スコア:3, 興味深い)
>過剰供給の状態にあるとはちょっと考えにくいので
その海外市場を安価な中国、韓国製品に取られてしまったから
苦しいんですよ。
狭い日本でこれだけの電機メーカーがひしめいていられたのは、
海外での売り上げが大きかったからです。
それができなくなった今、淘汰の時期に入っていると言うことでしょう。
都銀数 (スコア:3, 参考になる)
>いえ、5行ですよ
都銀の数、
・みずほコーポレートは勧銀、富士の血が入ってるから都銀説
・同じグループは一行カウントでいいだろ説
・そもそも旧長信銀は転換して都市銀行になった説
・だけどあおぞらだけは例外説
・三井住友は存続行が第二地銀だから違う説
・三井住友が入るなら北洋も入るはずだ説
・地銀協と第二地銀協に入っていないのが都銀説
・それならネット銀も入るはず説
・リアル店舗がないとダメだよ説
・セブンには窓口がありますが何か説
と、人によって定義が違っていて何が正しいのかわかりません。
BANCS加盟行が5行なので、von_yosukeyanさんはその定義なんですよね。すると、
三井住友
三菱東京UFJ
みずほ
りそな
埼玉りそな
の5行ですね。
Re:都銀数 (スコア:2, 参考になる)
金融庁の定義でも5行ですよ。中身違うけど。
http://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyoj/ginkou.pdf
・みずほ
・みずほコーポレート
・三井住友
・三菱東京UFJ
・りそな
Re:都銀数 (スコア:1)
みずほCBはコンバートして都銀になったということなんでしょうか。
埼玉りそなは地銀ということですね。まあ、埼玉にしかないみたいですし。
Re:都銀数 (スコア:1)
Re:都銀数 (スコア:1)
みずほコーポレート銀行は、法的には旧富士銀行を継承していて、都市銀行に入れてもいいと思います。ただし、金融債発行許可はあるので、長信銀的ですが法的には普通銀行です
埼玉りそな銀行は、法的には会社分割ではなく、完全な新設銀行として設立され、大和銀行とあさひ銀行が合併し、うち旧あさひ銀行の埼玉県内と東京、栃木県の一部の店舗を営業を譲渡され営業している銀行で、BANCSには加盟していますが都市銀行であるかはちょっと微妙です
Re:三洋がこの先生きのこるには? (スコア:2, 興味深い)
出遅れた三洋電機が家電やモバイルに居場所が無くなってしまったのが、現状だと思います。
優位性のなくなってしまった部門をどのように処理するのか、見物ではありますね。
Re:三洋がこの先生きのこるには? (スコア:3, すばらしい洞察)
>NEC、富士通、シャープ、三洋)のうち、
・白物なども手広くやる総合家電メーカー
日立、東芝、三菱、松下、シャープ、三洋
・そうじゃないメーカー
ソニー、NEC、富士通
に分けると分かりやすいかも。
(そうじゃないメーカーには、パイオニア、ビクターあたりも加えたい)
三洋に関しては、元々、総合家電メーカーの中では、技術的な工夫で低価格な製品を製造することを特徴していた二流メーカーだったのに、
・安価な国外製品
・一流総合家電メーカーの製品も低コスト化
という競争状況に対して、「低価格商品はハイアールと提携する」という自らの長所を潰すような戦略をとったことも、こけた一つの要因だと思っています。
Re:三洋がこの先生きのこるには? (スコア:1)
> ソニー、NEC、富士通
ゼネラル、ゼネラル!
やすいよ~。そんなに悪くないし。
実際中身までつくってるかは知らないけど。
Re:三洋がこの先生きのこるには? (スコア:0)
> ゼネラル、ゼネラル!
富士通ってのがゼネラル [fujitsu-general.com]だと思いますが。
# あたしゃ、富士通ゼネラルの家電や富士通(元ノーベル)の電池は買わんなぁ。
# やっぱ電池はサンヨーカドニカ!(なわけない)
Re:三洋がこの先生きのこるには? (スコア:1)
>・白物なども手広くやる総合家電メーカー
>日立、東芝、三菱、松下、シャープ、三洋
>
>・そうじゃないメーカー
>ソニー、NEC、富士通
ってことで、家電を扱ってないかのようでしたので
富士通はゼネラルでやってるよ。
といいたかったのでした。
でも、今見てみたら手広くやる総合家電メーカではたしかにないか。
エアコンとか空気清浄機の類。あとプラズマくらいみたいですね。
Re:三洋がこの先生きのこるには? (スコア:1)
>エアコンとか空気清浄機の類。あとプラズマくらいみたいですね。
はい、同じように考えました。
確か、洗濯機やテレビとかを扱っていた時期もあったようですが、結局、家電としては、空調関係しか事業にならなかったと記憶しています。
いずれにせよ、家電というには、特定分野しかやっていないので、「そうじゃないメーカー」にしました。
Re:三洋がこの先生きのこるには? (スコア:0)
・テレビ
・掃除機
・電子レンジ
などなどレアものを見ることができました。
もちろん冷蔵庫など現行製品があったものもロゴ入り。
なんか儲からないものを選択と集中!選択と集中!とかいいながらきっていったらどんどんどんどん取り扱い品目が減ってったらしいですね。
#ACにちゃんとなってるよな、指差し確認
Re:三洋がこの先生きのこるには? (スコア:0)
富士通ゼネラルの主要商品群は親コメントのいう一般家電や白物家電なわけで、それを踏まえて富士通が「そうじゃないメーカー」に分類されているのを指摘しているのでは?
#釣られた?
Re:三洋がこの先生きのこるには? (スコア:0)
そこまで書いていて自分は見ないんですか?
URLの先を見れば、すでに洗濯機も冷蔵庫もテレビも無くなっていて
一般家電で残っているのは
ルームエアコン、温水ルームヒーター、ホットカーペット、空気清浄機、脱臭機の「冷房・暖房空調機器」だけになってしまっていて
その他並んでいる「映像機器」「ビジネスソリューション」「ユニット・部品」「電磁波障害に関する測定&コンサルティング」を抑えて主力とはいいがたいことは一目瞭然なのに。
# 釣っていないのに勝手に魚籠に飛び込んで来ないでください。
Re:三洋がこの先生きのこるには? (スコア:1, 参考になる)
それに関しては以下が詳しいですな。
JOG Wing 国際派日本人のための情報ファイル
三洋電機の中国戦略の異常
http://blog.mag2.com/m/log/0000013290/106657541?page=3#106657541
Re:三洋がこの先生きのこるには? (スコア:0)
(昔の)「暮しの手帖」での、家電商品比較で出てくる
メーカーでしたな。
競争するなら6つくらいあってもいいような気もするが、
今の時代としては多いのかも。
Re:三洋がこの先生きのこるには? (スコア:0)
どっかのOEMだとは思うんだけど
最近はやってないのかな?
Re:三洋がこの先生きのこるには? (スコア:1, 参考になる)
・OEM元は冷蔵庫・洗濯機・掃除機などはサンヨー。
・初期のβはSONY(SL-J5/7/9の時代)、その後自社製。
・初期のVHSはJVC(確か)、その後自社製。
・テレビは溝の口で作っていたけど、サンヨー製もあったような話は聞いた。
・照明はNECシルバニアだったか、別会社(いまも別名で残っていたと思う。ホタルックとか出している)。
Re:三洋がこの先生きのこるには? (スコア:2, 参考になる)
>日本に大手電機が多すぎることが問題なので、 それを減らすような再編が必要
どうでしょうか。国内で統合したところで、残った所は海外に踏み込まれて終わり(吸収なり、資本取られてただの一技術部門になる)、と言う事態もあり得るかと。
自動車が顕著ですが、国内二極化となって、将来的にどこまで利益を上げていけるか、微妙かな、と。
メーカーについては、数は数として、海外に販路を求めるしかないのではないかと。難しい要素もありますけど。
狭いパイを奪い合うだけだと、いずれじり貧になるのではと思います。
資源が無い日本の特殊事情を考えると、同様の国の政策なり、目指している方向性を参考にした方が良いのかも。
ありきたりな技術立国論が全てではないのかも知れないので、色々と議論があるとは思いますが。
Re:三洋がこの先生きのこるには? (スコア:0)
NECは半導体(NECエレクトロニクスに切り離し済み)、携帯電話端末さえも売却の可能性を示唆しているくらいですから、今更中核事業じゃないものを購入する気はさらさらないかと。
そういえば、今は亡き新日本電気/NECホームエレクトロニクスの白物製品は主にサンヨーのOEMでしたね。
すんません・・ (スコア:0)
「三洋が、この先生 キノコるには?」とマジで読んでしまい
自己嫌悪中ですTT
馬鹿な私はAC
Re:すんません・・ (スコア:1)
次の解釈が「三洋が/この先生/キノコるには?」で更に???
阿呆だからID
Cube
Re:すんません・・ (スコア:0)