アカウント名:
パスワード:
独断で採点してみました。あなたの採点は?
今年はまだ、Microsoft 側のバグの出方がおとなしい、それに連中はお仕事である、ということをさっぴいても、ある程度の規模の OS のセキュリティ公告を流すのは半端じゃないです。率直に言って。
Operaのセキュリティ・ページには、過去に発覚した脆弱性についての説明は見あたらず、冒頭の 「Opera is one of the most secure browsers publicly available.」という通り一遍の謳い文句が寒々しい。真にセキュアであるとは、暗号云々よりも、脆弱性にどう対応するかではなかろうか。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア
信頼できるベンダーの条件 (スコア:5, 参考になる)
独断で採点してみました。あなたの採点は?
Re:信頼できるベンダーの条件 (スコア:1)
これは他社の◎・○でも同じような部分があると思います。
この話題の本筋であるOperaについて考えれば、多くのユーザーや業界の注目を集めてたのはここ最近の事であり、ある意味まだそうした指摘・批判・非難にさらされていない立場でしょう。
セキュリティホールがあるのは(そしてそれが放置されたり、正しい情報が伝えられなかったりするのは)感心しない事ですが、だから単純に「捨て」ではなく、問題を指摘し批判し非難しつづける事も必要だと思います。
指摘・批判・避難される企業(あるいは開発グループ)の側は、その事で鍛えられより安全でより使いやすい製品を開発できるようにならなければ生き残っていけないという事を理解しなければならないでしょうし、そうした指摘・批判・非難に正しく対応できる能力もまた、「競争力」である事を認識すべきでしょう。
Microsoft の状況 (スコア:1)
今年はまだ、Microsoft 側のバグの出方がおとなしい、それに連中はお仕事である、ということをさっぴいても、ある程度の規模の OS のセキュリティ公告を流すのは半端じゃないです。率直に言って。
Re:Microsoft の状況 (スコア:1)
もちろんそれと同じ事がOperaの開発チーム、セキュリティチームにも言える事で、少なくともインストールベースが増加し注目を集めている現下の状況では、過去と同じような(まともに動く物をリリースしていればそれで賞賛されたような)基準で評価される訳には行かないでしょうね。
MicrosoftとOpera (スコア:1)
おおもとであるjbeefさんのご意見に とあります。
この点が重要だと思いました。話題がスパイウェアうんぬんということでのみ盛り上がってしまったのは残念な感じです。
さて、この観点からMicrosoft社とOpera社とを、それらをとりまく状況をも含めて観察してみると、どうでしょうか。残念ながら、Operaブラウザをとりまくコミュニティは、まだまだ弱いように思います。alpさんのおっしゃるように、Microsoft社の努力は、ある程度評価してよいと思います。ただし、独占的な市場を持つがために、市場の圧力が逆にMicrosoft社にそのような方向性を持たせたというような観測もあるでしょう。むしろMicrosoft社に煮え湯を飲まされつづけてきた--しかもMicrosoft社製品を使いつづけざるを得ない--ユーザコミュニティの頑張りが大きいとも思います。
今後、Opera社がどのように進んでいくのか?ユーザに煮え湯を飲ませ続けて墜落するのか、それともセキュリティ情報の開示に前向きに取り組んで、ユーザコミュニティの力をうまく活用していくのか。etc. 興味深く思っております。
残念ですが、今はまだ、Norwayは寒いように思います。
----
Regards, Regards (Slashdot.jp 無粋部)