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熟成が進んだESで
地球シミュレータって買い取りなのかレンタルなのか知らんけど。
買い取りだとしたら、途中で増強するような予算なんて付かないのが普通。 途中で増強が必要になるってことは当初の要求仕様が間違ってたということ。 官僚は間違わないことになっているので、当然途中増強が必要な事態は起こることはあり得ないのです :-)
レンタルだとしたら、そもそも増強してはいけない。契約とハードウェア構成を変えるのなら、再度政府調達の入札をしないといけない。 規定を厳密に守るなら、OSのバージョンアップすら本当は勝手にしていけないのだ。(あーめんどくさ)。
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人生unstable -- あるハッカー
ES (スコア:0)
普通だったらファームウェアとかOSのアップデートで多少は向上するのかもしれないけど、最初からめいっぱいチューニングしてあるだろうから、ノード数を増やすなどのハードウェア増強が無いと大幅な性能向上は見込めないだろう。逆に言うと、あとからハードの増強ができない、拡張性に乏しいアーキテクチャだったともいえるか。
一度だけ世界最速をぶち上げるのもいいけど、継続的にトップに食い込みたい(その理由とか、費用対効果などの妥当性はこの際論じないでおく)のであれば、5年に一度くらい更新する長期計画を立てなければダメだということですな。
Re:ES (スコア:3, すばらしい洞察)
地球シミュレータに関して言えば、一度だけどころか、2年間ほど(5期連続?)ずっとトップで在り続けたかと思いますが…
Re:ES (スコア:1, すばらしい洞察)
というのが本筋なのだから、一度記録を出した後はそんなもん(記録測定)放っておいて
構わないだろう。新しい記録なんざ他が出せばいい話だ。ESでやる仕事じゃあない。
設備更新時に結果として記録測定する話があればやってもいいだろうけど、その程度。
Re:ES (スコア:3, すばらしい洞察)
ランク外に消えてしまう前に隠居してしまうことになりそうですが、なんというか生涯現役って感じですかね。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
ESの真髄はインターコネクトですよ。電気はSRAMのせい (スコア:4, 参考になる)
はっきり決まっていて、ノード間通信がボトルネックになることが
予想され、単段クロスバがまず選択され、インターコネクトの
ポートコストを考えてベクタプロセッサが選定されたと記憶してます。
ベクタプロセッサはレジスタが巨大で主記憶のレイテンシをキャッシュで隠蔽できないので
お化けのようなメモリを積んでるのですな。これが電気を喰うらしい。
BG/Lのターゲットであるたんぱく質の構造分析はもちっと相関性が
薄いので、大量の量産型CPU+DRAMで分担していく、という手法が可能で
これならばファットツリーとかトーラスが採用可能です。
最近の量産型マルチコアはccNUMAを志向しているので、とりあえず
レイテンシよりもバンド幅を安価に確保する方向でコストダウンが
進んできてます。
コスト論で語られると実効率が10%のスカラ、というかx86に勝てるはずがないです。
LINPACKは確かにベンチマークとしては有用かもしれませんが、
信頼性はせいぜい3DMarkやπ100万桁程度に考えていたほうがよさそうです。
Re:ESの真髄はインターコネクトですよ。電気はSRAMのせい (スコア:1, 興味深い)
>信頼性はせいぜい3DMarkやπ100万桁程度に考えていたほうがよさそうです。
目的がはっきりしているなら、その条件でベンチマークするのが一番ですよねぇ。
条件が違うけど、Folding@homeは、1PFLOPSを達成 [itmedia.co.jp]している訳ですし。
#私も昔論理シミュレーション環境をHP-UX/Solaris→Linux(Pentium!!!)移行させる時に大反対に合いました。
#(Pentium!!!が1Gに達する前あたりの時期)
#実際にベンチマークデータを出したら、誰も文句を言えませんでした(性能2倍でコスト半分)
おまけ
>ベクタプロセッサはレジスタが巨大で主記憶のレイテンシをキャッシュで隠蔽できないので
>お化けのようなメモリを積んでるのですな。これが電気を喰うらしい。
CPU業界は言った。「メモリのレイテンシが大きくて性能が出ない」と。
メモリ業界は反発した。「だったら、俺たちにもヒートシンクをつけさせろ」と。
#64bitOSへの移行が進まない今が一番のチャンスだと思うんだけどな~DRAM→SRAM移行
Re:ESの真髄はインターコネクトですよ。電気はSRAMのせい (スコア:1, すばらしい洞察)
>メモリ業界は反発した。「だったら、俺たちにもヒートシンクをつけさせろ」と。
そこに地球がやってきた。「僕に優しくして」と。
Re:ESの真髄はインターコネクトですよ。電気はSRAMのせい (スコア:0)
同プロセスで容量が1/4以下しかないのだから無理。
Re:ES (スコア:1)
確かに今時点でTOP30ってのはスゴイですねぇ。
ただ、今時点でも世界一が作れるかってところが問題ですよね。
どうも日本では業界全体が萎縮/退化してるような気がしてならないので。
過去の栄光はそれとして、次の一発を期待したいところです。
# 国中の「個人用PC」を全て使っての総力戦なら間違いなく世界一でしょうが。
# 無駄にモンスターマシンがごろごろしてる上に光回線の普及率も高いので。
# ゲーム機まで入れると負けそうですが。
Re:自嘲 (スコア:0)
ハイそれは私のマシンのことです(笑
C2DT7400積んでいてEXCELとIE6以外に目立った使い道がありません。
Re:ES (スコア:1, 興味深い)
Re:ES (スコア:2, 興味深い)
実際に今回のランキングで比較すると、理論値MAXを叩き出せたとしても30位→27位になるだけです。
ESが残した功績に敬意を払いつつ、リプレイスによって更なる結果が出せることを期待するのが良いのではないでしょうか。
#関係ないがCeleron300MHzのオーバークロックを思い出した。いやなんとなく。
300A MHzじゃなかったっけ (スコア:1, おもしろおかしい)
それだ!どうせ廃棄するなら、壊すの覚悟でオーバークロックして記録にチャレンジだ!
いや、ここはCPU交換で… (スコア:1)
asahi.com: 「地球シミュレータ」部品交換で能力2倍に 海洋機構 - サイエンス [asahi.com]
しかし、リースとはいえ初期費用5億円程度で半数のノードを交換できるって
いうことは、地球シミュレータの心臓部はやっぱり単段クロスバースイッチと
それをつなぐ膨大なネットワークケーブルなんだなーと実感しますね。
ちなみに半数のノードで理論値性能で80-100TFlopsまでいくらしいので、
現在のノードを全部置き換えて運用すると理論値性能で200TFlops、今の
実効効率が88%でこれを保てるとすると、176TFlopsまで行ける可能性が
あるということですね。先日のTOP500でギリ2位までは食い込めるかな?
Re:ES (スコア:1)
切り離され、トータルで性能が落ちていたら哀しいです。
TomOne
Re:ES (スコア:1, 参考になる)
http://www.asahi.com/science/update/1114/TKY200711140192.html [asahi.com]
Re:ES (スコア:0)
#この調子で半々にしていけば、将来は‥(w
Re:ES (スコア:1)
地球シミュレータって買い取りなのかレンタルなのか知らんけど。
買い取りだとしたら、途中で増強するような予算なんて付かないのが普通。 途中で増強が必要になるってことは当初の要求仕様が間違ってたということ。 官僚は間違わないことになっているので、当然途中増強が必要な事態は起こることはあり得ないのです :-)
レンタルだとしたら、そもそも増強してはいけない。契約とハードウェア構成を変えるのなら、再度政府調達の入札をしないといけない。 規定を厳密に守るなら、OSのバージョンアップすら本当は勝手にしていけないのだ。(あーめんどくさ)。
Re:ES (スコア:0)
国のプロジェクトでさえしばしばあると思う。
多少無理な理屈でも研究者は役所の面子を守りつつ自由度を残して
おかないと現実的な早さで仕事ができません。
それこそ、ESのような短寿命のプロジェクトなら、中の人は必死で
抜け道をさがしていたのではないかしら?相当パワフルな政治屋が
いないとそもそもESが実現していなかったと思う。
研究者なら、入札が必要なケースを入札なしで突破するテクニックを
いくつか知ってると思います。
さすがにAC
Re:ES (スコア:0)
そんな長期にわたって使える予算がないので無理です。