アカウント名:
パスワード:
なんだか、包括契約の是非についての話がいくつか上がってますが、たぶん、そこは今回の争点にはならないと思います。公正取引委員会も、JASRACも、JASRAC以外の管理団体も、放送局も、包括契約を無くしたいとは思って無いはずです。ですので、包括契約を無くすという方向には、どうやっても行かないと思います。
JASRAC以外の管理団体も包括契約して欲しいのに、JASRACが邪魔で契約してもらえない事が問題なのです。そして、放送局がJASRAC以外と契約しないのは、JASRACの思惑ではなく、放送局側の金銭的な問題です。
実際問題として、解決にはJASRAC側の値下げが必須となりますが、どれだけ値下げすれば適正なのかの指針がまったくありません。
そこを理解すると、何を揉めてるのか、理解しやすいかと思います。
JASRACが値下げしたところで、放送局などが他の管理団体と契約を結ぶとは思えません。かといって、JASRACと契約を結ぶには、他団体とも契約しなければならないとするのも問題があるでしょう。
値段が高いか安いかではなく、問題は「事実上の独占状態+包括契約」といった状況にあります。解決法はJASRACをすごく細かく分割するか、包括契約をやめるor曲数が増えるとやりづらくなる制限を課すかしかない気がするのですが。。。
この排除命令が撤回されなかった場合、JASRACが親になって、他の管理団体の分も契約するという解決方法を取るのではないかと思います。そして、各団体への分配も、ジャスラックが放送からカウントして決めることになりそう。結果、JASRACはより支配的になってしまう。
国内楽曲JASRAC東日本JASRAC西日本
海外楽曲JASRACアメリカJASRACヨーロッパJASRACアジアJASRAC特定アジア
地球外楽曲JASRAC宇宙
楽譜JASRACパブリッシング
録音補償金窓口JASRACデジタルメディア
着うた・着メロJASRACモバイルコミュニケーションズ
鼻歌JASRACパーソナルエンターテイメント
料金徴収JASRACノホウカラキマシタ
BGM:この曲 誰の曲 気になる曲 名前も知らない曲ですが 勝手に登録で 利権育てましょう (みんなの作品で銭を集め、みんな無知だから出し抜いて、利権独占に取り組んでいます。)
(画面下に小さい文字で)このナレーションの著作権はJASRACが所有してお(ry
>長崎から船に乗って神戸に着いた場合
どこで発生し、ハッテンして発表されたかによって判断すれば良いでしょうが、日本には漁業ソングみたいなものがあるので
JASRAC日本海JASRAC瀬戸内海JASRAC太平洋JASRAC大西洋
も用意しておいてほうがいいですね。
それにしても、こうやって細分化していくと最後には
JASRAC田中一郎
みたいにオレオレJASRACが誕生するのでしょうねw
値下げしても「放送事業収入の○%」である以上、同じ理由で独禁法に引っかかると思うこれだとJASRACの楽曲を利用してもしなくても○%は一定の支出となり、それプラス他の権利者に支払う料金がかかってくるから他の楽曲は使わない方がお得になる、だから他の権利者が入り込めない
しっかりどこが管理してる曲をどの程度使ったのか把握してそれに応じて課金するか「放送事業収入の○%」を各事業者で曲数とかを基準にして分け合うとかそんな感じにするしかないんじゃないかな?
>しっかりどこが管理してる曲をどの程度使ったのか把握してそれに応じて課金するか>「放送事業収入の○%」を各事業者で曲数とかを基準にして分け合うとかそんな感じにするしかないんじゃないかな?
そういう事なのですが、どこの曲をどれだけ使ったかというカウントは難しいし、それができるのはJASRACくらい。放送局にカウントを任せると、面倒なカウントをするくらいなら、JASRAC曲だけ使ってJASRACが100%でしたと報告する。単純に各事業者の管理曲数で割ると、おそらくJASRACだけ得をする。比較的新しい曲しかないほかの事業者と違い、JASRACには今はめったに放送されない古い曲も沢山あるから。
なので、カウントの方法や、分け合う割合の算出とか、それなりに考えてルールを作らないといけないと思う。不可能ではないが、そういった事を運営できる体力があるのはJASRACだけ。最終的には、全部JASRACの管理下に…
皮肉なことに、JASRACの完全独占だけが、独占禁止法に引っかからない道になるかも。
実際にどうしているかは疑問がありますけど、現状でJASRAC以外の管理事業者と契約していないのだとしたら、使っている曲はJASRACの管理曲と著作権フリーの曲だけのはずで、曲を使う場合にはJASRACの管理曲であるかのチェックは行われているはずです。
カウントってそれほど難しいですかね?まあ、今までやってなかったことをする必要があるので面倒でしょうけど。
それと、ちゃんとカウントした挙句に他の事業者が儲からなさそうなのは、管理している曲の数が違うのでどうしてもそうなりますよね。
>カウントってそれほど難しいですかね?まあ、今までやってなかったことをする必要があるので面倒でしょうけど
はじめに、今の状況じゃなくて以前の状況だと断っておきますが、誰がカウントするのかってのが問題だったんです。もっともカウントしやすい放送局にとっては、カウントによるメリットはほとんど無い。一番楽なのは、JASRAC一本に絞って、比較的簡単なJASRACの曲かどうかのチェックだけをする事。数を数えても、面倒が増えるだけで何も美味しい事が無い。出来る出来ないじゃなくて、やる意味が無いって状況だった。
状況は変わってきて、カウントできるような環境が整いつつありますけど。
現状、そのための曲数の調査とか、取りまとめができるのはJASRACだけだと思う。B-CASのように業界で団体を作るのは良い案かもしれないですが、実質中身はJASRACの下部組織になってしまいそう。
事務手数料引いたら、他の団体にはほとんどお金が流れないとか。
結局、JASRAC以外の団体の管理楽曲が増えないことには根本的な解決にならない。今回の排除命令で、そのハードルは一つ消えたとは思います。でも、先は長そう。
もし値下げが実現しても、放送局がその浮いたお金で他の著作権管理団体と契約するかどうかは別問題ですよね?相変わらず他の権利者管理の楽曲は使用しない、契約もしない、という選択肢もあり得ますし、この不況下では非現実的でもないと思いますが。
> 包括契約を無くしたいとは思って無いはずです。ここは同意。
> 公正取引委員会憎まれっ子JASRACを攻撃することで活動アピールをしたい。
> JASRAC以外の管理団体既に放送局と契約していた連中はむしろ戦々恐々。これからの参入組は困ったなと思いつつ動向を見てる。ネット関連専業の連中は飛び火しないようにお祈りしてる。
つまり、今回の件で喜んでる管理団体は実は誰もいない。
> JASRAC> 放送局改善の方向を模索してシステム導入なども行ってきている状況での排除措置に困惑。
> 解決にはJASRAC側の値下げが必須となりますがいや、JASRACが値下げしたらそれよりもコンテンツ
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds
包括契約を無くしたいわけじゃない (スコア:1)
なんだか、包括契約の是非についての話がいくつか上がってますが、たぶん、そこは今回の争点にはならないと思います。
公正取引委員会も、JASRACも、JASRAC以外の管理団体も、放送局も、包括契約を無くしたいとは思って無いはずです。
ですので、包括契約を無くすという方向には、どうやっても行かないと思います。
JASRAC以外の管理団体も包括契約して欲しいのに、JASRACが邪魔で契約してもらえない事が問題なのです。
そして、放送局がJASRAC以外と契約しないのは、JASRACの思惑ではなく、放送局側の金銭的な問題です。
実際問題として、解決にはJASRAC側の値下げが必須となりますが、どれだけ値下げすれば適正なのかの指針がまったくありません。
そこを理解すると、何を揉めてるのか、理解しやすいかと思います。
Re:包括契約を無くしたいわけじゃない (スコア:1)
JASRACが値下げしたところで、放送局などが他の管理団体と契約を結ぶとは思えません。
かといって、JASRACと契約を結ぶには、他団体とも契約しなければならないとするのも問題があるでしょう。
値段が高いか安いかではなく、問題は「事実上の独占状態+包括契約」といった状況にあります。
解決法はJASRACをすごく細かく分割するか、包括契約をやめるor曲数が増えるとやりづらくなる制限を課すかしかない気がするのですが。。。
1を聞いて0を知れ!
Re:包括契約を無くしたいわけじゃない (スコア:2, すばらしい洞察)
この排除命令が撤回されなかった場合、JASRACが親になって、他の管理団体の分も契約するという解決方法を取るのではないかと思います。
そして、各団体への分配も、ジャスラックが放送からカウントして決めることになりそう。
結果、JASRACはより支配的になってしまう。
Re:包括契約を無くしたいわけじゃない (スコア:1, おもしろおかしい)
JASRAC西日本
こうですね、分かります。
20xx年、この番組はJASRACグループ各社の提供でお送りいたします (スコア:0)
国内楽曲
JASRAC東日本
JASRAC西日本
海外楽曲
JASRACアメリカ
JASRACヨーロッパ
JASRACアジア
JASRAC特定アジア
地球外楽曲
JASRAC宇宙
楽譜
JASRACパブリッシング
録音補償金窓口
JASRACデジタルメディア
着うた・着メロ
JASRACモバイルコミュニケーションズ
鼻歌
JASRACパーソナルエンターテイメント
料金徴収
JASRACノホウカラキマシタ
BGM:この曲 誰の曲 気になる曲 名前も知らない曲ですが 勝手に登録で 利権育てましょう
(みんなの作品で銭を集め、みんな無知だから出し抜いて、利権独占に取り組んでいます。)
(画面下に小さい文字で)
このナレーションの著作権はJASRACが所有してお(ry
Re: (スコア:0)
JASRACコミュニケーションズも作らねば。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
JASRAC東日本
JASRAC東海
JASRAC西日本
JASRAC四国
JASRAC九州
ご当地ソングは各地域の管理団体に登録……と思ったけど、 長崎から船に乗って神戸に着いた場合はどこに登録すべきなんだろう。
Re: (スコア:0)
>長崎から船に乗って神戸に着いた場合
どこで発生し、ハッテンして発表されたかによって判断すれば良いでしょうが、
日本には漁業ソングみたいなものがあるので
JASRAC日本海
JASRAC瀬戸内海
JASRAC太平洋
JASRAC大西洋
も用意しておいてほうがいいですね。
それにしても、こうやって細分化していくと最後には
JASRAC田中一郎
みたいにオレオレJASRACが誕生するのでしょうねw
Re:包括契約を無くしたいわけじゃない (スコア:1)
値下げしても「放送事業収入の○%」である以上、同じ理由で独禁法に引っかかると思う
これだとJASRACの楽曲を利用してもしなくても○%は一定の支出となり、
それプラス他の権利者に支払う料金がかかってくるから他の楽曲は使わない方がお得になる、だから他の権利者が入り込めない
しっかりどこが管理してる曲をどの程度使ったのか把握してそれに応じて課金するか
「放送事業収入の○%」を各事業者で曲数とかを基準にして分け合うとかそんな感じにするしかないんじゃないかな?
Re:包括契約を無くしたいわけじゃない (スコア:1)
>しっかりどこが管理してる曲をどの程度使ったのか把握してそれに応じて課金するか
>「放送事業収入の○%」を各事業者で曲数とかを基準にして分け合うとかそんな感じにするしかないんじゃないかな?
そういう事なのですが、どこの曲をどれだけ使ったかというカウントは難しいし、それができるのはJASRACくらい。
放送局にカウントを任せると、面倒なカウントをするくらいなら、JASRAC曲だけ使ってJASRACが100%でしたと報告する。
単純に各事業者の管理曲数で割ると、おそらくJASRACだけ得をする。
比較的新しい曲しかないほかの事業者と違い、JASRACには今はめったに放送されない古い曲も沢山あるから。
なので、カウントの方法や、分け合う割合の算出とか、それなりに考えてルールを作らないといけないと思う。
不可能ではないが、そういった事を運営できる体力があるのはJASRACだけ。
最終的には、全部JASRACの管理下に…
皮肉なことに、JASRACの完全独占だけが、独占禁止法に引っかからない道になるかも。
Re:包括契約を無くしたいわけじゃない (スコア:1)
実際にどうしているかは疑問がありますけど、現状でJASRAC以外の管理事業者と契約していないのだとしたら、使っている曲はJASRACの管理曲と著作権フリーの曲だけのはずで、曲を使う場合にはJASRACの管理曲であるかのチェックは行われているはずです。
カウントってそれほど難しいですかね?まあ、今までやってなかったことをする必要があるので面倒でしょうけど。
それと、ちゃんとカウントした挙句に他の事業者が儲からなさそうなのは、管理している曲の数が違うのでどうしてもそうなりますよね。
Re:包括契約を無くしたいわけじゃない (スコア:1)
>カウントってそれほど難しいですかね?まあ、今までやってなかったことをする必要があるので面倒でしょうけど
はじめに、今の状況じゃなくて以前の状況だと断っておきますが、誰がカウントするのかってのが問題だったんです。
もっともカウントしやすい放送局にとっては、カウントによるメリットはほとんど無い。
一番楽なのは、JASRAC一本に絞って、比較的簡単なJASRACの曲かどうかのチェックだけをする事。
数を数えても、面倒が増えるだけで何も美味しい事が無い。
出来る出来ないじゃなくて、やる意味が無いって状況だった。
状況は変わってきて、カウントできるような環境が整いつつありますけど。
業界団体と包括契約すればいいわけであって (スコア:1)
放送局の実務からすれば、放送局はかけた曲をすべて特定するのは難しくてもかけた曲数をカウントとすることは可能ですし、抽出でかけた曲の傾向を調べることができているので、別に包括契約をしなくてもいいのです。ただ、包括契約にしないとJASRAC側で支払われている額が正しいかどうか検証のしようがないだけです。
(それだって抜き打ちでやるならそんなに手間になるわけではない)
また、JASRACは使用曲の調査を抽出から全数調査に切り替えようとしていますので、放送局で仕組み上かけた曲を特定できないところはそう多くはないと思います。(ただ事務コストがかなり大きいので、全数調査なんてやりたくないっていうのが本音ですけど)
問題なのは、JASRACがいくつかある著作権管理業者のうちのひとつであるにもかかわらず包括契約を結んでいることであって、これが放送著作権業協とかを作って、そこと民放連が包括契約を結んでいればぜんぜん問題ないわけです。かけた曲の傾向は把握できるので、あとは著作権の委託を受けている会社が山分けすればいいだけですから。
Re:業界団体と包括契約すればいいわけであって (スコア:1)
現状、そのための曲数の調査とか、取りまとめができるのはJASRACだけだと思う。
B-CASのように業界で団体を作るのは良い案かもしれないですが、実質中身はJASRACの下部組織になってしまいそう。
事務手数料引いたら、他の団体にはほとんどお金が流れないとか。
結局、JASRAC以外の団体の管理楽曲が増えないことには根本的な解決にならない。
今回の排除命令で、そのハードルは一つ消えたとは思います。
でも、先は長そう。
Re: (スコア:0)
もし値下げが実現しても、
放送局がその浮いたお金で他の著作権管理団体と契約するかどうかは別問題ですよね?
相変わらず他の権利者管理の楽曲は使用しない、契約もしない、という選択肢もあり得ますし、
この不況下では非現実的でもないと思いますが。
Re: (スコア:0)
> 包括契約を無くしたいとは思って無いはずです。
ここは同意。
> 公正取引委員会
憎まれっ子JASRACを攻撃することで活動アピールをしたい。
> JASRAC以外の管理団体
既に放送局と契約していた連中はむしろ戦々恐々。
これからの参入組は困ったなと思いつつ動向を見てる。
ネット関連専業の連中は飛び火しないようにお祈りしてる。
つまり、今回の件で喜んでる管理団体は実は誰もいない。
> JASRAC
> 放送局
改善の方向を模索してシステム導入なども行ってきている状況での
排除措置に困惑。
> 解決にはJASRAC側の値下げが必須となりますが
いや、JASRACが値下げしたらそれよりもコンテンツ