Another Cowardの日記: 赤塚不二夫没
赤塚不二夫。8月2日、肺炎のため死去。享年72。漫画家。
小学生の頃、漫画家なるものの存在を初めて意識したのが赤塚先生の漫画だった。本屋で赤塚先生の『まんが入門』や『まんがプロ入門』を見つけ、それらを読んで漫画家を目指したが、自分に絵の才能がないことに気づき、早々に断念した。遠い過去の悔しくも懐かしい思い出が甦った……。
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赤塚不二夫。8月2日、肺炎のため死去。享年72。漫画家。
小学生の頃、漫画家なるものの存在を初めて意識したのが赤塚先生の漫画だった。本屋で赤塚先生の『まんが入門』や『まんがプロ入門』を見つけ、それらを読んで漫画家を目指したが、自分に絵の才能がないことに気づき、早々に断念した。遠い過去の悔しくも懐かしい思い出が甦った……。
読売の記事 より引用。
芥川賞を中国人が受賞するのは同賞史上で初めて。また、在日韓国・朝鮮人の受賞例はあるが、日本語以外の言語を母語とする作家の受賞も史上初めてとなる。
新聞記事で「母語」を使っているのを初めて見た。それも何らの注釈もなく。もっとも、新聞はあまり読まないので、もっと以前から使われていたのかもしれないが。
25年以上も前に言語学の授業で教わったが、世間ではいまだに「母国語」と言っている人が多いように思われるため、「母語」の語を使うことに躊躇を感じていたのだが……。
大野晋。7月14日、心不全のため死去。享年88。国語学者、学習院大学名誉教授。
いろいろ感ずるところはあるが、それはまたそのうちに。
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神戸みゆき。6月18日、心不全のため死去。享年24。女優。
訃報の衝撃度としては、こちらのほうが大きかった。
加賀美早紀という女優がいる。最近では『ULTRASEVEN X』でヒロインを演じていた。
この「加賀美早紀」という名前、初めて見る人でも「かがみ・さき」と読めるだろう。まあ中には「かが・みさき」と読んでしまう人もいるかもしれない。ところが、goo 映画の「俳優・監督」のリストには次のようにある。
不思議な間違え方をするもんだ。まず「美早紀」を「みさき」と読んでしまい、残った「加賀」が思い込みから「加藤」にしか見えなくなってしまった――といったところか。それにしても失礼な話ではある。
読売オンラインの記事。美しい光景を写し取った写真だ。
しかし、「田原の海霧」の読み方が分からない。田原は、タハラ、タバラ、タワラなどと読める。九州ならばタバルもあろうが、和歌山県串本町田原の話だ。海霧はカイムともウミギリとも読める。北海道ならばジリの読み方もある。
ウィキペディアの紀伊田原駅の項によれば、駅名表示は「たはら」だが、地名としては「たわら」らしい。国道42号には Tawara の表示があるという。
12/5 付け夕刊の一面に同じ写真が載ったが、その記事では海霧に「うみぎり」のルビがあった (それならオンラインの記事にも読み方を入れろよ)。
どうやら「たわらのうみぎり」であるらしい。
12 月 2 日に亡くなったそうだ。83 歳。仏文学者・評論家・京大名誉教授。
初めて触れたのは国語の教科書においてであったように思う。『しぐさの日本文化』『遊びと日本人』は読んだ記憶がある。『クラウン仏和辞典』には学生時代お世話になった。
M2。日記も。
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