秋葉原のはんだずけカフェに続き、つくば学園都市にFPGA-CAFEが、5月29日にオープンする。Webページによると

FPGA-CAFEは、つくば研究学園都市にある、エレクトロニクス分野を中心とした、サイエンティスト、エンジニア、アーティストのためのコミュニティスペースです。日曜日だけの営業で、電子部品の販売、はんだ付けスペースの提供の他、同人ハードウェアの委託販売、各種セミナーの開催なども予定しています。勿論、珈琲と紅茶も販売致します（食事はできません）。

とのこと。情報が少なくどうFPGAなのかいまいちわからないが、掲載されている写真には顕微鏡や温度制御可能な半田ごて等が写っており、blogによるとチップマウンタが設置されているようなので、表面実装部品の実装もできそうだ。

共同通信社によると、第二次大戦中に東京都文京区にあった理化学研究所（理研）の「大サイクロトロン」の運転日誌が、仁科記念財団のロッカー内から発見されたとのこと。この日誌は1942年7月〜1943年1月と1943年2月〜1944年4月の記録で、A5判のノートに建造や実験の苦闘ぶりが、図面や数値入りで日曜日を除く連日、日記風に詳しく書き込まれており、戦後この日誌は原爆研究の責任追及を恐れて、焼却されたと考えられていた。

　またWikipediaによると、理研では1941年に陸軍から原子爆弾の開発を依頼され（二号研究）、理研の仁科研究室は熱拡散法によりウラン濃縮を試みたにもかかわらず、戦後GHQはこのサイクロトロンを核研究施設と誤解し、海中に投棄したとのことだ。

　実際マンハッタン計画では加速器を使ってウラン235を取り出すことが検討されており、GHQが誤解したのも無理はないのかもしれない。だが個人的には、加速器なんてほとんど真空パイプと電磁石でできているのだから、どうせ破壊するのなら海に捨てずに溶鉱炉に放り込んだほうが復興に役立ったのではないか思う。

WIDE Project プレスリリース、KAME Project Newsletterによると、IPv6のReference実装を開発していたKAME Projectの完成が宣言された。

KAMEの成果は、現在4つの主要BSD(BSDi/FreeBSD/NetBSD/OpenBSD)にマージされ安定に動作しており、IETFでのIPv6基本仕様の標準化も完了している。このことからIPv6 Core Protocol Stack/FunctionのReference実装の開発、配布するという目的を達成し、仕様も成熟し安定であると判断された。
またKAMEで開発中だったMobile IPv6やSCTP(Stream Control Transmission Protocol)などは、WIDEのWorking Groupとして継続される。

OpenBSD3.8がリリースされた。 RAID管理ツールbioctlが新たに加わり、歌も"Hackers of the Lost RAID"と、RAID周りが強化されたようだ。

主要アプリのバージョンは、

• X.Org 6.8.2 (+ patches, and i386 contains XFree86 3.3.6 servers (+ patches) for legacy chipsets not supported by X.Org)
• Gcc 2.95.3 (+ patches) and 3.3.5 (+ patches)
• Perl 5.8.6 (+ patches)
• Apache 1.3.29, mod_ssl 2.8.16, DSO support (+ patches)
• OpenSSL 0.9.7g (+ patches)
• OpenSSH 4.2
• Sendmail 8.13.4, with libmilter
• Bind 9.3.1 (+ patches)
• Ncurses 5.2
• Latest KAME IPv6
• Binutils 2.15 (+ patches)
• Gdb 6.3

詳しくは3.7からの変更点をどうぞ。

Nikkei.netによると、任天堂は、ファミコンとスーパーファミコンの製造を9月をめどに終了するとのこと。
ファミコンは1983年発売以来、20年で累計6188万台を出荷、カルタを製造していた同社が巨大なゲーム企業に飛躍する原動力にもなった。 2002年度の生産実績は、ファミコンが6万台、スーパーファミコンは1万台だった。

今後は2機種とも部品交換や修理などメンテナンスにも応じない方針という。
またディスクシステムの書き換えサービスは、9月30日到着分をもって終了する。

フルタ製菓製品情報によると、スタートレックシリーズに出てくるの宇宙艦隊の記章など(全20種)のピンバッチが付いた麦チョコ(7g)が1月27日に発売される。(西日本地区は2月24日発売)。解説書と特製スタンドも付く。価格は200円。

日経新聞によると、光ディスク読み取り装置開発者米沢成二氏が日立製作所に特許の「相当対価」約9億7000万円の支払いを求めた訴訟の判決で東京地裁は、日立に対し約3489万円の支払を命じたとのこと。

裁判所が認めた相当対価では過去最高額だが、「特許権の効力はその国の領域内にしか及ばない」とする「属地主義」の判例を援用し海外でのライセンス契約分の対価請求を認めなかった。

Debian GNU/Linux 2.2(potato)のリビジョン6がリリースされた。
詳しくはリリース情報を参照してほしい。セキュリティアップデートが主のようだがいくつか致命的なバグを直したともある。
とにかくpotatoユーザはapt-get dist-upgradeだ！

今年のLinux Worldの基調講演は、長野県知事の田中康夫らしい。
長野県の活性化の為の具体的な施策、現状のITの活用例、 今後のビジョンについての話が聞けるらしいが、 はたしてLinuxと一体何の関係があるのか。

もしかしてネタ切れ？ >LinuxWorld