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宇宙

2006年11月9日に水星の太陽面通過

タレコミ by DoubleFire
DoubleFire 曰く、
国立天文台の記事によると、2006年11月9日の早朝に水星の太陽面通過が観察できるとのことです。
前回は2003年5月7日に起こったため約3年半ぶりの現象です。
AstroArtsの特集ページに各地での見え方が掲載されていますが、太陽面通過が始まった状態で昇ってくる太陽を観察することとなるため、東から南にかけての空が十分に開けていることが必要です。場所は初日の出の観望スポットを参考に探すと良いそうです。
なお、次にこの現象が起こるのは2016年と2019年ですが残念ながらこれは日本から見られず、日本で再びこの現象を観察するには2032年まで待たなければなりません。
水星の見かけ上の大きさが小さく観察には太陽観察が可能な(重要)望遠鏡等を使用する必要があるため、日食などと比べると観察は難しいかも知れませんが、ネット中継や観望会も行われる予定なので、ぜひこの機会にご覧になってみてはいかがでしょうか。
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サイエンス

アインシュタインの命日に光のリレーが地球1周

タレコミ by DoubleFire
DoubleFire 曰く、

毎日新聞の記事によると、今月18日に物理学者アインシュタインの50回目の命日を迎えることを記念し、世界の物理学者が、光の信号を世界各国でリレーして地球を1周させる計画を立てているとのことです。

その方法は、アインシュタインが晩年を過ごした米ニュージャージー州プリンストンから現地時間の18日(日本時間の19日早朝)に光ファイバーなどを使って信号を発信、届いた信号を物理関連の大学や研究機関がリレーして次の国に引き継ぎ、西回りに世界を1周させるというものです。日本には19日午後8時に届くそうです。

この光のリレーはオーストリアの物理学者マックス・リピッシュ博士らが計画、世界約50カ国が参加する見込みで、世界物理年日本委員会(有馬朗人会長)もリレーに加わる予定です。

また、世界物理年日本委員会は、一般の日本人にも「信号到着後の午後8時以降、指定された時刻に2分間、電灯を消す」という方法で参加を呼びかけています。 日本列島の中で東寄りに住んでいる人には早い時刻、西寄りの人には遅い時刻に電灯を消してもらい、暗くなった陰の部分を東から西へとリレーするという試みです。
参加希望者はインターネットで申し込むと具体的な消灯時刻を指定されます。

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宇宙

火星の石、サハラ砂漠に

タレコミ by DoubleFire
DoubleFire 曰く、

1月28日のYahoo!ニュース(時事通信の記事共同通信の記事)で、2001年に北アフリカ・モロッコのサハラ砂漠で見つかった隕石が、火星由来であるらしいことが分かったと報じられています。
東京大大学院理学系研究科の三河内岳(みこうち たかし)助手が、日米英仏の共同研究チームによる分析成果を、3月に米国で開かれる月惑星科学会議に報告すると発表したそうです。
隕石は5個のうち最大のもので一辺が約8センチメートル、重さは5個で611グラム。国際隕石学会の命名委員会により「NWA2737」と命名されたこの隕石はカンラン石が主成分で、含有する酸素の同位体比から火星起源と判明したとのことです。
これらの隕石は、火星表面から約100メートルの深さで約13億年前に冷えて固まった岩石が火星に別の隕石が衝突した際にはじき飛ばされて地球に到達したらものとみられており、火星の内部構造や太陽系の天体の進化を解明する手掛かりになるとのことです。

隕石は世界で2万5000個以上見つかっているものの、火星からの隕石は約30個しかないそうです。
また、三河内助手の紹介ページによると、

まだ人類は火星からのサンプルリターンを実現していないが、火星起源隕石は多くの証拠によって火星からやって来たことがほぼ証明されており、現在我々が手にすることのできる唯一の火星試料となっている。
とあり、その貴重さが伺えます。

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宇宙

探査機ホイヘンス着陸・タイタン地表の画像初公開

タレコミ by DoubleFire
DoubleFire 曰く、

既に多くの報道がされていますが(共同通信読売新聞1読売新聞2毎日新聞1毎日新聞2 朝日新聞1朝日新聞2CNN他)、欧州宇宙機関(ESA)の小型探査機ホイヘンスが米東部時間14日午前7時45分(日本時間14日午後9時45分)頃、土星最大の衛星タイタンの大気圏に突入し、約2時間半後にタイタンの地表に人工物体として初めて着地しました。

ホイヘンスが地表の様子を撮影した写真画像が早速公開されており、液体が流れてできたとみられる水路や海岸線のような地形や、何かが凍ったように見える塊が写っています。
米航空宇宙局(NASA)とESAは科学データの分析とともに写真の解析にあたっているとのことです。

ホイヘンスは、約7年にわたり飛行を続けた土星探査機カッシーニ(1997年10月打ち上げ)から昨年12月24日に切り離され、タイタンへの接近を続けていました。

タイタンの大気や地表の組成は生命が誕生する以前の太古の地球に類似していると言われており、液体メタンの海が存在する可能性も指摘されています。そこで、ホイヘンスが送信してくる画像や数値を詳しく分析すれば地球で生命が誕生した謎を解く手がかりが得られるとの期待が寄せられています。
また、毎日新聞の記事では倉本圭(きよし)・北海道大助教授(惑星科学)により、「一見すると火星の表面によく似ている。角が取れて丸っこい氷塊のような物体があることから、少なくとも過去に液体が流れていた可能性は高いが、今でも液体が流れているかどうかは確認できない。クレーターがないことから、地表面の変動が比較的最近まで続いていたといえる。」等の点が指摘されています。

ホイヘンスは、ガスクロマトグラフ質量分析装置など6つの観測機器を搭載しており、降下の途中で大気の成分や温度、気圧、風速などを観測。-179度の地表に着地した後も大地や空の様子を撮影し、親機のカッシーニ経由で1100枚もの画像を地球に送信してくるとのことです。残念ながら順調でも電源は着地後30分しかもたないそうですが、どのようなデータが送信され、またそれを元にどのような分析結果が出るのか非常に興味深いです。

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DoubleFireの日記: ボツタレ・メガスター関連色々 4

日記 by DoubleFire

昨年末にタレこんだけどボツになったトピック、でも気になるのでこの場をお借りして…。
メガスターII最新機、万博で手塚ワールドとコラボ
(ボツ原稿ここから)
”/.で今まで度々話題になってきたメガスター(記事1,2,3 4)ですが

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ニュース

NASA、赤ちゃん銀河の集団を発見

タレコミ by DoubleFire
DoubleFire 曰く、

毎日新聞(記事1,2)が、去る12月21日に米航空宇宙局(NASA)が、銀河系(天の川銀河)に近い宇宙で誕生から1億〜10億年と若くて大規模な銀河の集団を確認したことを発表したことを報じています(NASAの元記事) 。

新たな銀河は、2003年4月に打ち上げられたNASAの銀河進化探査機「GALEX」の紫外線による観測で確認されました。
紫外線観測では従来の銀河より約10倍明るく、内部で星の形成や超新星の爆発などの若い銀河特有の活動が続いていることをうかがわせているとのことです。
カリフォルニア工科大のクリス・マーティン博士ら研究チームによると、発見された銀河は全部で36個、地球から20億〜40億光年の距離にあり、これまでに観測された若い大規模銀河より90億光年ほど近いそうです。
従来の理論では、大半の銀河は約140億年前と推定されるビッグバンによる宇宙誕生の初期に形成され(銀河系の年齢は約100億年と推定される)、その後は大幅に減少したとされていましたが、今回の「赤ちゃん銀河」("baby" galaxies)の発見は、最近まで銀河の誕生が続いていることを裏付けるものとして注目されています。
研究チームは「このような大規模な若い銀河の誕生は既に終わったと見られていたが、赤ちゃん銀河は宇宙に存在していた。裏庭で生きた化石を見つけたようなものだ」(ティム・ヘックマン博士談)と述べて、銀河系によく似た銀河の祖先を従来よりさらに詳細に研究できることに期待を寄せているとのことです。

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宇宙

メガスターII最新機、万博で手塚ワールドとコラボ

タレコミ by DoubleFire
DoubleFire 曰く、

/.で今まで度々話題になってきたメガスター(記事1,2,3,4)ですが、メガスターの公式サイトによると、メガスターII4号機「Titan(タイタン)」(最新機)が2005年日本国際博覧会(愛知万博)のささしまサテライト事業「De La Fantasia(デ・ラ・ファンタジア)」(名古屋市中村区旧笹島貨物駅跡地)にて公開される(メガスターニュースの記事)とのことです。
期間は2005年3月18日(金)から9月25日(日)までです。

詳細はまだ明かされていませんが、今回の試みは手塚プロダクションとのコラボレーションで、地球環境破壊に警鐘を鳴らしつづけてきた故・手塚治虫氏の著書「ガラスの地球を救え」のメッセージをメガスターIIの星空とデジタル映像技術で表現しようというものだそうです。

なお、愛知万博では長久手日本館 地球の部屋でも天球型プラネタリウムが公開されるという報道がありましたが、こちらは地球の姿を内部から眺める世界初の360度全天球型映像システムだそうで、プラネタリウムとはまた違ったものになりそうです。

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宇宙

マックホルツ彗星増光中・いよいよ観望好期へ

タレコミ by DoubleFire
DoubleFire 曰く、

9月に国立天文台 アストロ・トピックス(46)で報じられたマックホルツ彗星(C/2004 Q2)が来年1月24日の近日点通過を控え、そろそろ観望好期を迎えます。

天文年鑑・2005年版によると、彗星の光度は12月には5等級、1月には3〜4等級、2月には4等級、3月には6等級ほどと予測されています。 彗星は天の北極を目指して移動するように見えるために北半球での観測条件が良く、1月下旬以後は周極星となります。
最も地球に接近するのは1月5日頃で、この頃には10°内外の尾も期待できるそうです。

また、月刊天文ガイド1月号(公式サイト)によると、この彗星は地球に近く太陽から遠い軌道を持っているため、太陽に近づく彗星のように急激な増光の見込みは低いものの夜中でも見えるために観測がしやすい利点もあります。
さらに公転する地球に寄り添うように同じ方向に進むことから長期間にわたって安定した観測が可能とのことです。

Astro Artsの投稿画像ギャラリーには彗星の写真と共に簡単な星図が載っています。
これから年末年始で休暇を取られる方もいらっしゃることと思います。都合のつく方はぜひ一度彗星を探してみてはいかがでしょうか。

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宇宙

10月14日に部分日食、日本では2年4か月ぶり

タレコミ by DoubleFire
DoubleFire 曰く、

既にAstroArtsの星空ガイド横浜こども科学館宇宙・天文ニュース等で報じられていますが、来る10月14日(木曜日)の午前中から昼頃にかけて、九州南部以南を除く全国で部分日食を見ることができます。 (日食図
食分が大きくなる北海道でも約四割とさほど大きくはありませんが、日本から見られる日食としては2002年6月11日の部分日食以来2年4か月ぶりの現象です。
平日の昼間ということもあり、仕事等でスケジュールが合わない方も多いとは思いますが、インターネット生中継もありますので、可能ならばぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。
なお、直接太陽を観察する場合の安全な観察方法が横浜こども科学館のページに紹介されています

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