ITmediaエンタープライズの記事より。Google社の所有する複数のドメイン向けの、不正な電子証明書が発行されていたことが12月3日に発見されたとのこと(Google Online Security Blog)。影響するドメインはgoogle.com、youtube.com、.google.co.jpなど広範囲に及ぶ。各ブラウザーベンダーは既に対応を表明しているので、更新情報には注意して欲しい。

2013/11/23 突然Twitterアカウントが消える事象(経過) — Togetterによると、2013年11月23日に複数のユーザーのアカウントが利用できなくなる問題が発生している模様。まとめによると特に利用規約違反などをしているわけではないと主張するアカウントが含まれ、また同時多発的に発生してるため障害が疑われる。続報が待たれるところだ。

余談ながらタレコミ人も「被害」にあったものの1人である。自分の場合タイムラインにはアクセスできないが、 URI指定によるリストのタイムラインは利用可能で、そこからユーザー名などは確認できるなどと妙な動作になっている。

MOBILEDATABANKの記事によると、このたび発売されたAndroid 4.4搭載のNexus 5では、Android 4.0用Adobe Flashプレイヤーが動作しなくなっているそうだ。

Adobe Flashプレイヤーは2011年11月にAndroid版の開発終了が告知され、2012年8月15日を以ってAndroid 4.0以前向けのGoogle Play経由での新規提供が終了している。それでもなお手動でのパッケージインストールがバッドノウハウとして知られていて、標準ブラウザーコンポーネントやFirefoxなどでFlashコンテンツを利用することが出来ていた。その後2013年9月10日リリースの11.1.115.81 （Android 4.0)/11.1.111.73 (Android 3.x以前) が最終アップデートであることが発表されていた (なおこの告知は日本語サイトには掲載されていない)。

MOBILEDATABANKの記事内容はあくまでAndroid 4.4とNexus 5との組み合わせでのものであり、他の端末でも同様であるかは現時点では不明だが、どうしてもFlashプレイヤーが必要な向きは今後の動向に注意が必要だろう。

Electronics Weeklyの記事でLTE-Advanced、現行LTEの次の世代の技術が紹介されているが、次の文言が話題になっている。

Realistically “LTE-A is 4.5G, very much a stepping stone between 4G LTE and fifth generation. It isn’t fifth generation, which is off in something like 2020″, Steve Edwards of Rohde and Schwarz told Electronics Weekly.

既報の通り第4世代 (4G) の前の技術として開発されたLTEを、後追いの形で4Gと呼ぶことをITUは認可していて、日本では一部事業者がLTE世代の技術を用いたサービスに "4G" という語を用いている (KDDI：au 4G LTE、Softbank 4G、Softbank 4G LTE、EMOBILE 4G)。これとは別に「第5世代」となるべき技術の開発も進んでいる (NTTドコモのプレスリリース)。

4Gと5Gの間で宙に浮く形になったLTE-Advanced。この世代の技術をどう呼ぶべきなのだろうか。

2013年10月3日より、電気通信番号規則の一部を改正する省令案に対する意見募集が行われる。これは携帯電話とPHS間でのMNP (番号ポータビリティ) 実現の為の改正を行う為のものである。以前2014年度内実現を目指すとされていたが、改正案によるとPHSのMNP対応は2014年10月1日を予定とされている。

来月、2013年11月より順次070番号への携帯電話の割り当てが開始される (関連ストーリー) など、携帯電話とPHSの垣根はだんだんと取り払われていくのだろう。あとはPHSでのSMS対応なのだが、こちらは実現するのだろうか。

日経新聞、朝日新聞が報じているが、9月10日に発表と目されている次世代iPhoneの販売に、NTTドコモも参入するとのこと。

噂が報道されては実現せず、ということが繰り返されてきたが、ケータイジャーナリストの石川温氏も確認するなど、何度目かの正直となりそうだ。

12日づけNHKニュースより。5月12日の東京電力の会見で、3月11日の東北地方太平洋沖地震 (東日本大震災) で被災した福島第一原発1号機の燃料棒の大半が溶け落ち (燃料溶融)、原子炉圧力容器に穴が開いていると見られることを明らかにした。

これは、冷却水の水位計を修復したことで、燃料棒が冷却水にまったく浸かっていない状況が判明。それにも関わらず原子炉の温度が100～120℃と比較的低く保たれていることから、すでに燃料棒の大半が溶け落ちていると推測された。また会見前日の11日までに1号機にはのべ1万トンに及ぶ水が注入されていながら、原子炉内の水位が上がっていないことから、圧力容器に穴が開いてしまっている状況が推測されるとしている。さらに格納容器内の推定水量も、原子炉 (圧力容器のことか) から漏れ出た量より少ないとみられることから、冷却水が原子炉建屋などに漏れているという見方が示された。

11日の時点では当初示された「工程表」の中で1号機のみが作業が進んでいたという報道があった (同NHKニュースより) が、圧力容器に穴があることで1号機を含め事態鎮静化はまだまだ先になりそうだ。

なお東京電力は「原子炉は冷えつつあり、今後、新たに高温の状況になるとは考えていない。原子炉の圧力も下がっており、危機的な状況ではないと考えている」としている。

YOMIURI ONLINEの記事より。2011年春の統一地方選挙にあわせて、滋賀県湖南市でこにゃん市長選挙が行われている。候補者猫は17匹と、史上まれに見る激戦となっている (とか言っても今回が第一回だが) —— とはいっても実際の首長選挙ではなく、『湖南市の観光振興と動物愛護思想の普及を図ることを目的』とした代表猫を選ぶもの。選ばれた猫はキャラクター化して観光アピールに一役買う予定。湖南市観光資源・フードアドバイザーの中島静佳さんのブログによると、元々は動物保護管理センターで保護している猫の引き取り手を募集したかったとのことだが、繁殖期の都合で今回のような市内在住猫の人気投票という形になったとのこと。6月中旬予定で、「第1回こにゃん市議会議員選挙」という形で保護猫のマッチング (引き取り手の募集) が行われる予定。

候補猫一覧は、プロフィール・マニャニフェストと共に市観光物産協会のウェブサイトに掲載されている。投票期間は2011年4月24日午前0時∼26日午前9時。投票は居住地域・年齢などによらず誰でも行える模様。開票結果発表は26日正午の予定。

なお『こにゃんは、某市のひ○にゃんとは、一切関係ありません。』とのことで読者諸兄諸嬢におかれては混同せぬよう願いたい。

東京電力管内での計画停電についてはまだ東京電力ウェブサイトには未掲載だが、ＮＨＫ生活情報部のツイートに次のような予定が発表されている。整形して転載する。

【計画停電】あす15日のグループごとの時間。市町村のグループ分けはきょうと同じ。

• 第３Ｇ（06:20～10:00）
• 第４Ｇ（09:20～13:00）
• 第５Ｇ（12:20～16:00）
• 第１Ｇ（15:20～19:00）
• 第２Ｇ（18:20～22:00）

また、電力需給の状況によっては、実施しない、あるいはあらかじめ知らせていた時間以外に停電する場合もあるとのこと。

なおグループ分けについては14日15時の時点で更新されている。朝の時点とは異なるので必ず確認して欲しい。

山陰中央新報 — Ｒｕｂｙ　ラーメンのロゴで応援より。島根県松江市の製麺業中隆は、プログラミング言語「Ruby」のロゴをあしらった「Ruby on 松江ラーメン・キュービックシリーズ」を5月12日に発売した。しじみしょうゆ味ベースの「松江ラーメン」2食入りのボックスパッケージで、1つ500円。売り上げの一部はRubyアソシエーションに寄附される。

ご存知のとおりRubyの開発者まつもとゆきひろ氏は松江市在住。産官学連携のRuby City MATSUE プロジェクトが継続した活動を行うなど、地元の産業振興に一役買っている。ITProの記事で中隆の社長は発売の理由について『Rubyというソフトで地元の産業振興を行っていると聞き、ITには詳しくないが支援したいと思った。そこでRubyラーメンを企画し、売り上げの一部を寄付することにした』と説明し、地元がRubyを応援するという逆の方向の動きとなったようだ。

現時点ではインターネット通販のYahoo!ショッピングおよびAmazon.co.jpから注文可能となっている。Ruby支援にも「ご当地ラーメン」のお試しにもなるこの一品、お一ついかが？