NoHopeの日記: みんな違ってみんないい 2
より優れているのは理系か文系か、という論争を稀によく見る。受験時の難易度や生涯賃金、地位などを比較してカンカンガクガクするのは聡明な皆さんに任せるとして、私は別の角度からこれを考えたい。
人は死ぬ。これを読んでいるあなたもそうであるし、私もそうである。死を考えるか考えないかに関わらず、これだけは現時点ではどうにもなっていない。私はこれといった宗教に属しておらず、人は死んだ先のことは認知できないと思っている。つまり主観的には物心ついたときから死ぬ直前までの間しか世界が存在できないと考えることができる。文系であれ理系であれ、自分の幸せのためであれ他人の幸せのためであれ、ありとあらゆるものの効力はせいぜい80年かそこらで主観的には無くなってしまうのだ。結局、自分が幸せであれば主観的にはそれでよく、理系も文系も言ってしまえば価値は同じなのである、というのが私の主張だ。