Wall Street Journalによると、2011年第3四半期のスマートフォン出荷台数でSamsungがAppleを抜き、世界一になったとのこと（WSJ.comの記事、 Mac Rumorsの記事）。

Samsungは出荷台数を公表していないが、9月30日までの第3四半期に2,000万台以上のスマートフォンを出荷したとみられる。一方、Appleは9月24日までの会計四半期に1,707万台のiPhoneを販売したと発表しており、Nokiaは1,680万台を出荷したと発表している。Appleの発表した数字が出荷台数ではなく販売台数なのが気になるが、Mac RumorsによるとAppleの販売台数は流通チャネルに渡された台数なので、出荷台数との差はあまりないとのことだ。

Nokiaのスマートフォン出荷台数は第2四半期よりも若干増加しており、インドなどでの低価格モデルの販売も好調なことから、予測されたほどにシェアは低下しなかったようだ。この発表により、Nokiaの株価は8.7%上昇したという（Reutersの記事）。

Appleは10月14日に発売したiPhone 4Sの売れ行きが好調で、Samsungも最新のAndroid 4.0を搭載したGalaxy Nexusを発表したばかり。Nokiaも最初のWindows Phone 7搭載端末を近く発表する予定だ。第4四半期は順位が再び変動するかもしれない。

ある Anonymous Coward 曰く、

NEC が「とことんサポート PC」なる製品群を発表した (PC Watch の記事) 。PC を使っていない人や初心者に向け、ソフトとハードを一括して提供する製品群だという。

発表された「LaVie とことんサポート PC」は、同社の「Lavie S」をベースにカスタマイズを加えたモデルのようだ。ハードウェアの相違点としては、アルファベットやローマ字入力の際に使われる母音が色分けされ機能が日本語で刻印されているキーボードだけのようだが、手書き入力や「おてがるメニュー」、動画で操作を説明する「動画ナビ」などの搭載などが特徴となる。また、無料で利用できる初期設定出張サービスや専用コールセンターサービスなども提供されるとのこと。

PC の普及に伴い初心者、高齢者の取り込みは今後重要となってくるが、この試みは成功するだろうか。

マイクロソフトは、XBOX360用コントローラーKinectの3Dセンサーで採用されているスケルトントラッキングの技術を使ってユーザーの年齢を推定し、コンテンツの年齢別レーティングに応じてアクセス制限を加えることを検討しているとのこと（本家/.、GeekWire記事）。

頭や肩の幅、胴体の大きさ、身長などのデータを元にユーザーの年齢を推定し、年齢不相応なテレビ番組や映画、ビデオゲームなどへのアクセスを制限するのだという。子供を持つ親なら有り難い機能となるだろう。子供が有害コンテンツを閲覧できなくなるだけでなく、大人向けコンテンツの閲覧中に子供が部屋に入ってきた場合、センサーがそれを検知し自動的に子供も見られるコンテンツに切り替わることになる。

2010年3月、マイクロソフトは同アプリケーションのパテントを出願している。先月29日に米国特許商標長がそれを公開したばかりであるが、マイクロソフトは現在もなお特許の承認待ちとのこと。