Motorolaら6社、共同で携帯電話向けLinuxプラットフォームを開発へ
Motorola、NEC、NTT DoCoMo、パナソニックモバイルコミュニケーションズ、Samsung Electronics Co. Ltd.、Vodafoneは6月15日にLinuxをベースとした携帯電話向けのソフトウェアプラットフォームの構築に向けて推進することに合意したことを発表した(http://www.motorola.com/mediacenter/news/detail.jsp?globalObjectId=6876_6830_23">プレスリリース)(DoCoMoのプレスリリース)。携帯電話のプラットフォームを規格化することで、ソフトウェア開発コストを削減し、そして携帯電話のサービス・機能の柔軟性を向上させることが目的らしい。 まずはこの6社でプラットフォーム構築活動のために団体を設立する予定。その中でAPIやアーキテクチャを規格化し、サンプルコードやテスト用のツールも提供するそうだ。
日本ではつい最近まで競合関係にあったNTT DoCoMoとVodafoneが一緒になっているというのがおもしろい。Vodafoneはソフトバンクと提携すると発表もしているのだが。
このプラットフォームが端末メーカーやサードパーティだけではなく、エンドユーザーにとってもオープンで魅力あるプラットフォームになって欲しいところ。