bubonのコメント: Re:発電効率以前の問題 (スコア 1) 150
大きくなって「こま」が要らなくなったら「こま無し」。
「こまあり」がなまったか聞き違えるかして、「こまわり」になっただけでしょう。
カバンや机のキャスターとかも「こま」って言いませんか?
「こま有り」、「こま無し」が、関東で通じないのは割と最近まで知らず、
かなり驚きました。
こちらは、bubonさんのユーザページですよ。 アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
暫くスラドを見てなかったので、コメントを書く時期を逃してしまいました。
qem_moriokaさんの言葉が不十分で総叩きに合っていますが、基本的にはqem_moriokaさんのおっしゃっている事は納得できます。
Zeroではない方のAlphaGo (AlphaGo Lee) のポリシーネットワークは、与えられた局面から次に指す手を予測するように、
人間の棋譜から教師あり学習をさせて作られています。
このネットワークの入力になる「与えられた局面」というのは、碁盤の黒石、白石の配置やルール上打てない点、次に敵に打たれると石が取られる点、等を
別々に分解して作られる48枚の19x19の画像です。
また、教師として与える情報は、その局面から人間がどの点に打ったかという情報です。
そして、ネットワークの出力は、19x19の各点に対して割り振られた、その点に打つべき確率になっています。
入力として与える48枚の画像は、碁のルールを踏まえて前処理で生成されていますが、ニューラルネットはこれをただの画像と考えているので、
そういう意味では、ネットワークは碁のルールを実装していません。また、出力として出て来る確率も、
ルール上打ってはいけない場所の確率がほとんど0と言うだけです。学習の初期段階では、打ってはいけない所の確率も他に比べて低くはないはずです。
これに対し、AlphaGo Zeroの方は、全く人間の棋譜なしで、自分自身で対戦しながら自分を鍛えたので、碁のルールを実装している、という言葉を使っているのだと思います。
そうは言っても、ニューラルネットそのものは、ただの画像を処理して出力する、という意味では AlphaGo Leeと同じくルールを知りません。
ただし、AlphaGo Zeroのネットワークの入力画像は、AlphaGo Leeよりもずっと単純で、黒石と白石の8手前までの配置と自分の手番が黒か白か、
という17枚の19x19の画像だけで、ルール上打てない場所などが入っていません。
また、モンテカルロ木探索に関しては、AlphaGo Lee, Zeroどちらも行っていて、これは碁のルールに基いて行われます。
神奈川県立図書館、県立川崎図書館どちらも、所蔵雑誌に関しては現在は館内での閲覧のみで借りることは出来ません。
これらは、公立図書館を通して借りることが出来るようになるのでしょうか。借りられないままだと、それこそ死蔵になってしまいます(80年代頃のSFマガジンのバックナンバーとか)。
> #そういえば、書き込んだら原則消せない/消しても紙が傷む、手垢が付く、
> #たまにシワができる、日に焼けていろが変わる、みたいな紙の書籍の
> #悪い点を忠実に再現した電子書籍は誰も作ってないよね、たぶん。
私には、上の中で、消せないこと以外は、全部利点に感じられます。これらが無いのが電子書籍を買う気になれない大きな要因です。
特に、教科書や技術書などでは、本を閉じて側面をみるだけで、何度も読み返したページ程、色が変わっていて、何年か経ってからそこを眺めて開いて見ると、「あー、ここかー」とか感じたいっていうのは凄く重要なのです。
これと、本の分厚さとか、自分がその中のどこらへんまで読んでるか、などを再現してくれたら、かなり買ってもいいな、という感じです。
たまたまかも知れませんが、私の周囲に同じように考えてる人が何人かいたので、比較的一般的な感覚なのかと思ってました。
セミナーで太陽黒点と太陽ニュートリノの関係を研究されてたT先生から聞いた話ですが、
太陽黒点の観測データは、望遠鏡が発明されたときから現在に至るまで、
ほとんど毎日揃っており、現在の各種の研究に非常に役立っているそうです。
どの日でも、世界の誰かが観測したものが大抵一つは残っているそうで。
以下、余談。
これを聞いた、超ひも理論の大家であるK先生が、
「当初は、いったい何の目的で観測してたのですか」
と言う感じの質問をされました。
T先生は、
「これは、K先生のお言葉とも思えません。何に応用されるかなど全く関係なくても、
興味を持って調べることこそが、科学の真髄ではないですか」
と答えられていました。
犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward