bulraの日記: Windows Phoneにはガッカリだ 3
なんかWindows Phoneに関する日記ばっかりだけど言わずにはいられない。
BlueToothについてだ。
Windows PhoneではBlueToothをONにすると常に検索・検知可能状態なのだ。(iPhoneも同じらしいが)
これはライトユーザがBlueToothの設定に戸惑うことが無い様にした気配りだろう。
セキュリティ面で危ないと思うかもしれないが、予め対応プロファイルを減らしておくことでギリギリセーフという設計らしい。(個人的にはまだまだアウトの範疇だと思うけど・・・)
だが、それでもデメリットはまだある。
消費電力だ。
例えばAndroidではBlueToothのON/OFF以外に「検出可能」(120秒間のみ)や「デバイス検索」という別途操作によってBlueTooth機器同士を接続する。これは標準的な手順だ。
BlueToothというものは元来、消費電力の少ないものだ。
通勤時間の2時間をAndroidで音楽を聞くとしよう。普通のイヤホン(有線)とBlueToothで比べてみた。
有線では残りバッテリーが95%~93%程度だったのに対して、
BlueToothは残りバッテリー92%~87%程度だ。
音楽を聴いている2時間の間、画面を開いて操作することは殆どしていない。
だがWindows Phoneのように常に検出・検索可能な状態でしか運用できない場合、その消費電力は格段に増えてしまう。
Windows Phoneでも同様に2時間有線とBlueToothで残りバッテリー量を比べた。
有線では残りバッテリー98%~97%だった。
ではBlueToothは・・・残りバッテリー75%~70%だった。
これではバッテリー持ちの良いWindows Phoneが台無しだ。(iPhoneも?)
もちろん各端末のバッテリー量が違うし、各OSのバッテリー消費量も違うだろう。
だがそれを考慮してもあまりあるこの消費量の差。見過ごせるものではない。
(ちなみに今回検証に使った端末:AndroidのHTC Desireは1400mAh、WP7のNokia Lumia 800 は1450mAh)
ライトユーザに気配りするのはわかるが、詳細設定などわかりにくい場所にでも、検出ON/OFF、検索ON/OFFを実装すべきだ。
この程度であれば、それほどコーディング量が多いとも思えない。さっさと実装してほしい。
てかさっさとじっそーしないならおれがかくからそーすみせろこのやろー。