fireboatの日記: Re:磨き上げられた新知識にだけ独占権を与えれば良いのでは? 4
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ひどいコメントだ。
後で「greentea」のIDで検索し、さらにここまでコメントツリーを追った奇特な人(失礼)への参考までに、気が向いたら日記にでも私の見方をまとめます。
- 「奇特」がかかっているのはID云々の部分ではなく「さらに~」の部分。というか前半部分は余計なもの。
- ×「まとめます」○「だらだら書きます」
以下未推敲、乱文。iタグの一言はコメントから適当に抜粋したもので深い意味はない。
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議論の各過程でどう思考していたかを振り返ってみる。
fireboat #1669511 「誰でも思いつくような」
タレコミ読んで、「磨き上げられた新知識にだけ独占権を与えれば良いのでは?」と疑問に思い投稿。本文の「誰でも思いつくような~」は、あんな特許やこんな特許を漠然と思い浮かべながらほとんど何も考えずに記述。
greentea #1669570 「誰かが既に思いついて公開していたアイディアは」
fireboat #1670220 「どの部分から読み取りましたか?」
- 「誰かが既に思いついて公開していたアイディアに限定したら、白黒つくのは当たり前だろ」と思いつつ、実は何らかの鋭い指摘かもしれず、一応疑問形で問い返す。
- 「コロンブスの卵」の喩えは複数の意味に解釈できるので、選択肢を並べてどれのことかを問う(結局どれだったんだろ...)。また議論加速のため、あらかじめそれぞれ簡単に回答を書いた。
greentea #1671047 「あまり客観的な表現ではないので」
fireboat #1672030 「話が噛み合いません」
greentea氏は「主観を排除するために、公開済みという客観的条件を設定して議論をしたい人」であると認識。ここで一旦日本の特許審査基準や判例を調べ、その他アメリカの例も含めググッて読み、それら情報に基づき「誰でも思いつくような~」を具体化。
- 特許として認められるかどうかの判断基準には、現行制度において客観的な部分と、審査官等による主観的な部分があり、どちらの部分にも問題がある(と感じた。以下同様)。問題の比重としては後者。
- 公開有無は客観的な基準のさらに一部である。
- 公開有無で単純に白黒つくかというと、実は意外と奥深い。
- 客観的な部分も主観的な部分も併せて話したい私と、客観的に判断可能な条件に限定して話したいgreentea氏の間では、話が噛み合わず、議論不可能。
- 「誰でも思いつくし実現も簡単だが単に誰もやっていなかっただけ」のアイデアは現行制度でも認めらず、そういうアイデアにも「特許を与えるべき」となると、そもそもgreentea氏は特許の基準について独自の見解を持っている。
以上をこまごまと返答として書きかけたが、経験上議論が発散だけなので、簡潔に書き直してコメントした。ここでgreentea氏の立ち位置が分かっていれば相応の説明をしていただろうが、この時点では分かってない。
「現実から乖離」の段落は...一部しか思い出せないので説明略。
greentea #1672052 「より客観的に」
fireboat #1672212 「何を以って高度な創作とするかは」
greentea氏への認識を、「主観を排除するために、公開済みという客観的条件に基づき議論をしたい人」から「主観を排除し、(公開有無に限らず)客観的条件に基づき議論をしたい人」であると、一部変更。いや、もう一つ前のコメントでだったかな。
ここで具体例を書きかけたが、
- 悪い例は思いつくが、パテントの詳細を把握しておらず、パテントの内容に踏み込んだ議論になると込み入った話になる。本筋ではないので避けたい。
- KSMの件はある程度詳細を把握していたが、「誰でも思いつく~」と言えるかどうか疑問が残る。
- 良い例は考えていなかった。悪い例だけ挙げてもgreentea氏は不満足だろう。
ということで回避。
が、「誰でも思いつくが、最初に思いついた人が特許をとって独占」というのはそんなラッキーなことはイノベーションでも起こった直後以外にありうるのですか。
こっちでKSMを挙げた。
- イノベーション直後でないことに異論は出ない(と思った)。
- 新たな需要に応じて自然に沸いたアイデアである。少なくとも日本の特許審査基準では、そういうのは建前上認められない(という理由付けを本当にしていたかどうか、もう覚えていない。事実誤認で棄却済みだったかも)。
- 「あったかどうか」ではなく「ありうるかどうか」なので、時系列などの実際の経緯を、多少はありえそうな範囲で変更することができる(変更に納得してもらえなかったら取り下げる)。
greentea #1672225 「だとすると、なぜあなたは」
(snip)
greentea #1672672 「態度保留も何も」
ということになるかと思いますが、どうでしょう?
そう書いていてくれていたら、私もそう思いますので、初めから何も突っ込みません。
ここで初めて、greentea氏の立場が「主観を排除し、客観的条件に基づき議論をしたい人」ではなかったことに気づく。
greentea氏は、はじめから言ってくれれば、と考えているようだが、何度読んでもこれが最短。むしろ「心を無心にして」(心を無にしての誤り)でヒット当たったのがたまたまの幸運。
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greentea #1672680 「私の考えを整理させてください」
・もともと、特に議論にも言い争いにも発展する必要のない話だった
ここで「(´Д`;)エェー 」となった。言い争いの要素があると思っていたわけだ。
口げんか。口論。言い合い。 (goo辞書「言い争い」)
これってあれだよね、勝ったり負けたり、揚げ足取ったり、屁理屈こねたりするやつですよね。
どの時点、どの部分、どちらの側を言い争いと認識していたのかは知らないが、この「私の考えを整理」が書かれる以前までの私のコメントは、真摯の対話のつもりで書いていたものだった。違うのはせいぜい「難儀な人だ」の一言ぐらいだ。
一方が真摯な対話、もう一方が言い争いというフィルターを通じて会話していたら、そりゃ議論が成立するはずもない。議論以前、面倒なやりとりとかいう以前の問題だ。
なんというか、言い争っていると思っている相手から発せられた言葉を、素直に信用して受け取った私が間抜けだったとしか言いようがない。
そう思って読み返せば納得のいく箇所もある。はじめから言ってくれれば、などと、人にはgreentea氏の意を汲んだ文章を書くことを要求しておきながら、
greentea #1672708
# ……どちらの読解力がとか、文章力が、とか、そういう水掛け論を行うつもりはないので、悪しからず
なんて言っちゃってるわけだが、ここらへんはもう前後のつじつまも考えず、その場の勢いで言い争いの勝利宣言とかいうノリなんだろう、きっと。
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反省点。
- 過度に丁寧な姿勢は逆に慇懃無礼とられ、言い争いを挑んでいると勘違いされるかもしれない。むしろくだけた、顔文字でも使った文章の方が良いのかもしれない。greentea氏に聞けば良いアドバイスが得られるかもしれないが、もっともさすがに言い争いと思っている人間の発言を信用するつもりはない。
- 「議論に参加する資格」を語っておきながら「以下適当に回答します」云々のような議論放棄は、語るに落ちるというやつだ。その後も余計なものばかり。
- むしろ最初からお互い言い争いの姿勢で臨んだほうが、かえってお互いの理解が深まるかもしれない。