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johanのコメント: Re:携帯見ながら自転車運転してるのか (スコア 1) 293

地球シミュレーターみたいなベクトル型スパコンに「未来がない」とNECが判断したからです。

ベクトル型に未来が無いのは別に異論なくって、「ITゼネコンへの公的資金注入」というのが違うのじゃないか、
と言いたいのが元コメントの趣旨。
だいたい、その記事にもNECと富士通は500億円くらい持ち出し、って書いてるでしょ。

プロジェクトの是非について色んな意見があるのはともかくとして、受注した企業が不当に儲けているかのような印象を
根拠に否定するのであれば、それは的外れ、と思うのだけど。

「地球シミュレーターは未来への投資」とか言ってた連中は国民へ謝罪しなきゃいけませんねぇ。

あと、そんなコトを言ってたのはどんなヒトでどんな文脈で言ってたんでしょう?
ググっても出てこなかったんですが。
や、そもそも「地球シミュレータへの投資」と「ベクトル型計算機の未来への投資」とは区別して考えるべきでしょうが。

95506 comment

johanのコメント: Re:売れなきゃ意味がない (スコア 1) 122

by johan (#1566436) ネタ元: 富士通が世界最速 (128 GFLOPS) の CPU を開発 !
> 80~90年代には日本のメーカーが最有力だったし、地球シミュレータの実績もあるし。
うーん、それは「当時」トップクラスのスパコンを開発、製造する能力があることしか保証してくれないですよね?
この手の計算機分野は少年漫画並にインフレの激しいところがありますから。
80202 comment

johanのコメント: Re:どんだけの経験なんだか (スコア 1) 236

前提が間違っているよ。 お仕事って時間が決まっている。

私としては前提を間違えてるつもりはなくて、むしろ、お仕事の時間は決まってるのだからなおのこと
「それを仕事で使うことになる可能性が相当高いって想像つくだろ?」という技能・技術については
実際の必要が生じるよりも前に普段から勉強しててもいんじゃないの、ということ。
アーヴによる人類帝国で自分の惑星世界の外と仕事したいヒトはやっぱり、アーヴ語のマニュアル読めなきゃ
いかんと思うですよ。
もちろん「そんな仕事降ってくるなんて予想できねえよ!」という状況でまったく新しい言語を常に必ず修得しろと
までは思わんです。

後は概ね同意。

80128 comment

johanのコメント: Re:むしろ訊きたい (スコア 1) 236

んー、良くないとか、問題はないとかの判断基準は「正しいか、間違ってるか」じゃなくて「意図するところが通じるか、通じないか」ではなかろうか。
や、もちろん「正しい」方が通じやすい、てのはあるにしてもだ。
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johanのコメント: Re:どんだけの経験なんだか (スコア 1) 236

ふむ。 義務教育の段階でスワヒリ語が必修科目で、その後の学校教育でも10年くらいスワヒリ語を学ぶ機会があって、 母国語以外の技術的な文書のほとんどがスワヒリ語で発信されている事を知っていて、かつ、スワヒリ語の辞書や 教育番組や翻訳サイトに容易にアクセスできる状況であったなら、炊飯器のマニュアル読める程度のスワヒリ語力を 身につけようという努力くらい元からしてても不思議はないな。
短い期限のせいで、代替手段に頼らざるを得ない場合でも、「次に同様の機会があったら何とかできる程度の スワヒリ語を勉強しておこう」くらいの事は思ってしかるべき。
そして、そんな世界で「スワヒリ語だから思考停止して努力放棄」ととれる言動を見たら「本当に必要なら スワヒリ語でも読むだろ」と感じると思うよ。

21世紀の日本における英語って、「必要な人間はちゃんと勉強しとけよ」と言われても仕方ないくらい 修得に対する障壁の少ない技術/道具だと思うのだがね。

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スパコン

IBMの RoadRunner がペタ FLOPS 突破 51

タレコミ by johan
johan 曰く、
International Supercomputing Conference によると、IBM の作成したスパコン、“RoadRunner”が1ペタFLOPS を越える性能を達成したという( ISC'08 スペシャルセッションの告知)。

RoadRunner はアメリカ、ロスアラモス国立研究所に設置されており、6,912 個のデュアルコア Opteron と 12,960 個の Cell eDP (倍精度浮動小数点演算を強化した Cell)プロセッサを備えている。 このシステムで LINPACK ベンチマーク 1.026 ペタ FLOPS を達成したという。 過去の 記事日記で、システムの開発やテストが開始されたことは報告されていたが、ついに実測で 1ペタを越える日がやってきた。

ちなみに世界で初めて 1ギガ FLOPS を越えたのは1986年のCray 2、1テラFLOPS を越えたのは1997年のIntel ASCI Red system で、これを外挿するとエクサFLOPS が達成されるのは 2019年になりそうだ。
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宇宙

「はやぶさ」が小惑星の「日焼け」を発見

タレコミ by johan
johan 曰く、
AstroArts のニュースによれば、小惑星探査機「はやぶさ」によって小惑星「イトカワ」の表面で「日焼け」現象がおきていることが発見されたそうだ(宇宙科学研究本部 宇宙ニュース)。 これによって隕石と、その母天体とされる小惑星とが異なる光学的性質を示すという謎が解決するかもしれない。

この「日焼け」、科学的には「宇宙風化」と呼ばれる現象で、天体表面が太陽風や微小隕石の衝突によって蒸発・再固化し、その過程で性質を変えることを言う。 月や大型の小惑星表面では確認されていた現象だが、イトカワのような小型の小惑星(直径500メートル程度)では初めて見つかった。 「日焼け」が起きると、天体表面の反射率が下がったり、色が赤っぽく変化すると指摘されている。

一方で、最もありふれた種類の隕石「普通コンドライト」と地球軌道近傍に多く存在する「S型小惑星(イトカワもこれに含まれる)」とは同じ起源を持つとされながらも、光学的な性質が異なっていることが長年の謎だった。S型小惑星の方が普通コンドライトよりも赤いスペクトルを持つのである。

今回のはやぶさによる探査では、イトカワ表面の明るい部分(最近岩がずれるなどしてむき出しになった「若い表面」と考えられる)が、その他の部分に比べて青く、普通コンドライトに近い性質を持つことがわかった。 この結果は、イトカワをはじめとするS型小惑星がやはり普通コンドライト隕石の母天体であって、スペクトルの違いは日焼けのせい、ということを示唆する。 遠くから送られたデータだけでここまで分かったわけで、はやぶさの帰還・サンプル回収ができれば、さらに多くの成果が得られることだろう。 楽観はできないと思うが、大いに期待したい。
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物事のやり方は一つではない -- Perlな人

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