アドビが Flash のロードマップを公開、Linux 版は Chrome 専用に
Adobe が Flash Player の更新ロードマップを発表しました。
- 2012年Q1(つまり、まもなく):Flash Player 11.2。右クリックや中クリックのサポート、コンテキストメニューの無効化、Adobe AIR 経由 iOS / Android でのハードウェアアクセラレーション強化など。
- 2011年Q2:Flash Player "Cyril"。フルスクリーン状態でのキーボード入力、低レイテンシ時のオーディオ改善など、主にゲーム向け機能強化。
- 2011年後半:Flash Player "Dolores"。複数スレッドでのActionScript並列実行、ビデオカードサポートの拡大、iOS での ActionScript パフォーマンス改善など。
- 2012年:Flash Player "Next"。次の5-10年を戦うための次世代 Flash。ランタイムコードのリファクタリング、ActionScript 言語のアップデートなど。
特に気になったのが以下の点です。
Flash 11.2 以降では、Google による協力の下、利用するプラグイン API を PPAPI "Pepper" に切り替える予定で、このため Linux 用 Flash Player は Google Chrome の一部としてのみ提供されることになります。
果たしてこれは Firefox にとっての逆風となるのでしょうか、はたまたネイティブ機能強化への後押しになるのでしょうか?
情報元へのリンク