nontanの日記: ムダのない動き
もっともムダのない動きはもっとも速くもっとも疲れない。
この言葉を信じていろいろ試しているが多分本当だと思う。
しかし動きを働きにしなければ意味がない。
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もっともムダのない動きはもっとも速くもっとも疲れない。
この言葉を信じていろいろ試しているが多分本当だと思う。
しかし動きを働きにしなければ意味がない。
緊張に緊張を加えても緊張はとれない。
緊張はゆるめないととれない。
ムダにムダを加えてもムダはとれない。
謙虚な気持ちで「なぜ?」を繰り返す。
ひたすら視る、ひたすら「なぜ?」を繰り返す。
そうすることで原因から真因にいたることができる。
白紙と謙虚がキーワードだと思う。
もしそれらがなかったら傲慢な
とらわれた心でものごとを視てしまう危険がある。
そして正しい判断ができなくなってしまう。
改善を繰り返すことや「なぜ?」を繰り返すことは
とらわれない自由な心とは相容れないのではないかと
ずっとひっかかっていた。
「野口体操 ことばに貞く」を読んでいていいなと思った言葉。
人間の性をごまかさずにみつめればたしかに「弱い」、
性善でもなければ性悪でもない性弱である。
だからこそ謙虚に「これでいいのでしょうか。」と常にきく姿勢が大切。
人は誰でもツボにはまると凄い力をだす。
その力を引き出すのは管理者の責任だし根底に人間尊重の考えがある。
TPS導入活動の発表会なんて一歩間違えたらQC運動の発表会となんら変わらない。
「徹底的なムダ排除による原価低減」これがないんだよ。
あるべき姿にするとムダは自然と消える。
ムダが消えるのをイメージして改善する。
そうは言ってもなあ。
まだまだ上手くイメージできない。
ロットにまとめられるようなモノを一個流しするのは結構簡単ではないのか。
ロットにまとめられないようなモノを一個流しするのがむずかしいと思う。
タグチメソッドの本を読んでいて、技術者は問題がでないうちに設計を変えて、比較しなければならない。
自分で決められる設計条件(制御因子)をできるだけ多く選びだしてどんどん変えてばらつきを比較する。
そうやってばらつきの改善をすることが生産速度を上げることでありコストを下げることである。
そういう部分があった。
トヨタ生産方式の問題が起きる前にとにかくなにかを変える、そうするとなにか問題が起きる、
その問題を改善していく。これを問題が起きてからの「負けない改善」ではなく「勝つための改善」と呼ぶ。
を思い出した。
「プラットホーム」という名の老人ホームを見た。
プラットホームというのは次から次へと旅立つ所だろうに。
アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い