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729052 journal

pyokotanの日記: BNN潰れる。

日記 by pyokotan
「MAC LIFE」廃刊。あとたぶん「design plex」も。
まあぶっちゃけたはなし、近年のMAC LIFEって他誌に比べて毒にも薬にもならない記事多くてどうでもいいんですが。
不満はあるにせよMAC LIFEよりMacPowerのほうが役に立つ記事多いし、design plexよりMdNのほうが有用記事多いし。なんちゅーか昨今のBNN雑誌って「薄い」気がするよね。雑誌の厚みとかじゃなく内容的に。

「そこでしか読めない!」って部分が他誌に比べ弱い気がします。昔と違って、「Webの個人ページ」というライバルが居るだけに難しいのは分かりますけど。

ま、雑誌はいいんです、問題は書籍。BNN発行の。
僕は書籍買うとき出版社名見ないから具体的にどんな本があるのか分からないのでアレですが、
BNNって結構いろいろ出してますよね?

このあたりの書籍が今後入手難になっていく可能性がある。
どうしても必要な書籍があるひとは、押さえておくとよいかもしれません。

僕もShockwave本とかいいのあったら押さえとこうかなあ。
(Web3D機能の追加でLINGO熱再燃ぎみ)
417786 journal

pyokotanの日記: Media100がMacOSX版!

日記 by pyokotan
Media100がやってくれました!
ディスクリートへCleaner5売ってどうなんだろうと不安に思ってましたが、秘密兵器あったんですね。
MacOSXネイティブ対応の「Media100i Ver.8」発表!
Cleaner5売却でソフト部門全売却みたいな報道もあってMacOSX対応できないのかと思ったり不安な思いしてたけど、そんなことなかったんですね。

OSXで動くビデオキャプチャーボードってまともにまだ無くてどうしようもなかったですが、超ハイエンドのMedia100が対応したなら、もう大丈夫。
Radius亡きあとMacのハイエンドグラフィックを支える希少企業だけにMedia100には頑張ってほしい。

AfterEffectsにFinalCutProも出たし、PHotoshopも大丈夫そうだし、こりゃMacOSXのグラフィックは安泰かも。
UNIXベースということで、往年のSGIのような存在になりそうな気がします。
729235 journal

pyokotanの日記: SSSCPというのもあるらしい。

日記 by pyokotan
WindowsでのSCPですが、広島大のTagashiraさんの、「SSSCP」というGUIクライアントがあるそうです。
http://www.se.hiroshima-u.ac.jp/~shigeaki/software-j.html

昨年7月に初公開のソフトのようで、
TeraTermと同じく、TTSSHを使うもののようです。

日本製ということで、期待ですねぇ。
ところでRSA認証にはもう対応してるのだろうか。ページには全く記述無いところを見るとまだなのだろうか。

後日WinSCP2.0βと共に、いっぺん試して見よう。

まあもうCygwinからコマンドラインってので慣れちゃってるのですけども。
729236 journal

pyokotanの日記: WinSCP2.0でRSA認証が!

日記 by pyokotan
おや。WinSCPがバージョン2.0でSSH1だけながら、RSA認証に対応化してる。
これまでずっとWinSCPってパスワード認証しかできず、不満足なかんじでした。
安全にファイル送信するためにSCPは使いたいところですが、パスワード認証じゃ不満足です。
かといって他にWin用によいクライアント無いなあと悩んだものです。
結局CygwinからコマンドでSCPしてましたが、なんかそれって違うよなあ的な気も。
Macのほうがそのあたり充実なのは否めませんでした。

でもこれでかなりいいかんじなるんじゃないでしょうか?
TeraTerm + WinSCPで問題無いかんじかもです。(まだ実際にWinSCP2.0使ってないので謎)

SSH1のみっていうのも、ある意味SSH2って必要かぁ?的なところもありますし、
これは別に自分はかまわんような気がします。

WinSCP2.0は昨年10月発表でまだβ版のようだけど、こっち使ってみる価値ありですねえ。

F-SecureのもSCPあるけど、あっちはあっちでSSH2のみだし。
現時点では唯一のSSH1のSCPクライアントソフトだはないのだろうか?
417782 journal

pyokotanの日記: QuickTime音声編

日記 by pyokotan

QuickTime続き。
今度は音声方面で悩む。

QuickTimeらしく対応codecは音声もまたやたら種類多い。
けど、ストリーミング用というと「QDesignMusic2」と「QualcomePureVoice」の2択にほぼなるようだ。

「QualcomePureVoice」はでもノイジーな音質でちょっと辛いなあって印象。ほんとかしらんけど、セリフもんなんかに強いらしいと聞いたことある。けど今回は音声はBGMだからねぇ。

音楽に向いてるのは「QDesignMusic2」のほうらしい。
なるほど今回のデータならQualcomeより随分聞ける感じ。

ただ、ここで謎が現象が。
なんかね、「QDesignMusic2」で圧縮すると、フレームの最後の音かブチっと切れちゃうのだ。
圧縮かけすぎなのかなぁといろいろ圧縮率変えたりしたけれど、やっぱり最後が切れちゃうようで、どうやらCodecの特性のもよう。

結局解決法として、最後に黒の空フレームをちょっとだけ入れてみた。
そしたら解決しちゃいました。

ギリギリまでフレームに音入ったデータ作ると、どうも「QDesignMusic2」は最終フレームの音が消えちゃうらしく、ちょっぴり余裕を取っておくのがコツ。
また裏技だよなぁ、これー。

ストリーミング映像って、変換ソフトで変換すりゃしまいじゃーん、誰でもできるじゃーんという意見もよくありますが、
ちゃんとしたクオリティのデータ作ろうと思うと、結構ノウハウいりすぎや。

417781 journal

pyokotanの日記: QuickTimeとSorensonコーデック

日記 by pyokotan
QuickTimeで動画のWeb配信というのをやる。
WindowsMediaやRealとは違って、QuickTimeというのは節操なくサードパーティーのCodecを飲み込んでゆくフォーマット。
本来VIDEO for Windows(要はAVI形式」)に当たるもので、Realとは目的の違うもの。だけどあまりに
なんでもできるフォーマットで、ストリーミングにも対応しちゃってRealと競合することに。

そんなわけで、ものすごく多種のCodecが使えるわけですが、ストリーミング向きのコーデックというと限られる。(展開が早くて、ファイルサイズが小さくなるフォーマットでなければならない。Radius Cinepakなんかは圧縮率の点ではすごいけど展開速度の点で却下なわけです)

その基準で考えると実質動画CodecはH.261、H263、Sorenson V2、SorensonV3あたりに絞られます。
普通は画質とファイルサイズ考えるとSorenson V2かなと。(V3は圧縮効率いいけどQuickTime5しかサポートしてないので却下)

が。
Premiere6でQuickTime形式で出力してみたところ、WindowsMediaで同じ素材を出したときに比べ、ものすごくファイルサイズ大きい。もちろん画質を下げまくれば同レベルのサイズにはなるが、さすがに公開には辛い画質。どんなに設定練りこんでもダメでした。

試しにそこでPremiere6に付属するCleanerEZでストリーミング用の設定でQuickTime出力してみる。
(CleanerEZ:業界定番ストリーミングエンコーダであるMedia100のCleaner5の簡易版。昔はMediaClernerって名だったアレ。)
今回の仕事では設定項目が足りないのでCleanerEZは使えないんですけど、テストでやってみました。

おや? かなりサイズ小さくかつ綺麗。なぜだー!
というわけで、Premiereのムービー分析機能でファイルの圧縮設定を調べてみた。

ここで分かったこと。
画質設定に「質」と「フレーム間圧縮の質」があるのだけど、CleanerEZの作ったファイルは、普通の質のほうは画質押さえて、フレーム間圧縮のほうは高画質にしている。
対してPremiere6で作ったほうは、質の数値とフレーム間の質の数値がイコール。つーか、片方あげて片方下げてなんて設定Premiere6できません。両方同時に上げたり下げたりしかできない。

これだ。確実に原因はこれだ。
我が輩の調査によると、Sorensonコーデックっていうのは、静止画や動きが少ないのにはめっぽう強く、圧縮率上げても綺麗なままなのだけど、動きの激しいのに弱くてノイズが出るそうな。
CleanerEZは簡易版とは言えさすが専用ソフトで、このSorensonの特徴をうまくいかした設定をしてたわけなんですな。動きに対する圧縮はゆるく、静止画レベルでの圧縮は高く、と。

さて困った。Premiere6でやるかぎりもう手のほどこしようがないじゃあないか。

しかたないので、そういやMac版だけど、QuickTimeProのライセンスがFinalCutProに付属していたことに気付き、そちらに望みを託すことに。
Pro版にしてWin機から持ってきたデータを読み込んでみる。出力設定を見る。ダメだ。フレーム画質と動きに対する圧縮を別々に決めれない。

だけど、Premiereには無かった設定項目もいくつもある。ここに望みを託そう。
フレーム数やデータレートなんて普通の設定以外に「基準フレームの単位」なんてのが。
ここに活路がありました。

どうもいろいろやってて分かったのが、ストリーミング用QuickTimeデータのミソは、基準フレームを使わせないことだね。
QuickTimeは圧縮の際、フレーム間の変化を計算して圧縮している。
基準フレームとは、フレーム間の差を計算する際に基準とするフレーム。ムービーでは基準フレームのみ画像の全情報が記録され、あとのフレームでは基準フレームとの差を記録している。
基準フレームはムービーの間にときどき配置されるが、その基準フレームの出現頻度を設定でいるのである。

場面転換の激しいムービーなどでは基準フレームが少ないととても画像劣化があったりするが、尺の短いストリーミングムービーなんかでは、基準フレームは使わせないのが賢い。
これによって、すごく高画質&ファイルサイズ小さいデータが作れる。基準フレームというのはすごくデータ食うのです。

どうやら「基準フレームの単位」に「99999」とか無茶な数字入れて、基準フレームを挿入させないのが良いようだ。基準フレームのチェックを切ってもいまいちであった。
なんか裏技じみてるが、これは重要な技だねぇ。

そんなこんなで、やっとこさ見れるデータができたよ。
Sorensonのコーデック自体は確かにかなり性能いい。けれどそれを活かしきれる設定が可能なのがCleanerのみってのはちょっと残念だ。
結局QuickTimeProで基準フレーム抜きでサイズを軽くしたけれど、Cleanerならもっとサイズ削れると思う。
730701 journal

pyokotanの日記: ウィルス騒ぎとメーラ

日記 by pyokotan
昨今ウィルスはやってるよね。
身近でもNTサーバがNimdaに感染事件なんてのもあった。会社の入ってるとこの管理会社が感染したりもあった。
知り合いの女子がTROJ_ALIZ.Aに感染したとかで、たすけてーとなったりもあった。

そんなかでも一番マヌケなのはうちの彼女様。
このヒト結構コンピュータ詳しいのよね。僕もパッチ当てとけよーと毎度いってるし。
なのにわざわざexeをついうっかり自分でクリックして動作させて感染しちゃうというしまつ。
そりゃ自分で起動させちゃしかたないよー。まったくウッカリさんだ。

ここで思ったのは、メーラーから直にクリックして起動できちゃうってのも恐いよねってもの。
たいがいのメーラーはそうなのかもしれないけどさ。うっかりマウス操作ミスで動作させちゃったりして。
それはともかく、細工してあたかも拡張子jpgなJPEGファイルのふりでもすりゃどーよ?
ダブルクリックしちゃう人多いかもしれない。

そういう意味じゃポスペなんて実は安全かもしれん。
(親切な機能がないってことなんだが)

自分Windows機ではAL-MAIL使ってんだけど、これって添付ファイルを書き出しはできるけど、そのままではメール内にエンコードして埋め込まれたファイルを展開しないのね。
当然ダブルクリックしたら起動なんてのもない。おすすめである。

あとAL-MAILのいいところは、HTML表示機能がない。
HTMLメール送ってこようが、HTMLのソースが出るだけ。(ポスぺもだな。ポスペ隠れた安全ソフトだ)

HTMLメール表示できるメーラーっていくつもあるけど、どれもたいがいIEの機能使って表示するわけじゃないの。
それってその時点でIEのセキュリティしだいってことだもの。あまりよいとは思えないな。

そういやメーラーと言えば、会社MacでEudora使ってます。
ほんとは家でのメーラはCyberDogメールなんだけど、社長に仕事なんだから確実なものをと言われ却下されました。
まあさすがにCyberDogはどうかと自分でも思うのですが(笑
406464 journal

pyokotanの日記: WAP2.0に思う。

日記 by pyokotan
WAP2.0はまぁ、ぶっちゃけて言えばWML/HDML陣営のDocomoへの無条件降伏なんです。
DocomoがWAP陣営に入ったのだ!などとKDDIは言いたげですが、無理はしないでいただきたく。
UDPやゲートウェイサーバを使い極限まで転送量減らした、ヘボいワイヤレス環境に最適な規格がWAP1.x。
対してWAP2.0はそのこれまで言っていたDocomoに対する強みを捨てた規格であり、負けと言われても仕方ないと思う。
TCPだし。HTMLだし。Docomo規格そのまんまです。唯一WAP1.xから継承したのはゲートウェイを通すしくみくらいか。

そういや、記述言語がXHTML Basicとよく雑誌等で書かれますが、少々おかしい。WAP2.0=XHTML Basicではない。
WAP2.0で規定された言語は、「XHTML Basic + WML拡張」。
従来のWMLも使用できるようす。(HDMLは?)

というのは、XHTMLはXML言語ですが、またWMLもXML言語。
XMLの名前空間機能ってあるじゃないすか? 複数の言語を1つの書類に混在させるってやつです。
つまり名前空間の機能で、XHTML BasicにWMLが混在できるわけ。

すごいね。最近ずっと会社でXMLの御勉強してるところなのでワクワクします。

けど、これどうもまだ先行き不透明なんだよね。
つーのは、DocomoがWML拡張の部分に対応するかが謎だから。
WAP2.0でキャリアごとにコンテンツ作らなくてよくなる!わーい!という楽観的な観測をよく見ますが、そうはなりそうにないなあ。
携帯電話って、各社独自な機能を端末に組み込んでるし、まだまだそんな世の中遠いというのが僕の考え。
やっぱり会社ごとになりそうに思います。

まあでも個人的には今回の決定は好意的ではあるんですよ。
従来のWAPの機能的利点って分かりますから、それが一般化するとも言えるわけで。

たとえばゲートウェイを介する仕組みなんてかなりいい。
(Web上のHDML/WML書類をゲートウェイサーバが読み込んで、ほんとの画面表示データのみを携帯端末に送るって仕組み)
パソコンじゃないから、ブラウザを入れ替えてバージョンアップするなんてできないんですよね。
でもWAPゲートウェイの仕組みだと、ゲートウェイサーバさえバージョンアップすれば最新の規格に対応していける。携帯電話向けに実によくできた仕組み。
実際過去この機能のおかげで古い機種でも同じようにコンテンツ見れる。
今EzWeb端末でi-modeコンテンツも見れますが、これなんかもゲートウェイがi-mode HTML対応にバージョンアップして、変換可能になったってことです。

思うに、WAPの真のキモはこのゲートウェイの部分だと思うんです。
HDMLもWMLもi-mode HTMLも、単なるゲートウェイサーバの対応する形式でしかない。
どんどん対応言語増やせば、なんでもかんでも変換して携帯端末で表示できちゃう可能性がある。

このWAPゲートウェイ機能が残ったので大満足ってわけ。

HDML/WMLのデッキ構造とかのほうも利点わかるんで消えちゃうのは残念すけどね。ま、ゲートウェイサーバでそのあたりの旧規格も対応してくれるだろうからいいっすけど。(これまたゲートウェイ万歳なところ)
358369 journal

pyokotanの日記: CobaltRaQ4バックアップ

日記 by pyokotan
CobaltRaQ4のデータバックアップの方法を考える。
いろいろMLで調べたり、実際にやってみたりして分かったことは、Cobalt標準のGUIのバックアップ機能は糞であるということです。
元から半端なバックアップ機能であるとは聞いていたけれど、思った以上だ。
説明書には「バックアップが取れるのはメールやファイルなどのデータだけで、仮想サイトやサイトユーザを復元はできない」とあります
バックアップをするのはデータだけなので、仮想サイトやユーザはあらかじめ作って雛形を用意してから復元してくれってことだそうです。
これてすごい大変です。ユーザー数の数だけちびちび作成しなきゃなりません。ちょっと規模が大きいともうやってられません。

ですが、実際にはどうも/etc/passwdやらもちゃんとバックアップ取れてるようです。説明書の記述って何?
ところが、これら復旧時にバックアップしておいたデータを元に戻しても、ユーザー等は空のままらしいんです。
けど、これは解決法があり、GUIの管理画面に反映させるため、てきとーなユーザを1つ作ってすぐ消せば復旧が反映されるそうです。

これでも面倒だけど、これでいこうと思いました。

けど断念。
なぜか復元機能が失敗する。ブラウザによって挙動がちがったりするので、MacでやったりWinでやったりネスケでやったりIEでやったりしました。
調査の結果発見した結論。ファイル数が一定以上になるとCobaltの復元機能は失敗する。
バックアップファイルからの復元の際「選択的復元」を選んで、少しずつわけて復元したらいける。いけるけど、サーバー単位のバックアップとなるとファイル数どんだけあると思ってるのか。現実的じゃない。無理。
どうも1000ファイルくらいから駄目みたい。そんなのすぐいくですよね。駄目すぎ。

ML等でもCobaltのバックアップの話は定期的に出てくる恒例のおはなし。
けど毎回「なんとかして欲しいよね」という結論に行き着くしだい。
今のところ決定的な手段は無い。Cobalt的には美しくないですが、UNIX的にコマンドラインからやるしかなさそう。
417780 journal

pyokotanの日記: Premiere6を使って。

日記 by pyokotan
今やってる仕事でPremiere6を使ってます。(ストリーミング関係)
僕は基本的にAfterEffectsなんです。簡単な繋ぎならAfterEffectsでやる派です。
学生時代も、Premiereってほんと素材を最後に順つなぎするだけ。
ですが、会社で用意されたのがPremiere6なので、今はじめてじっくりいじってます。
(まあAfterEffectsだけあっても仕方ないですから、どっちか片方入れるとなればPremiereを入れるのは当然です。けど本音を言えばAfterEffectsがせつに欲しい。)

さて、最新版でありますPremiere6の使用した感想。
どうやらPremiere6って、プログラムの設計をガラっとリニューアルしたバージョンっぽい。
(就職してから業種が違うげだったんでぜんぜんCG系の雑誌とか読んでなく、マニュアルとかいろいろ見たり触って思っただけなんで実際はどうか知りませんが)

まず気付くこと。なんかプラグインの仕組みがガラリと変わったようです。
エフェクトプラグインなんて全部これまでのPremiere形式から、AfterEffects形式に。
付属のビデオエフェクト類全てAfterEffectsのものです。
これにはびっくりしました。過去の互換性のために旧Premiereプラグインもディレクトリの奥にこっそり収録されてますが、普通はもうPremiere形式プラグインのお世話にはなりません。

これって、これまでPremiere中心でやってきて、めちゃくちゃ高いPremiere形式プラグインいっぱい買いまくってしまった制作会社なんか辛すぎなんじゃないでしょうか?
けどその代わり、豊富に世の中にある派手派手なAfterEffects形式プラグインが使えることに。

それと、Adobeの紹介ページの対応キャプチャボードの項を見ればわかりますが、すごく限られたボードしか対応してない。
これもたぶんプラグイン形式が変わったせいですね。

キャプチャボードのPremiereプラグインって、単なるPremiereという1ソフトのものじゃなく、もはやキャプチャボードと編集ソフトの共通インターフェース化しちゃってました。スキャナにおけるTWAINみたいなもんで。
そんなわけなので、これって他の編集ソフトメーカもボードメーカも困ってるんじゃないかな。

いや、一番困ってるのは古き良きハイエンドキャプチャボードなんかを使ってるとこでしょう。
画質的には最近のDVキャプチャボードに負けてないようなハイエンド系アナログキャプチャボードなんて使ってる人いっぱいるんじゃないすか?TARGAにRadiusにMedia100、そのあたりの古いボードなんか。
ほんとに出たばっかりみたいなボードしか対応してません。ほんのちょっと前のでも非対応です。ちょっと前のMotionJPEG系のボードの人なんか軒並み全滅っぽい。
当然もう生産中止してたり撤退してたりするメーカのボードでは、今後もPremiere6ドライバも望めないから、Premiereを使う上では一気にゴミです。
まあ入出力だけ他でやって、取り込んだデータをPremiere6にもってくりゃいいですけどね。けど作業項率悪くなるのは確実。

一部で熱いコミュニティが形成されてる、僕秘蔵の品であります「iomega Buz」もPremiere6で非対応になっちゃいました。悲し。

さて、そんな新板Premiereなんですが、なんだか動作が挙動不審なとこあるかもです。
Indeo5コーデックのムービーをフレームサイズの変換かけたところ、画像が消えてしまったりしたんですが、なんでしょう?バグっぽいぞ。Indeo5って、640x480に固定されたコーデックってことないよね?
プレビュー画面が画面ぐちゃったりとかもたまにあります。
やっぱ内部構造大幅にいじった様子なので、そのせいかな。なんか不安定な印象です。

操作性の点では、元からAfterEffectsに比べアレな感じとか思ってましたが、よりその印象。
Photoshop5&6にも言えることだと思うんだけど、機能が増えるのはいいが、それによってよく使う重要機能が階層の奥に潜ってしまって、いちいち呼び出すのが面倒になったってのがあります。ソフト的には進化かもしれないが、使い勝手という点では退化ですよね。
それと、エフェクトかけるときの画面でプレビューが見れないのはなに? キーフレームそこに入れないとプレビュー確認しながらエフェクトのかけ具合調節できんです。これって駄目だろうー。

なにやらストリーミングメディアへの変換ソフトの「Cleaner」の簡易版のほうが付いたり、AfterEffectsプラグインで派手にエフェクトかけれるようにしたりというバージョンなんだろうけど、本来のPremiereの得意分野である切って貼ってって編集って部分では退化ばバージョンじゃないのか?
エフェクト部分なんて誰も今さらPremiereに期待してないと思うんだけど。
FinalCutPro対抗を目指して失敗したバージョン?(暴言)

どうなるんでしょうね、Premiere6。
昔と違い、現在決して編集ソフトの分野はPremiereしかないって状況じゃない。
ライバル各社には逆転の余地多いにあると思います。
機能的にPremiereが突出してるとは思えない。純粋なタイムラインでの編集部分なんかもっと他の新興安物ソフトもかなりいい腺いってるのある。

個人的にはPremiereってあんまり好きでないので、この価格帯で(つまい個人で手が届く範囲で)ライバルとなれるソフトの登場を望む。
FinalCutPro?でもWin版無いしなあ。この分野では自作マシンでCPUパワーゴリ押しがしたいので、まだWinのほうが魅力的です、MacOSXのグラフィック環境の進化しだいですな。
typodupeerror

身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人

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