高性能サーバー、富士通・サン統合へ
タレコミ by tristan
tristan 曰く、
日経新聞の朝刊の記事によると、富士通と米サン・マイクロシステムズはUNIXサーバーの事業を統合することで大筋合意した。二〇〇四年中にも設計を統一、上位機種の生産を富士通に集約する。首位のサンと四位の富士通が事業統合すれば市場シェア四〇%を超える強力な首位連合になり、競合する米ヒューレット・パッカードやIBMを大きく引き離す可能性もある。
富士通は現在、サンの互換機を、CPUも含めて自社で開発・生産している。ハード部門の業績が悪化している富士通は設計統一で開発費を削減する。上位機種向けのCPUは先端半導体を共同開発し、富士通が日本国内で量産する。サンは米テキサス・インスツルメンツにCPUの生産を委託しているが、富士通との共同開発に切り替える。 上位機種の生産は富士通のコンピューター生産子会社に集約、普及機種はサンが生産する。将来は両社で合弁会社を設立してサーバー事業全般を移管することも視野に入れている。