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正直羨ましい限りですね。田中耕一さんの場合は研究成果もさることながら、企業側がきちんと研究を続行できる場(地位、設備環境等)を持続し続けてくれたことにも要因があると思います。
私自身もその昔研究開発を行なっていたのでよくわかるのですが、非生産部門であるがゆえに「その研究やったら儲かるの?」とか「その開発をすれば何か製品が作れるの?」とか、日本では何よりも先に利益に直結する研究を最優先する傾向がやたらと強いです。
そのくせそれら研究内容そのものに経営陣は全く興味を示さないので、利益を上げればOKで利益を上げなければ何をしてもNGという本物の研究者にはものすごく生きにくい場になってしまっています。
利益に結びつくかどうか確信は持てないけど、朧気ながら「できるんじゃないのかなぁ」って思うから「研究」や「開発」なのであって、最初から儲かるかどうか判っているのならそれはただの「生産」でしかないことに気づいていない経営者が多すぎます。
ノーベル賞をとるまでは、その業績に対する正当な評価をされていなかっただけではないかと思う。
で、ノーベル賞を受賞したら昇進させられそうになったって事でしょ?
当たれば、金銀パールプレゼント~♪
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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward
「技術者」の定義の違い? (スコア:0)
日本では「経営者」にも素人が多いのと関係あるのか?
Re:「技術者」の定義の違い? (スコア:1)
総合職という人とちゃんとした仕事をしたことが無いのでピンと来ませんが。
プロダクトデザイナーの人なんかも
「海外に行くとすごく待遇が良くて驚く」
とか言ってたのを聞いたことがあります
Re:「技術者」の定義の違い? (スコア:3, すばらしい洞察)
「より優秀」かどうかはわかりませんが、『マネジメント』がスキルとして認識されていないということが問題なのかもしれませんね。
だから、技術者も偉くなるとマネージャーが上がり、ってことになって、技術はあってもマネジメント能力のない人がマネージャーになって行くってこと、技術系の会社じゃよくありませんか?。
技術の技能、マネジメントの技能、経営の技能ってのがそれぞれに評価されていけば少しはましになるのかなぁ。
Re:「技術者」の定義の違い? (スコア:0)
そういう問題は、十数年前にいた会社で既に問題になってましたが、今でも解決したという気はしませんねえ。
と言う訳でノーベル賞とるまでは (スコア:1)
Re:と言う訳でノーベル賞とるまでは (スコア:3, 興味深い)
正直羨ましい限りですね。田中耕一さんの場合は研究成果もさることながら、企業側がきちんと研究を続行できる場(地位、設備環境等)を持続し続けてくれたことにも要因があると思います。
私自身もその昔研究開発を行なっていたのでよくわかるのですが、非生産部門であるがゆえに「その研究やったら儲かるの?」とか「その開発をすれば何か製品が作れるの?」とか、日本では何よりも先に利益に直結する研究を最優先する傾向がやたらと強いです。
そのくせそれら研究内容そのものに経営陣は全く興味を示さないので、利益を上げればOKで利益を上げなければ何をしてもNGという本物の研究者にはものすごく生きにくい場になってしまっています。
利益に結びつくかどうか確信は持てないけど、朧気ながら「できるんじゃないのかなぁ」って思うから「研究」や「開発」なのであって、最初から儲かるかどうか判っているのならそれはただの「生産」でしかないことに気づいていない経営者が多すぎます。
Re:と言う訳でノーベル賞とるまでは (スコア:1, すばらしい洞察)
田中耕一氏の研究は、事業としての製品化の一過程で
生まれたもので、それが出来れば売れるという視点に立った
"採算性を求められる事業"な筈なのですが。
そもそも、それをやったら、どんな製品が出来上がり、
どういう人に対して売れるか(ニーズがあるか)という観点で、
満足な説明を会社に対して示せないような研究開発者なんて
最近は、どこの会社でも迷惑ですよ。
#島津製作所の良いところは、広く長い観点で
事業採算性の評価が出来る制度を持っている点であって、
決して利益が二の次であったわけではない。
Re:と言う訳でノーベル賞とるまでは (スコア:1, すばらしい洞察)
ただ企業も経済活動しているのですから、全く金にならない事は、景気が良くたってそうそうしないでしょう。ですから研究者はその研究が長期的にみて会社にどれだけ貢献できるかを説得する能力は必要ですよね。それなりの経営者は、企業における研究なんてものは大なり小なり「ばくち」だってことは分かっていると思いますから。
単純に研究が好きなだけの研究者は大学とかにしかいないかも。
Re:と言う訳でノーベル賞とるまでは (スコア:0)
利益を出していない間、他の利益を出してる人間に養ってもらってることに気付いていない研究者が多すぎますとでも言おうか?
Re:と言う訳でノーベル賞とるまでは (スコア:1, すばらしい洞察)
相当物好きな大学や研究機関以外は基本的に全て短期的な経済利益で動くようになってしまう
…長期的な利益や公益を追求した研究の出来る場が日本にはほとんどないではないか。
田中さんの場合 (スコア:1)
ノーベル賞をとるまでは、その業績に対する正当な評価をされていなかっただけではないかと思う。
で、ノーベル賞を受賞したら昇進させられそうになったって事でしょ?
Re:と言う訳でノーベル賞とるまでは (スコア:0)
Re:「技術者」の定義の違い? (スコア:0)
Re:「技術者」の定義の違い? (スコア:1, すばらしい洞察)
たしかにコンサルになると大きな仕事を広い視点でみる立場には
いるでしょうが、実際に企画する段階で、ある程度細部まで見通しが
つけていないといけないはず。
しかし、最近のコンサルは座学のおべんきょうもいいけげんなうえに、
下にいるものでもお見通しの一般論で奇麗事のみな雑な議論しか
出来ていない。
けど、職歴上は「大規模プロジェクトを企画しまわした!」となる。
しかも、それが失敗しようとなんの責任もとることはない。
いいかげんプロジェクトのどの段階でミスがあったのかを追求し、
場合によっては企画したコンサルにも責任をとらせるような仕組みが
欲しいです。もちろんその氏名はブラックリストとして裏で流す。
責任のとりかた以外にも、給料の面でも不満がありますね。
とくに業務系になると、ただのデータの集計をしているだけの
新卒コンサルにまで「いい給料」を払っているおかげで、
下の技術者の給料は人月にごまかされて低く押さえられる。
知恵を売るのがコンサルの仕事らしいですが、
ほんとに知恵を与えてくれるコンサルと仕事をしてみたいです(涙
Re:「技術者」の定義の違い? (スコア:1)
予算をケチれば、ハズレが来る。
かといって、金を出せば当たりとは限らない。
Re:「技術者」の定義の違い? (スコア:1)
当たれば、金銀パールプレゼント~♪
Re:「技術者」の定義の違い? (スコア:0)
やばくなったら、責任を振って逃げやすいからなぁ…
Re:「技術者」の定義の違い? (スコア:0)
そりゃ当然。技術者が最下層なんだから泥は全部そちらに流れるよ。
嫌なら辞めるか、泥が来ても何とかできる力をつけるか。
どちらも選べないなら、そのまま埋もれるしかないね。
Re:「技術者」の定義の違い? (スコア:0)
実は金を払っているクライアントのほうが最下層でわ。
結局は必要無かったシステムなんてのもあったし、だけど金は払わにゃならんし。
技術者もコンサルタントも、クライアントが何を欲しがっているかを吸い上げる技術というものが無いという気がしてます。
コンサルタントの描く壮大な計画に乗って、バブル後は屍が累々と
Re:「技術者」の定義の違い? (スコア:0)
おうちのとなりの方は部長さんだわよ!とかいわれてね。
たしかに年功序列の時代はそれが正しいとされてきましたし、
今でも必ずしも全否定するものでもないでしょう。
ただ、田中さんのように個々で選択する自由もあるでしょうし、
選択できる環境も整ってきたと思います。
しかし、それは管理職へのハードルが低くなったわけでなく、
その逆で、「真の管理職」に求める能力への選別が厳しくなって
当然だと思います。
その意味で、プロジェクトの企画、遂行の管理職であるコンサルに
求められる責任は重いわけで、見
Re:「技術者」の定義の違い? (スコア:0)
実際のところは「横から開発に口をはさむ係」です。
ところが、運用中に出たバグについてコメントするとたまに
開発発注先から「解決策が分かりませんどうすればいいでしょう?」
と返ってくることがあり、コーディング概略を渡すのですが
考えてみると私の請け負った
Re:「技術者」の定義の違い? (スコア:0)
業務スペシャリストとしてのコンサル?
開発プロジェクト自体のコンサル?
Re:「技術者」の定義の違い? (スコア:0)
会社の名刺上はSE。作業上の名目はどうやら開発プロジェクト
のコンサルなのですが、職種として自分がコンサルタントとは
思えません。因みに名目なので、当然ながら単価は開発発注先の
方の方が高い