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「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」
ちなみに、フリーソフトウェアイニシアティブによる 「フリーソフトウェア」の定義が、 設立趣意書 [fsij.org] に載っているようです。
ただ、「ただ無料で使えるだけ」のソフトウェアのことは、 ここではフリーソフトウェアと考えないことになっています。 「フリー」という言葉の定義についての無益な争いを避けるためには、 「自由ソフトウェア」などの言葉を使うべきなのかもしれないです。 (ぼくはメンバーでも関係者でもないので、ぼくがそう考えたところで 仕方がないのですが)。(Oliver さんは、「自由」の意味 こそが「正しい」という意見を持っているらしいことが、コメントから読み取れますが)。
もちろん、平和共存のためには、「フリーソフトウェアは無料で使えるソフトウェアの ことだけを指す!」という主張はご勘弁願います。 (一般論です。 Stahl さんは「「単に無料で使えるだけ」の ソフトもフリーソフトと呼び続けますが」とおっしゃってるので、 そういう主張ではないことは明らかです)。
FSF は free software の訳語として外来語を使うな [gnu.org] と言っているのに、その FSF サイトの翻訳では 「フリーソフトウェア」だったり。
「自由なソフトウェア」って訳語を呈示 [gnu.org]しておいて (日本語訳 [gnu.org] にだけ、こっそり「(フリーソフトウェア)」とか書いてあるが) 自分ですら使わないってのは何なんだか。
設立趣意書のほうには確かにさほどメンドーなことは書か れてないのですが… FAQ のほうに結構いろいろ厳しそうに書いてあるんですよ ね…
矛盾したことは書かれていません。もし、FAQ の説明が「厳しすぎ」と感じ、同時に設立趣意書にある 定義が「問題ない」と感じるのでしたら、 どちらか一方を間違って理解していることになります。
しかし、このFAQの定義で行くと「再配布は原則として自由ですが 有償のメディア(雑誌CD掲載など)は事前の承諾を得てください」 というようなよく見る?注意書きのあるソフトは「フリー」では 無いと言うことになるのかな、実際厳しそうだ。
その通りです。有償メディアでの配布に承諾が必要なソフトウェアは、 FSIJ の定義におけるフリーソフトウェアに合致しませんし、 オープンソースの定義 [opensource.jp]にも合致しませんし、 Debian フリーソフトウェアガイドライン [debian.org]にも合致しません。
そのようなソフトウェアは、たとえば Debian ですと (もちろん許可を得た上で) non-free に分類されて配布されます。 こうすることで、誰かが Debian の CD-ROM イメージ全体 (non-free は含まれない) を勝手に拾ってきて 勝手に焼いて勝手に売ってもライセンス違反にならない、 ということを保証しているのです。
Linux/BSD の世界では、このような意味での「フリー」のほうが 一般的だと思っていたのですが、違うのでしょうか? (日本の Windows/Macintosh の世界では、「フリー」 といえばほとんどの場合「無料」の意味ですが。 海外の Windows/Macintosh の世界は知りません。)
書き手には書き手の意思があって、それを表現するために書いているのですから、 その意思とは違う意味に読むのは「誤解」とか「間違い」と呼ぶことができます。
もちろん、「誤解」や「間違い」の責任は、読み手の側にあることもあれば、 書き手の側にあることもありますが。 (ですので、「誤解」や「間違い」の責任は必ず読み手の側にある、 と主張すれば、それは書き手の傲慢だと思います。)
今回に関して言えば、書き手の側はとくに矛盾したことは書いていないと思います。 (つまり、読み手の側の責任だと思っています)。 が、ぼくはフリーソフトウェアの世界に何年も漬かっている人間ですので、 そうでない人間が読んだときに誤解を招きやすい表現があるかどうかは、 判断できません。もし書き手の側の責任かもしれないと思われる点が ありましたら、それを具体的に指摘したほうが、書き手の側もそれを 改善できますし、その改善された表現を読むことで、読み手の側もそれに 賛成なり反対なりの立場をとることができますし、みんなの利益になると 思います。
(つぶやき)
「自由と無料を明確に区別できないなんて、英語は壊れている」 (出典忘れました。何処だったかな?)
って話で、"フリー" という言葉を使う限り、ずっとついてまわる問題でしょうね。
# 勿論啓蒙なんて無意味だから止めろと言う話ではありません。
言葉に後付けされた意味を取り払って原義を明確にすることを「言葉狩り」と呼ぶなら、言葉に新たな意味や用法を付け足す事を「言葉レイプ」と呼ぼう。
Stahl氏 [srad.jp]の言う自由は、ありがちな「義務を放棄して果実を享受するだけの自由」な気がするのは私だけ?
言葉に後付けされた意味を取り払って原義を明確にすることを「言葉狩り」と呼ぶなら、言葉 に新たな意味や用法を付け足す事を「言葉レイプ」と呼ぼう。
「原義」なんて言い出すのがそもそもうさんくさい。
言葉の意味の変遷がどうとか以前に、"free" が複数の有力 (というか、広く受け入れられているというか…) な意味を持っているのに、 "software" という言葉とくっついただけで "free" の意味まで限定するのは無理だと思う。だからこそ、
というだけのことではなかろうか。
広い意味では "free" は「(なにか)がない」という
「言葉狩り」と言う意味では、 「単に無料で使えるだけ」の「フリーウェア」を「フリーウェア」と呼ぶのは、 誰も止めやしないんじゃない?
「フリーソフトウェア」と「フリーウェア」の違い [gnu.org] を知って使ってるならいいん
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普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家
「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」 (スコア:1)
テロ行為(言葉狩りなど)の実際のメーワク行為に出ない限り好き
にがんばってくれってとこですかね、どこか遠い空の下で。
ワタシはメンドーなので今まで通り「単に無料で使えるだけ」の
ソフトもフリーソフトと呼び続けますが…
Re:「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」 (スコア:2, 参考になる)
ちなみに、フリーソフトウェアイニシアティブによる 「フリーソフトウェア」の定義が、 設立趣意書 [fsij.org] に載っているようです。
ただ、「ただ無料で使えるだけ」のソフトウェアのことは、 ここではフリーソフトウェアと考えないことになっています。 「フリー」という言葉の定義についての無益な争いを避けるためには、 「自由ソフトウェア」などの言葉を使うべきなのかもしれないです。 (ぼくはメンバーでも関係者でもないので、ぼくがそう考えたところで 仕方がないのですが)。(Oliver さんは、「自由」の意味 こそが「正しい」という意見を持っているらしいことが、コメントから読み取れますが)。
もちろん、平和共存のためには、「フリーソフトウェアは無料で使えるソフトウェアの ことだけを指す!」という主張はご勘弁願います。 (一般論です。 Stahl さんは「「単に無料で使えるだけ」の ソフトもフリーソフトと呼び続けますが」とおっしゃってるので、 そういう主張ではないことは明らかです)。
Re:「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」 (スコア:1)
れてないのですが…
FAQ [fsij.org]のほうに結構いろいろ厳しそうに書いてあるんですよ
ね…
「~はフリーソフトではありません」とか「疑似フリーソフト」とか言い
たい放題(私見)な気がして(汗
ま、結局のところワタシが無料なソフトをフリーソフトと呼ぶの
にケチをつけて(誰もつけないってw)きたり、あるいは「彼らの
考えるフリーソフトじゃないソフト」の作者にフリーソフトと呼
ばせないように圧力をかけたりといった暴挙に走りさえしなけれ
ば、彼らが彼らでどんなソフトをどう呼称しようがそれこそ「フリー」
な訳ですが。
平和共存のためにもFAQにあるような論調はあくまでも身内だけ
で完結させていて欲しいですね。
という意味での「遠い空の下で~」です。
##
しかし、このFAQの定義で行くと「再配布は原則として自由ですが
有償のメディア(雑誌CD掲載など)は事前の承諾を得てください」
というようなよく見る?注意書きのあるソフトは「フリー」では
無いと言うことになるのかな、実際厳しそうだ。
Re:「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」 (スコア:4, 参考になる)
と一応立場を明らかにしておくけれど、僕の発言は個人見解ね。
今は単なる一会員です。
#ていうかこのFAQは、GNU FAQ そのままっぽい気が。
>「~はフリーソフトではありません」とか「疑似フリーソフト」とか言いたい放題(私見)な気がして(汗
我々の使う「フリーソフトウェア」はこういう定義ですって言ってるだけですよ。
無料ソフトを「フリーソフト」と呼称しても仕方ないが、それは我々の言う「フリーソフトウェア」とは違うものですということ。
擬似フリーソフトウェアというように、言い回しを自分の方を主体にするのが気に障るかもしれないけれど、自負あるわけだし自分たち主体の言葉を使うのは悪いことじゃない。
むしろ立場を隠すような中立的なことばを使う方が、読者には不誠実かと。
そしてふたつは違うものなのは明らかなんだから、誤解を説くことは「フリーソフト」の人にとっても有益じゃない?
我々は自由。彼等は無料。
これは明らかな相違点だし、あからさまに言われるのがイヤならそれは単に自由という価値にコンプレックスがあるだけかと。無料という価値観は別に信奉するに卑下するようなものじゃないと思いますよ(もちろん僕は自由の方が価値あると思ってますが、一般論として)。
あと別に、フリーソフト作者がFSIJに入ってもフリーソフトウェアへ転向しろとの強制力は受けません。有名になれば外へ向けて立場の違いを釈明する必要があるかもしれませんが、そりゃFSIJとは関係ない社会的圧力。
といっても、FSIJから単にフリーソフトへの援助を得ようと思っても無駄でしょう。FSIJはフリーソフトウェアを推進するのが目的だからね。賛同者の資金をしっかり活用するためにも、目的外使用はできない(こういう縛りが、法人格を得る利点のひとつ)。
>しかし、このFAQの定義で行くと「再配布は原則として自由ですが
有償のメディア(雑誌CD掲載など)は事前の承諾を得てください」
というようなよく見る?注意書きのあるソフトは「フリー」では
無いと言うことになるのかな
そうでしょう。
自由に資するところの乏しい制限ですから。
-- wanna be the biggest dreamer
Re:「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」 (スコア:2, すばらしい洞察)
>そしてふたつは違うものなのは明らかなんだから、誤解を説くことは「フリーソフト」の人にとっても有益じゃない?
誤解を招くことを恐れるならば、誤解を招かないようなはっきりと違う名称にした方が良いのじゃないかと思う。
フリーの意味として無料の方がFSFとかの標榜する自由よりも現状では一般的である以上誤解による被害を多く受けるのは自由ソフトの側でしょう。
Re:「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」 (スコア:2, 興味深い)
僕は,「無料ソフト」について他人に説明するときには,
「フリーソフト」と言うより,「無料のソフト」と言う方が多いです。
もしくは「タダのソフト」。
ソフトウェアについて,良く知らない人に対しては,特にそう。
「自由ソフト」については,自分の理解に自信がないので
他人に説明する機会を持たないようにしているのですが,
その「自由」の概念を端的に表す言葉が無いのは困るよなぁ,
と思いますね。
「自由」って言い換えても,この「自由」ていうのはね…って説明を追加しないといけない。
まぁ,「自由ソフト」を「はっきりと違う名称に」してもらってもかまわないのですが,
説明を追加しないといけない状況まで,そう簡単に変わるとも思えない。
>誤解による被害を多く受けるのは自由ソフトの側でしょう。
個人的には,「おまえの言っている事が間違っている」とか言われて,
それに対応しないといけなくなるのが,もっとも予測される「被害」です。
というわけで,「被害」を受けないようにするためには,
「無料のソフト」と言うのが当面一番コストのかからない手段かなぁと思っています。
Re:「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」 (スコア:1)
他との差を強調するなら別途言葉を作り出してもいいと思うんですが。
:
「リバティーソフトウェア」とかw
「自由なソフトウェア」 (スコア:1, 興味深い)
FSF は free software の訳語として外来語を使うな [gnu.org] と言っているのに、その FSF サイトの翻訳では 「フリーソフトウェア」だったり。
「自由なソフトウェア」って訳語を呈示 [gnu.org]しておいて (日本語訳 [gnu.org] にだけ、こっそり「(フリーソフトウェア)」とか書いてあるが) 自分ですら使わないってのは何なんだか。
Re:「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」 (スコア:1)
freedomなら日常的に無料という意味で使わないので。
それじゃ英語として意味が通らない (スコア:1)
> freedomなら日常的に無料という意味で使わないので。
英語的には 形容詞 + 名詞 というようにしないと、 修飾関係が出にくくて、特に freedom は概念的なもんだし形容詞が既にあるだけに freedom software だと固有名詞っぽい響きがする。会社名みたいな。
日本語みたいに、自由ソフトっていうにいかないのが面倒なところ。
いずれにせよ、無料、自由って異なる二つの意味を持つfreeって単語が悪いんだけど。
敢えて無理するなら、freed software(解放されたソフト)とすれば、一応意味は通る。
# 口では、自由だ、free as in free speechだ言ってても
# freewareって普通無料だし、Apacheとかgccとかソースなんて読んだことないし、
# バイナリだけもらってきてる弱腰な一般庶民から見れば、
# 「無料で使えるんだぜ」とも暗に言える言葉を
# 敢えて使ってるんではと勘ぐっちゃう
free source software (スコア:1)
なるほど。形容詞でなければ、とするとliberty softwareも変ですな。
freeの対象がはっきりしないのが問題であるだけなので、free source softwareはどうでしょ。
open sourceに「無料」の意味を加えて。
Re:free source software (スコア:1)
変ですね(キッパリ)
# liberty って解放って意味に近い。民族解放ソフト(怖
> freeの対象がはっきりしないのが問題であるだけなので、free source softwareはどうでしょ。
> open sourceに「無料」の意味を加えて。
fsfとか一部の人たちはfreeって言葉にこだわりがあるみたいだけど、
(Free Software Foundation なだけに当然か)
自分らでも 大体において フリーソフトウェアと同じことを意味する [fsf.org]って認めてるんだから、オープンソース(open source)で良いじゃないの。
「好み」で誤解を招くような言葉にこだわんな>fsf
と言うことで、英語圏では"I heard blabla is open source." という風に形容詞的な用法での"open source"(二語で一句扱い)というのが定着してます。
# freewareとfree softwareで意味が違うとか面倒すぎ>fsf
ソースだけ無料なんか? (スコア:1)
これにも突っ込んでおくと、free source(ソースコードは無料)なソフトっていう風に解釈すると、パッケージの分金払えば、ソースは無料で付いてきますっという解釈もされかねない。
実際MSとかのソフトは金払ってバイナリ使用権買ってもソースは見せてくれないわけだから。
# 今ならお得!全自動炊飯器をお買い上げになると、しゃもじが無料でついてきます
# の無料だと思われかねんって事です
Re:free source software (スコア:0)
proprietaryの支配からsoftwareを解放するのが彼らの思想だから、むしろぴったりだと思うけど?
共産主義なんだし。
>英語圏では"I heard blabla is open source." という風に形容詞的な用法での"open source"(二語で一句扱い)というのが定着してます。
それをいうなら"open-sourced"じゃないの?
Re:「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」 (スコア:1, 興味深い)
何が非制限かは別途定義するべし。
Re:「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」 (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」 (スコア:0)
>無料ソフトを「フリーソフト」と呼称しても仕方ないが、それは我々の言う「フリーソフトウェア」とは違うものですということ。
一語一語にまでは細心の注意を払わなくとも、上記の但し書きを書き足すだけで誤解を招かずに済むものを、なぜFAQに書かな
Re:「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」 (スコア:2, 興味深い)
>「フリーソフトウェア作者」を自称していたりするご時
>世ですから
中途半端に勉強していて中途半端に知識が有る俺の場合、何
かソフト公開する毎に、ドキュメントに
・本ソフトを自分で作った事にして売るとか自由だよ。
・改造も自由。
・改造してここが良くなった!とか俺に連絡しなくていいよ。
・バグ報告なら、なるべく欲しい。直さない可能性高いけど。
・とにかく好きにすれ!
と、ぐだぐだ書いている。
これを書かなくてて良くなるように、ぜひ、「フリーソフト
ウェア」の啓蒙をお願いしたい所だな。
Re:「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」 (スコア:2, 参考になる)
矛盾したことは書かれていません。もし、FAQ の説明が「厳しすぎ」と感じ、同時に設立趣意書にある 定義が「問題ない」と感じるのでしたら、 どちらか一方を間違って理解していることになります。
その通りです。有償メディアでの配布に承諾が必要なソフトウェアは、 FSIJ の定義におけるフリーソフトウェアに合致しませんし、 オープンソースの定義 [opensource.jp]にも合致しませんし、 Debian フリーソフトウェアガイドライン [debian.org]にも合致しません。
そのようなソフトウェアは、たとえば Debian ですと (もちろん許可を得た上で) non-free に分類されて配布されます。 こうすることで、誰かが Debian の CD-ROM イメージ全体 (non-free は含まれない) を勝手に拾ってきて 勝手に焼いて勝手に売ってもライセンス違反にならない、 ということを保証しているのです。
Linux/BSD の世界では、このような意味での「フリー」のほうが 一般的だと思っていたのですが、違うのでしょうか? (日本の Windows/Macintosh の世界では、「フリー」 といえばほとんどの場合「無料」の意味ですが。 海外の Windows/Macintosh の世界は知りません。)
Re:「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」 (スコア:1, 参考になる)
内容的に矛盾したものが無いといっても、では「内容的に問題なければ、書き方、表現のしかたは何でもよいのか」ということになってしまう。
Re:「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」 (スコア:2, 参考になる)
書き手には書き手の意思があって、それを表現するために書いているのですから、 その意思とは違う意味に読むのは「誤解」とか「間違い」と呼ぶことができます。
もちろん、「誤解」や「間違い」の責任は、読み手の側にあることもあれば、 書き手の側にあることもありますが。 (ですので、「誤解」や「間違い」の責任は必ず読み手の側にある、 と主張すれば、それは書き手の傲慢だと思います。)
今回に関して言えば、書き手の側はとくに矛盾したことは書いていないと思います。 (つまり、読み手の側の責任だと思っています)。 が、ぼくはフリーソフトウェアの世界に何年も漬かっている人間ですので、 そうでない人間が読んだときに誤解を招きやすい表現があるかどうかは、 判断できません。もし書き手の側の責任かもしれないと思われる点が ありましたら、それを具体的に指摘したほうが、書き手の側もそれを 改善できますし、その改善された表現を読むことで、読み手の側もそれに 賛成なり反対なりの立場をとることができますし、みんなの利益になると 思います。
Re:「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」 (スコア:1, 興味深い)
>有償のメディア(雑誌CD掲載など)は事前の承諾を得てください」
>というようなよく見る?注意書きのあるソフトは「フリー」では
>無いと言うことになるのかな、実際厳しそうだ。
まさに、自由ではないですよね。
例えば、上記のような制限を設けたソフトが公開され、
しばらくしてその作者との連絡が取れなくなったとき、
二度と雑誌経由で配付が出来なくなる。
また、Linuxのディストリビューションに収録されるような
場合、手間がかかる上に、ライセンス違反を非常に起こしやすい
状況になると思います。
実際のところ、そういった制約をかける人の中には、こういった
問題に着目していない/あまり重要と思っていないままに、
なんとなくつけ加えている方もいるのではないでしょうか。
そういった部分は、アピールしていくことで、変わっていくのでは
ないかと。
もちろん、問題点を理解した上で制約を設けることも、全く作者の
自由だ、ということは、決して忘れちゃいけませんよね。
Re:「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」 (スコア:1)
(つぶやき)
「自由と無料を明確に区別できないなんて、英語は壊れている」 (出典忘れました。何処だったかな?)
って話で、"フリー" という言葉を使う限り、ずっとついてまわる問題でしょうね。
# 勿論啓蒙なんて無意味だから止めろと言う話ではありません。
Tatsuki Sugiura
Re:「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」 (スコア:0)
>「~はフリーソフトではありません」とか「疑似フリーソフト」とか言い
>たい放題(私見)な気がして(汗
そうは見えませんが。
Re:「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」 (スコア:1)
"正しい「フリー」(当然「自由」)"
って言うところに反応しただけでは?
Re:「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」 (スコア:1, フレームのもと)
言葉に後付けされた意味を取り払って原義を明確にすることを「言葉狩り」と呼ぶなら、言葉に新たな意味や用法を付け足す事を「言葉レイプ」と呼ぼう。
Stahl氏 [srad.jp]の言う自由は、ありがちな「義務を放棄して果実を享受するだけの自由」な気がするのは私だけ?
Hiroki (REO) Kashiwazaki
Re:「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」 (スコア:1, おもしろおかしい)
そこで提案。類推でいくと、
FreeBSD
FreeSoft
OpenBSD
OpenSoft
NetBSD
NetSoft
NetSoftがあいている。Netの意味を超訳して、
正しいソフトってのはどうか。
+1 おもしろおかしい
s/BSD/Soft/ (スコア:0)
Re:「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」 (スコア:0)
Re:「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」 (スコア:0)
独占って、実は「フリー・ソフトウェア」が商標登録されてて、
知らずに使ってるとFSIJから内容証明が送られたりするって話ですか?w
Re:「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」 (スコア:0)
言葉が変化していくのは自然なこと。それを「言葉レイプ」と表現することが
「すばらしい洞察」とはどう考えても結びつかない。
そもそも原義と呼ばれる時点で、第一義が変化している証左。
原義を守り、原義に押戻そうと努力する自由はあるが、それに賛同する義務はない。
Re:「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」 (スコア:0)
「原義」なんて言い出すのがそもそもうさんくさい。
言葉の意味の変遷がどうとか以前に、"free" が複数の有力 (というか、広く受け入れられているというか…) な意味を持っているのに、 "software" という言葉とくっついただけで "free" の意味まで限定するのは無理だと思う。だからこそ、
というだけのことではなかろうか。
広い意味では "free" は「(なにか)がない」という
Re:「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」 (スコア:1, 参考になる)
こんな半端な定義、RMS が公式に認めるわけ無いじゃん。勝手に「連携を図る」って言ってるんだろうよ。
つるし上げにしてやるから、さっさと名前出しな。:D
Re:「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」 (スコア:0)
>つるし上げにしてやるから、さっさと名前出しな。:D
↓impress の記事からですが
>理事長には、青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授の井田 昌之氏が就任し、
>副理事長や理事に
Re:「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」 (スコア:0)
どこか遠い空の下で。
Re:「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」 (スコア:0)
「言葉狩り」と言う意味では、 「単に無料で使えるだけ」の「フリーウェア」を「フリーウェア」と呼ぶのは、 誰も止めやしないんじゃない?
「フリーソフトウェア」と「フリーウェア」の違い [gnu.org] を知って使ってるならいいん
Re:「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」 (スコア:0)
オープンソースとの違いを認識できていない罠?
Re:「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」 (スコア:1)
# 罠でもなんでもない。
Re:「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」 (スコア:1)
図を見ている限りではそのようにも受け取れますが、最近の傾向はどうなってるのかしら。
Re:「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」 (スコア:1)
違うんじゃないでしょうか?
Re:「正しい『自由』の形はただ一つしか存在しない!」 (スコア:1)
>> 違うんじゃないでしょうか?
図のページの下の方にある擬似フリーソフトウェア [gnu.org]に対する
疑似フリーなソフトウェアは 独占的 ソフトウェアよりずっとましですが
という一文がGNUの(Freeではない)Open SourceなSoftwareに対する姿勢を表しているんじゃないでしょうか。「Open SourceとFree Softwareを区別しているかどうか」と聞かれれば「区別しています」ということになりますね。
でも、RMSとかは「Freeじゃないからダメだ」と思っているのかもしれませんが、おそらくGNUの総意としては「Freeだったらもっと嬉しいのになー」って程度じゃないですかね?