パスワードを忘れた? アカウント作成
10455088 submission
テクノロジー

ESAがスペースデブリ清掃用の衛星を開発中

タレコミ by AerospaceCadet
AerospaceCadet 曰く、
アストロプレナーの記事

ゴッサマー(クモの巣)と呼ばれる超小型衛星は本体の大きさ15x15x25 cm、重量2kgと非常にコンパクトであり、数分程度で5×5 mの帆を広げることができる。この展開可能な「クモの巣」衛星を機能停止した衛星に取り付けることで、大気による空気抵抗や太陽から放出された光子の反射による太陽輻射圧を受ける。したがって、このソーラーセイルによる力を衛星の推進力に変えることで大気圏へ再突入させ、共に燃え尽きることができる。
このデブリ対策衛星「ゴッサマー・デオービット・セイル(Gossamer Deorbit Sail)」は約700kgまでの衛星を大気圏内に落とすことが可能であり、セイル部は非常に軽量なカーボンファイバー製のブームにわずか数μm程度の薄さなアルミニウムで処理されたカプトンフィルムでできた帆が取り付けられている。これは人の髪の毛の直径の太さと同じくらいの厚さしかない。

本文にもある通り14年中に実験が行われればこの種の試みとしては世界最初のものになるだろう。
本実験は高度700kmの低軌道で行われるが 既に始まっていると言われている 中・高軌道でのデブリ清掃を行える手段の開発が待たれる所だ。

この議論は、 ログインユーザだけとして作成されたが、今となっては 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い

読み込み中...