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Quest of Mathの日記: R^n上での微分・積分(12) 1

日記 by Quest of Math

U⊂R^nを開集合とする。写像f:U→Rが2階連続微分可能であるとする。

Δf = Σ(∂^2f(x))/(∂xi^2) (i:0~n)

と定義される「Δ」を、「Laplacian(ラプラシアン)」または
「Laplace(ラプラス)作用素」という。

fについて、U上で

Δf = 0

を満たすとき、fをU上の「調和関数」という。
また、「Δf = 0」を「Laplace方程式」という。

ここからが問題である。

f(x,y,z) = x^2 + y^2 - 2*z^2

は調和関数であることを証明せよ。

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  • by Quest of Math (20493) on 2004年03月22日 4時16分 (#518708) 日記
    f(x,y,z) = x^2 + y^2 - 2*z^2

    であるので、

    (∂^2f(x))/(∂x^2) = 2
    (∂^2f(x))/(∂y^2) = 2
    (∂^2f(x))/(∂z^2) = -4

    であるので、

    Δf = 2+2-4 = 0

    よってfは調和関数である。
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