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patagonの日記: [読書]くすり屋さんの書いた薬の本/赤木 さえ子(著)

日記 by patagon

くすり屋さんの書いた薬の本 Amazon
赤木 さえ子(著)
# 単行本: 79ページ
# 出版社: 神戸新聞総合出版センター (2008/08)
# ISBN-10: 4343004848
# ISBN-13: 978-4343004840
# 発売日: 2008/08
# 商品の寸法: 18.4 x 12.8 x 1 cm

くすり屋さんの書いた薬の本
赤木 さえ子著 四六 80P
身体の症状、悩みにどんな薬で対処したらいいのか現役の薬剤師が、販売の現場を語った1冊です。
  神戸新聞総合出版センター

目次
登録販売者の登場
しもやけとお灸
葛根湯
シップの威力
便秘薬
やっかいな歯周病
イボ、タコ、ウオノメ
きずテープ
乾燥肌とロコベース
発毛剤リアップ
美肌
健康食品
鎮痛剤、風邪薬、鼻炎薬
保健薬と処方箋薬
情報入手の方法
  セブンアンドワイ ヤフー店 くすり屋さんの書いた薬の本 [本] - Yahoo!ショッピング

今朝、読んだ本。30分ほどで読める。

現役の薬剤師が書いた本。著者は阪大の薬学部出身で、現在はジャスコ南淡路店内の薬品部門に勤務し、販売に携わっている。

薬事法が改正され、登録者販売制度が出来、2009年4月から施行されるそうだ。薬品が3類に分類され1類は薬剤師だけしか売れないが、風邪薬等の普通の薬、つまり2・3類の薬は登録した者であれば販売できるようになるとのこと。著者は大衆保健薬の販売についてこれでは売りっぱなしになってちゃんと説明が出来ない状況が増大し、危機と捉えている。自分もそう思う。一方で薬剤師はこれまで世間・マスコミに対し、発言したり書くといういうことを行わず、意見を言ってこなかったと反省もしている。

そういう前提。それはそれとして興味深い。そしてこの本の本論、ドラッグストア等の現場で薬を販売する人、使う人へのヒント・アドバイスが書かれている。薬剤師でも薬を販売するものでもない一般の私でも非常に参考になる。いい本だ。はじめにとあとがき、1章の登録販売者の登場は特に興味深い。

500円の本だがAmazonで「中古3201円より」となっている。発行部数も少ないのだろうが、入手至難の本となっているようだ。

厚生労働省:一般用医薬品販売制度ホームページ
登録販売者 - Wikipedia

「薬剤師不足で就職に有利だろう」というだけで今、薬学部を目指す人がいたらそれはややめたほうがいい。ドラッグストアを中心とする薬剤師不足は解消されるだろうから。今、盛んに薬学部があるという大学がテレビCMをうっているが受験生は薬事法の改正を知っているんだろうか?

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