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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy
原著作者抜きで議論が進んでいるのが根本的な問題では (スコア:5, すばらしい洞察)
Re:原著作者抜きで議論が進んでいるのが根本的な問題では (スコア:1, 興味深い)
著作者や発明者に価値があるんじゃなくて、その著作物、発明の価値をどう利用するかという話だから。
価値のある著作や発明が生まれにくくなり、結果として収支がマイナスになりますよ、
というなら無関係ともいえないが、現時点ではそのような傾向は見られないのでは?
Re:原著作者抜きで議論が進んでいるのが根本的な問題では (スコア:3, すばらしい洞察)
そこでコピーを規制して対価を原著作者に還元できるようにしましょう。
対価が得られるので創作も活性化され、コピー規制の費用よりもその利益が上回る。
というのが知財保護が社会的に正当化される基本的な理由でしょう。
すると、原著作者達がどのような仕組みを望んでいるのかというのは
もっとも基本的な議論ではないでしょうか。
ご意見の二段落目で考慮されていますが、それでも原著作者自身の見解というのは必要ではないでしょうか?
作家は単独行動する生物なので団結しにくいので声が聞こえにくいでしょう。
また、今議論されているのは「その著作物、発明の価値をどう利用する」のが
原著作者の利益にかなうものであるかということも重要な論点として含んでいると思います。
Re:原著作者抜きで議論が進んでいるのが根本的な問題では (スコア:1)
> というなら無関係ともいえないが、現時点ではそのような傾向は見られないのでは?
そこで言う「収支」っていうのはどうやって計算されるものなのでしょうか?
著作物や発明を利用している企業の業績が赤字になれば、著作者や発明者への対価が増えると言う話でしょうか?
Re:原著作者抜きで議論が進んでいるのが根本的な問題では (スコア:1)
すべてがJASRACみたいだと思われると困るな。
印税率にしても、出版のコストと直接的な関係は無いでしょ?
それに、決まった印税率なんて無いでしょ。印税率なんて、契約毎に違うもんだと思うが。
Re:原著作者抜きで議論が進んでいるのが根本的な問題では (スコア:0)
出版を考えたときに、印税はコストの一部でしょ?
その他のコストとの配分を考えてみて下さいねって話。
> それに、決まった印税率なんて無いでしょ。印税率なんて、契約毎に違うもんだと思うが。
仰るとおりです。ただし「技術革新で印刷コスト/流通コストが抑えられるようになったため
平均的な印税の率が向上した」なんて話を、私は寡聞にして知らない。私が無知なだけなら
いいんだけど…
Re:原著作者抜きで議論が進んでいるのが根本的な問題では (スコア:1)
>平均的な印税の率が向上した」なんて話を、私は寡聞にして知らない。私が無知なだけなら
>いいんだけど…
技術革新で何処がどの程度安くできるようになったのか詳しくありませんが、
具体的にどんな費用がかかるのか調べてみました。
これ [nifty.com]は自費出版の例だとは思いますが、印刷の工程は同じでしょうから参考になるかと。
固定費やら流動費などもありますし、結局フィルムを作ってそこから印刷しているようで、技術革新があったとして、どれだけ安くなったのか不明です。
大量に印刷した場合、組版経費と出力費用といった固定費は、1冊あたりで考えれば割合は低くなり、費用が抑えられたとしても、影響はさほど出なくなります。
逆に、紙やインクの費用は、印刷するほどかかる上に、安くなっているとは限りません。
もともと印税も数%~10%以上までかなりの幅があり、上記のような様々な条件によって変動しているのではないでしょうか?
その中で、印刷コストによる印税の変化は、有るのか無いのか、判断は難しいかと思います。
Re:原著作者抜きで議論が進んでいるのが根本的な問題では (スコア:0)
議論が印刷コストに絞られてしまいました。ごめんなさい。
本質的なところは印刷コストよりも流通コストにあるのではないかと睨んでいます。
流通コストがドラスティックに削減されている点は議論の余地はないでしょう?
それなのに、取次ぎが未だにハバを聞かせているのが、なんともはや…という印象。
印税率の変動は、もっと別の力学が働いているのではないでしょうかね。
Re:そのご意見を (スコア:0)
出してみた (Re:そのご意見を) (スコア:0)
アドバイスどうもありがとうございます。
Re:出してみた (Re:そのご意見を) (スコア:1)
パブコメを募集している「知的財産推進計画2006」は見てみた?
目次をざっと見ただけでも、幅広い分野で知的財産を活用するための方法が述べられている。
そこに、JASRAC批判の意見を出しても意味無いと思うな。
JASRAC批判だったの? (スコア:1)
JASRACに限らず声の大きな集り屋の意見ばかりがまかり通り、
製作者がないがしろにされていることを言っているのだと思ったのだが。
屍体メモ [windy.cx]
Re:JASRAC批判だったの? (スコア:1)
JASRAC以外にも、同じような団体があるのかもしれません。
>JASRACに限らず声の大きな集り屋の意見ばかりがまかり通り
>製作者がないがしろにされていることを言っているのだと思ったのだが。
「知的財産推進計画2006」を見る限り、そのような事は無いと思うのですが。
実際に「クリエーターが適正なリターンを得られるようにする」とか、
「クリエーターの能力発揮を支援する」という項目もあり、
クリエーターに対する取り組みもちゃんと入っていますよ。
この「知的財産推進計画2006」の見直しに対するパブリックコメントなのですから、
そういった内容を読んで、それに対する意見を送らなくては意味が無いと思います。
元コメントの意見はJASRAC等の問題のある組織に対する意見としては間違ってないのですが、
今回のパブリックコメントとしては、具体性に欠けると思います。
Re:JASRAC批判だったの? (スコア:2, 参考になる)
ちぇっ、使い分けてたのにな。
Re:JASRAC批判だったの? (スコア:0)
# アカウント持ってるけどAC
Re:原著作者抜きで議論が進んでいるのが根本的な問題では (スコア:0)
それを手当たり次第パチンコ屋に売ってしまう老害:松本零士と同様、
著作権ゴロの代表として申し分無いメンタリティを備える久保田クンが大っぴらに語る事は、
著作権保護強化を主張する陣営にはマイナスにしか働かないんじゃないかと期待に胸が膨らむ。
この分だと、コンテンツ産業界と一般人の認識の乖離はますます進み、
やがては著作権なんて有名無実なものになってしまったり、
保護強化の副作用で「保護する必要なくね?」となるんじゃないかと。
Re:原著作者抜きで議論が進んでいるのが根本的な問題では (スコア:1)
松本零士氏の胡散臭いところは、彼がよく引き合いに出す、
作家の子孫が「あと少しで自分の親の著作権が切れてしまう」という話。
実際誰のことなのかは知らないが、それをなぜ松本氏が
代弁しなくちゃならないの?
著作権が切れて困る本人が松本氏より先んじて保護活動するのであれば
まだ理解できるのだが、松本氏にそれを嘆くというのが判らない。
権利を守りたければ、自ら動かなくてはならないのに、こういった
活動を大御所にまかせっきりで、自分たちは何もしないということこそ
この議論に世論が理解を示さない根本なのではないだろうか。
まあ、実のところ松本氏の話は作り話なのかもしないが、だとしても
結局権利者が自ら主張するのではなく、久保田氏にしろ、代弁者が
でかい顔をしすぎるというのも問題ではないだろうか。