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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
まあ、新たな公共事業ですよね (スコア:1)
あるいは今やってる「国際共同」のISSとその付属品たるソユーズ・ATV・HTV、
でなければ現在の各国の主力打ち上げ機であるEELV(アトラス5/デルタ4)・アリアン5・H-II/H-IIA、
これらと構図が大して変わっていないわけで。他がやるからうちもと言って見込みのない事業を始める、と。
2020年代とか30年代くらいじゃ有人宇宙活動だの月資源採掘だの、絶対単体じゃペイしませんよ、断言してもいい。
今世紀前半のうちは宇宙で確実に利益になる事業は静止通信/放送衛星と、あとは金持ちの観光以外には現れないでしょうね。
いや、だからといって公共事業がすべて悪と言ってるつもりじゃありませんよ。
日本も技術と人材を生かさず殺さず程度の慎ましやかな規模でやっていただければ。
Re:まあ、新たな公共事業ですよね (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:まあ、新たな公共事業ですよね (スコア:1)
あるいは産業基盤や研究人材が完全にお亡くなりにならないほどには公共事業をする
――すなわち、今までの日本の宇宙政策と大して変わらない程度の関心と投資――
ことは必要だよね、と。そりゃ未来を完全に予測するなんて無理だもの。
たとえば、H2Aは月に3tを放りこむことが出来ます。そこから月から地球に帰ってくるまでに
必要な機器や燃料を差っ引いて、大甘に査定して1tを地球に持って帰るとしましょうか。
それで、100億円/tの材料なんてどちら様がお買いになるので。打ち上げ単価が2桁下がっても
それでも現行のスポンジチタンの値段より2桁高いってレベルですよ、この水準は。
今度は月面に恒久的な基地を作って、マスドライバが何かでもっと安く
月面から地球に打ち上げが出来れば、とか言われるかもしれませんが、
ではその基地やマスドライバを立ち上げて定常運用までに必要な地球からの打ち上げ、
運用中にも継続的に必要な地球からの補給を考えると、どこまで安くなるやら。
あるいは核融合用のHe3採掘ならもしかすると割に合うかもしれませんが
(それでも月面の砂10万t処理してやっとHe3が1kgってレベルだそうだけど)、
現段階でさえD-T核融合発電の実用化目標が2050年(予定)、ではねえ。
Re:まあ、新たな公共事業ですよね (スコア:1)
Re:まあ、新たな公共事業ですよね (スコア:0)
そういうこと書くなら「どう変化するのか仮定」の部分まで書かないと
話が膨らまないじゃんか~。
月の価値 (スコア:1)
He3とかは、あれば都合が良いっていう程度にしか思えない。
そして、月の「都合の良い場所」は幾らでもあるわけじゃないから、月利用全体は国際管理になっても「良い場所」は早い者勝ちでしょう。
本当は、宇宙ステーションが「宇宙前線基地」になるはずだったんだろうが、人類自身によるデブリ汚染で危険になってるからなー。
今世紀中には月基地から小惑星に無人採鉱船が出て行くのが見れるでしょう。(オレは無理かな)
宇宙前線基地の価値以外にも、重力があって高真空で人がいないって場所は、色んな開発にも都合の良い所だ。
the.ACount