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物事のやり方は一つではない -- Perlな人
βはそれなりに残ったが… (スコア:1)
Re:βはそれなりに残ったが… (スコア:4, 参考になる)
記録面を高精細にするには、レンズの分解能を上げる必要があり、そのためにNA [wikipedia.org]を上げる(DVDの0.6から0.85)のは、まったく素直な発想です。
デメリットとして、すぐに思いつくのは以下の二つ。
技術的には、そのあたりの解決を図ったといえるでしょう。傷については、TDKのハードコートが採用されたんではなかったかな。
一方のHD DVDですが、NAは0.65に留まっています。
NAを上げると焦点深度が浅くなるのは前述の通りですが、記録面がDVDと同じ0.6mmの深さにあるため、傾きの影響がBDよりも大きくなります。
従って、NAをあまり上げられなかったのでしょう。
解決は図ったのでしょうが、単層の容量でBDに勝てなかったのが、その結果です。
原理的な無理を技術的に解決するのは、非常に難しいと考えます。
Re:βはそれなりに残ったが… (スコア:4, 興味深い)
東芝が最初から主張していたように,HD DVDの方がコストが低い(DVDのラインを流用できる)というのがポイントの1つで,もう1つのポイントは,ドライブを作る技術についてもHD DVDの方が容易(…だと思われる仕様に収めようとしていた),という点があります.要は,DVDフォーラムには安物DVDドライブを作っているような海外メーカも沢山参加していたわけですが,(本音がどうなのかは知りませんが)建前としては,そういう海外メーカが技術的にドライブを製造できないような仕様を避けるといような話があったはずです.
一方,BD陣営(というかSONY)としては,「(先述のような)技術レベルの低いメーカに合わせてヘボい仕様にするなんてのは本末転倒」という考えでDVDフォーラムから離脱したわけで,そういう意味ではBDの方が先進的な方向へ進んだのは当然かと思います.
ついでに,別の方が書いている「藤井氏は統一に積極的で、0.1mm保護層技術に否定な東芝技術者代表との狭間で苦労」という話について書きます.これは,オレが1年くらい前に聞いた噂(信憑性は謎)です.
両陣営のプレイヤーの発売直前に「HD DVDとBDで仕様統一に向けた話し合い」という日経のスクープ…かと思ったら両陣営から速攻で否定されて何も起きずに終了してしまったという出来事がありましたよね.実はあれは,両陣営の技術者連中が「上層部の反目で2陣営に別れてしまっているが,現場レベルでは,お互いに自陣営の技術的欠点と相手陣営の技術的利点を理解している.しかも2陣営に分裂しているとユーザにとって不利益になることも明らかだ.だから,上層部に内緒で,まず現場の技術者レベルで統一に向けて話し合い,技術的な落としどころを見つけてから,互いに社内で上を説得しよう」という計画だったらしいです.ところが日経が余計な報道をしたせいで,先にお偉いさんにバレてしまい,当然,会合を開くことすらできなくなってしまったという…
藤井氏がどうだったのかは知りませんが,SONYは言わずと知れた「CDを作った元祖」であり,東芝は「(あまり知られていないが)CD-ROMというCDの拡張を考えた元祖であり,DVDの仕様策定でも中心となった」というプライドがあったわけで,とにかく会社の中でも偉い人たちは「我々が本家であり,奴らが亜流なのだ」みたいな変な感じになってたみたいですね.
Re: (スコア:0)
1月の発表によるとBDのメディアの量産コストはDVDと同じか、さらに下がる可能性が高まりました。
>そういう海外メーカが技術的にドライブを製造できないような仕様を避けるといような話があったはずです.
それでも結局中国もHD DVDを捨ててBDに流れたりしたのは中々皮肉な話です。
HD DVDって技術的には筋の悪いところが多くて、例えば、HD DVDが2層、3層で
苦戦しているのは0.1mmを突き破るレーザーと、0.6mmを突き破るレーザーという差が影響しています。
元から容量が15GBと少ないのだから、せめて多層の作りやすさだけでも頑張れればよかったのですが。
そして、HD DVD-RWとHD DVD-RAMの迷走のように、記録形メディアの
記録方式でもかなりアホなことやらかしてます。
Re: (スコア:0)
>> 1月の発表によると
みたいなこと言われても,そもそも2陣営に分裂したのは随分と前の話なわけで,実際に出てきたモノを見て何を言っても後付なんですよ.例えば,今から「2015年に,その時点の最新技術で発売し,2020年ごろにAV市場の中心に据える製品群の仕様を決めろ」と言われるような話ですからねぇ.
#業界が違うから単純比較はできませんが,例えばMicrosoftなんて,たかが数年先の話でも「自社で決めたロー
Re: (スコア:0)
その時点でも、BDの量産コストはDVD並に下がるというのは、ソニー・松下によって約束されていました。
今年になってそれが実現化された、どころかDVD以下にまで下がることが出来そうになりました。
>他陣営の技術(注:自陣営の技術じゃないですよ)に関する予想が外れる
それどころか自陣営の技術に関してすら外れているわけですが。
HD DVDにおいて実現できていない必須技術は山盛りです。
それに対して、BD陣営が言われてきた問題点というのは、現時点でほとんど解決
Re: (スコア:0)
「容量だけで比較してBDの方が優れていると思ってるユーザが大半だ」という事実を指摘しただけで,別に「容量だけだ」なんて書いてないですが.
それと,PS3(に搭載するBDドライブ)の初期ロットで何が起きていたかとか,初期のBDソフトではゴニョゴニョとか,BDって外からは全く見えないヤヴァい話はイロイロあったんですけどね.
#ま,終わった話だからいいですけどね.
Re: (スコア:0)
>実際に出てきたモノを見て何を言っても後付なんですよ.
>例えば,今から「2015年に,その時点の最新技術で発売し,2020年ごろにAV市場の中心に据える製品群の仕様を決めろ」
>と言われるような話ですからねぇ.
>>HD DVDの方がコストが低い(DVDのラインを流用できる)というのがポイントの1つ
って話でしょ、話逸らさないでよ。
こんなもん、量産すりゃポイントにもなんにもなりゃしない。
その程度のことをポイントにせざるをえなかった苦しい胸のうちを察してやれよw
Re:βはそれなりに残ったが… (スコア:1)
>こんなもん、量産すりゃポイントにもなんにもなりゃしない。
量産すれば簡単に値段が下がると思ってるとしたら、技術屋失格でしょう。
原理的に量産化して値段が下げられる要因は、直接的には研究開発費や
償却費などの固定費と利益の希薄化だけです。
Re: (スコア:0)
要因に直接も間接もねぇぞ?
#さすがに(#1301609)は頭悪すぎるコメントなので撤回した方がいいと思うが
Re: (スコア:0)
製造的な問題点が改善したからこそ量産工程に入れるんだろ。
Re:βはそれなりに残ったが… (スコア:1)
やっぱ、DVDの大容量版なんだから、容量は大きい方がいいよねぇ
少しの差ではなかったんだから
Re:βはそれなりに残ったが… (スコア:1)
0.1ミリ保護層というと、CDのレーベル面と同じになるわけですが、CDは記録密度がずっと低かった上に読み取りは裏側だったので、BDとは比較になりませんね。
Re:βはそれなりに残ったが… (スコア:1)
DVDのハードコートの話ですし、ちょうちん記事かもしれませんが参考になるかも
Re:βはそれなりに残ったが… (スコア:2, 参考になる)
-------- tear straight across --------
Re:βはそれなりに残ったが… (スコア:1)
日常生活で光学ディスクを扱う際、金属製のなにかと擦れることはあるかもしれません。
が、わざわざガラスの粉やサンドペーパーの上に光学ディスクを乗せたりします?
# ありうるとしたら砂かなあ。(石英を含んでいるような)
Re: (スコア:0)
砂埃が一番頻繁にありえると思います。
もちろん、石英を含んでいる場合が多いので、スチールウールよりも数段硬いです。
Re: (スコア:0)
> ポリカーボネートの表面にコーティングすることによって、
> ディスク表面を保護する技術である。
石英(水晶)はシリカ(二酸化ケイ素)の結晶で特に硬い物質なので、
砂粒が付いた状態で擦れば確実に傷が付くと思います。
あと上のリンク先で使われているスチールウールは目の細かさから
研磨用と思われますが、これは仕上げに使われるぐらいでサンド
ペーパーと比べると数段柔らかいです。
Re: (スコア:0)
ダメだ!! だったらこのBlu-ray研磨して見られるようにしてくれよ
Blu! ray! Blu! ray!