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「HTMLの仕様にもない独自の要素を勝手に実装するブラウザ」ということになったんですね。http://mozilla.jp/firefox/3.5/whatsnew/ [mozilla.jp]
いやvideo要素をHTML5に入れる方針は変わりません。videoの中身としてどういうコーデックをサポートするかがベンダまかせになっただけ。
だけってのはその通りなんだが、またまた面倒で面倒で仕方ないWeb徘徊となるのが決定された、とも言える罠。タグでホイホイサイトに載せられることになればもううんざりってことになるんでないのかと。
たしかにそれに関しては残念なことかもしんないけど、僕はこれでよかったと思ってる。
画像だっていまでこそjpegかpngに統一されてきた感はあるけど、それでもまだいろんな形式があふれてるわけで。無理に特定のコーデックを義務付けなくても、少しずつ「最も使われているコーデック」が定まってくるのが望ましいんじゃないかな。義務付けると余計に混乱しそう。
imgタグに関しては初期のMozaicの頃からほぼあらゆるブラウザでGIFだけはインライン表示できたんですよね(最初のNeXT上のブラウザは画像のインライン表示なかったんでしたっけ?)。NetScape以降はJPEGも標準対応だし。
とにかく今videoタグをサポートしている主要なブラウザで共通して使えるcodecが一つもないってのは大問題。強制でなくともみんなこれだけはサポートってcodecがない…結局サイト側ではどうすりゃいいのよって事になります。もっともIEがvideoタグサポートしないうちは所詮マイナーブラウザ対応でしかないので、実験的に使うだけになると思うけど。
FLVが普及する前は、おおむねembedでMPEG1ファイルを指定するのが一番互換性高かったかな?大概の動画プラグインはMPEG1は最低限サポートしてたから。
GIFの特許はサブマリンじゃなくてUNISYSが持っていることが知られていたのですが。「H.264を選択できない」ならともかく(Mozillaはそう言ってますね)なんでまったく逆になるのですか。Safariはサブマリン 特許があるかもしれないPNGをサポートしています。結局AppleはH.264に対する投資を無駄にしたくないだけで、その他のあらゆる理由はそれを正当化するための後付けに過ぎません。
デコーダにも特許が関わってるんでないの?
最近の子は第一次タブブラウザ乱立時代と、なぜそれが終わったかを知らないのか
第一次タブブラウザ乱立時代(2000年~)は、いわゆるGIF騒動(1999年)より後だったはずですが…。
# GIF騒動によるDona開発中止が話題になってタブブラウザという概念が知れ渡り、乱立したのではないかと個人的には思っています。
じゃあDVDプレイヤーの特許使用料はどこに払われるんですか?団体としてのMPEGは特許でガチガチに縛りまくりですが。
日本の場合ですが、特許法 [houko.com]では、特許の実施とは
(定義)3 この法律で発明について「実施」とは、次に掲げる行為をいう。1.物(プログラム等を含む。以下同じ。)の発明にあつては、その物の生産、使用、譲渡等(譲渡及び貸渡しをいい、その物がプログラム等である場合には、電気通信回線を通じた提供を含む。以下同じ。)、輸出若しくは輸入又は譲渡等の申出(譲渡等のための展示を含む。以下同じ。)をする行為
と定義されています。
それと、特許法では明文化されていませんが特許権は消尽する [wikipedia.org]ものとされていますので、一度許諾を得たものについては、2重取りになることはありません。
あとは、エンコーダとデコーダについて分けて考える必要があって、エンコーダ(データ作成)・プログラムの生産者が許諾を得た「エンコーダ」については、それを使用してデータを作成しても、特許権侵害にならない・プログラムの生産者が許諾を得ていない「エンコーダ」については、それを使用してデータを作成すると、特許権侵害になる・許諾を得ていない「エンコーダ」について、生産者と使用者のどちらを訴えるかは、特許権利者の自由
デコーダ(データ表示)・プログラムの生産者が許諾を得た「デコーダ」については、それを使用してデータを表示しても、特許権侵害にならない・生産者が許諾を得ていない「デコーダ」については、それを使用してデータを表示すると、特許権侵害になる・許諾を得ていない「デコーダ」について、生産者と使用者のどちらを訴えるかは、特許権利者の自由
となります。GIF特許の場合、エンコーダについては、「非ライセンスソフトで作成した画像を公開するなら金を払え」と、使用者に請求してましたが、ライセンスを得て正式に作成されたデータであろうと、
無許諾なデコードソフトを作った場合、ブラウザ作成者もしくはブラウザ利用者が特許権侵害になる、とかいうのはそれとはまた別の話です。
今回のvideoタグに話を向けると、Theora になんらかの特許権侵害があったとしたら、「デコーダ」の実施について、・デコーダコンポーネントという部品を作った Xiph.org を訴えるのか・デコーダコンポーネントという部品を利用したブラウザを作ったMozilla を訴えるのか・ブラウザを使っている一般利用者を訴えるのかどれを選ぶのかは、特許権利者の自由。
もしXiph.org.が侵害を認め、許諾を取ったとすれば、その場合はその段階で消尽するのでブラウザメーカーも利用者も侵害ではなくなりますが、それまでは、Xiph.org がなんと言おうと、万が一の場合はブラウザメーカーも利用者も訴えられるリスクが残ってることになります。
http://www.google.co.jp/search?q=%22%91%E6%88%EA%8E%9F%83 [google.co.jp]^%83u%83u%83%89%83E%83U%97%90%97%A7%8E%9E%91%E3%22最近の子どころか、あなたに教えられるまではグーグル先生すらも知らなかったようです。
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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家
Video要素はFirefoxの独自拡張に (スコア:-1, フレームのもと)
「HTMLの仕様にもない独自の要素を勝手に実装するブラウザ」
ということになったんですね。
http://mozilla.jp/firefox/3.5/whatsnew/ [mozilla.jp]
Re: (スコア:5, 参考になる)
いやvideo要素をHTML5に入れる方針は変わりません。
videoの中身としてどういうコーデックをサポートするかがベンダまかせになっただけ。
Re: (スコア:0)
だけってのはその通りなんだが、
またまた面倒で面倒で仕方ないWeb徘徊となるのが決定された、とも言える罠。
タグでホイホイサイトに載せられることになればもううんざりってことになるんでないのかと。
Re: (スコア:2, すばらしい洞察)
たしかにそれに関しては残念なことかもしんないけど、僕はこれでよかったと思ってる。
画像だっていまでこそjpegかpngに統一されてきた感はあるけど、それでもまだいろんな形式があふれてるわけで。
無理に特定のコーデックを義務付けなくても、少しずつ「最も使われているコーデック」が定まってくるのが望ましいんじゃないかな。
義務付けると余計に混乱しそう。
Re: (スコア:2, 興味深い)
imgタグに関しては初期のMozaicの頃からほぼあらゆるブラウザでGIFだけはインライン表示できたんですよね(最初のNeXT上のブラウザは画像のインライン表示なかったんでしたっけ?)。NetScape以降はJPEGも標準対応だし。
とにかく今videoタグをサポートしている主要なブラウザで共通して使えるcodecが一つもないってのは大問題。強制でなくともみんなこれだけはサポートってcodecがない…結局サイト側ではどうすりゃいいのよって事になります。もっともIEがvideoタグサポートしないうちは所詮マイナーブラウザ対応でしかないので、実験的に使うだけになると思うけど。
FLVが普及する前は、おおむねembedでMPEG1ファイルを指定するのが一番互換性高かったかな?大概の動画プラグインはMPEG1は最低限サポートしてたから。
Re:Video要素はFirefoxの独自拡張に (スコア:1, 興味深い)
<video>タグで繰り返したくないからOgg Theoraを選択できないんでしょうに。
Re:Video要素はFirefoxの独自拡張に (スコア:1, すばらしい洞察)
GIFの特許はサブマリンじゃなくてUNISYSが持っていることが知られていたのですが。
「H.264を選択できない」ならともかく(Mozillaはそう言ってますね)なんでまったく逆になるのですか。
Safariはサブマリン 特許があるかもしれないPNGをサポートしています。結局AppleはH.264に対する投資を無駄にしたくないだけで、その他のあらゆる理由はそれを正当化するための後付けに過ぎません。
Re: (スコア:0)
特許侵害云々に影響あるのは画像製作した人側だけで。
ブラウザがGIF表示サポートして普及してしまったから後から特許料払えとかいう話に発展したんだとは思うけど。
Re: (スコア:0)
デコーダにも特許が関わってるんでないの?
Re:Video要素はFirefoxの独自拡張に (スコア:2)
最近の子は第一次タブブラウザ乱立時代と、なぜそれが終わったかを知らないのか
Re: (スコア:0)
第一次タブブラウザ乱立時代(2000年~)は、いわゆるGIF騒動(1999年)より後だったはずですが…。
# GIF騒動によるDona開発中止が話題になってタブブラウザという概念が知れ渡り、乱立したのではないかと個人的には思っています。
Re: (スコア:0)
じゃあDVDプレイヤーの特許使用料はどこに払われるんですか?
団体としてのMPEGは特許でガチガチに縛りまくりですが。
Re:Video要素はFirefoxの独自拡張に (スコア:3, 参考になる)
日本の場合ですが、特許法 [houko.com]では、特許の実施とは
と定義されています。
それと、特許法では明文化されていませんが特許権は消尽する [wikipedia.org]ものとされていますので、一度許諾を得たものについては、2重取りになることはありません。
あとは、エンコーダとデコーダについて分けて考える必要があって、
エンコーダ(データ作成)
・プログラムの生産者が許諾を得た「エンコーダ」については、それを使用してデータを作成しても、特許権侵害にならない
・プログラムの生産者が許諾を得ていない「エンコーダ」については、それを使用してデータを作成すると、特許権侵害になる
・許諾を得ていない「エンコーダ」について、生産者と使用者のどちらを訴えるかは、特許権利者の自由
デコーダ(データ表示)
・プログラムの生産者が許諾を得た「デコーダ」については、それを使用してデータを表示しても、特許権侵害にならない
・生産者が許諾を得ていない「デコーダ」については、それを使用してデータを表示すると、特許権侵害になる
・許諾を得ていない「デコーダ」について、生産者と使用者のどちらを訴えるかは、特許権利者の自由
となります。
GIF特許の場合、エンコーダについては、「非ライセンスソフトで作成した画像を公開するなら金を払え」と、使用者に請求してましたが、
ライセンスを得て正式に作成されたデータであろうと、
無許諾なデコードソフトを作った場合、ブラウザ作成者もしくはブラウザ利用者が特許権侵害になる、とかいうのはそれとはまた別の話です。
今回のvideoタグに話を向けると、Theora になんらかの特許権侵害があったとしたら、「デコーダ」の実施について、
・デコーダコンポーネントという部品を作った Xiph.org を訴えるのか
・デコーダコンポーネントという部品を利用したブラウザを作ったMozilla を訴えるのか
・ブラウザを使っている一般利用者を訴えるのか
どれを選ぶのかは、特許権利者の自由。
もしXiph.org.が侵害を認め、許諾を取ったとすれば、その場合はその段階で消尽するのでブラウザメーカーも利用者も侵害ではなくなりますが、
それまでは、Xiph.org がなんと言おうと、万が一の場合はブラウザメーカーも利用者も訴えられるリスクが残ってることになります。
Re: (スコア:0)
http://www.google.co.jp/search?q=%22%91%E6%88%EA%8E%9F%83 [google.co.jp]^%83u%83u%83%89%83E%83U%97%90%97%A7%8E%9E%91%E3%22
最近の子どころか、あなたに教えられるまではグーグル先生すらも知らなかったようです。