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日本の風景を撮るには、緑が鮮やかに発色するフジフィルムのほうが良いでしょうねぇ。
宗教論争をやるつもりはないですが、それも時と場合によると思います。出たばかりのベルビアで夏山とかを撮ると気恥ずかしいくらい鮮やかな発色になって、「さすがバブルの申し子」とか訳の分からない納得をしていたものです。夏の海でもいいでしょうね。バックにサザンの歌が聞こえてきそうです。でも晩秋の風情みたいなものを撮りたいときは、コダクロームの控えめな(のか開発当時の技術の限界なのか分かりませんが)あの独特の色合いが好きでした。
ほとんどトライXのヨドバシ詰め替え品(100ft巻きからフジの中古パトローネに詰め替えた低価格品)ばかり使っていましたが、時々違うフィルムを使うとそれぞれにそれなりに面白い写真が撮れて、自分では満足していました。
# ATOK2010は「パトローネ」を変換してくれなかった…昔の言葉なのね。
私は高校時代、主にネオパンSSでした。TRI-Xだと固くなりすぎて私には扱いきれなかったです。
部費が少なく、現像液が黄色を通り越して緑色になるぐらいまで使い回してたりとか…フィルムは失敗すると取り返しがつかないので自宅で自費で現像して、引き延ばしだけ学校でやったりとか。卒業後、部費が取れたからD-76を希釈現像で使い捨てするようになったと聞いてすごく羨ましかったなぁ…
> 感度とコントラストを重視するとTri-X、
鳥坂先輩の「逆光は勝利」「TRI-Xで万全」「それを4号が5号で焼いてこそ味がでる」って格言を思い出しますねぇ。どこまでハイコントラストにするんだか…偏りまくり。
#たわば先輩の「ピーカン不許可」「頭上の余白は的だ」「世はなべて3分の1」は実にまっとうな話なんですが、両方ごちゃまぜにして世に出回ってる気がする…
「頭上の余白は的だ」
これも一般的にはどうだか...って聞きますが。私は余白を入れたくない派。そしてむしろ「逆光は勝利」だと思う派。
結局、何が正解ってのはない世界ですな。
元写真学生なので家でモノクロはライカ判はもとより4x5も現像からプリントまでやっていましたが、カラーはコストの面と臭いで手を出しませんでした。過去にDPE屋さん等で薬品交換のタイミングで機械の側にいたりすると鼻が曲がりそうな臭いをかいだりする事があった人もいるでしょう。まず家族持ちやアパート住まいなら確実に周囲から止められる事間違い無しの臭いです。モノクロを自前で現像からプリントまでやる人が多かったのは、コストもありますがそんなに臭いはヒドくない、というものあったかと思います。それでもカラーネガは薬品のキットもあり自家現像からプリントまで出来ましたが、リバーサルは乱暴な話、現像は薬品に浸けていけば良いというものではないので難しいと思います。コダクロームの発色は渋くて好きでしたが、使うカメラはデジカメに移って久しく、よくぞここまで続いたものだと驚いています。
ネガカラーのフィルム現像もプリントもやりましたし、内式リバーサルのフィルム現像(E-6)もやったことがありますが、技術的に難しいのとコスト的に厳しかったです。温度の管理がシビアだったし、ネガ・カラーのプリントはモノクロ用と比べものにならないくらい暗い中で作業しなければいけません。フィルム現像液で色々使い分けたり、焼き付けでいろんな技を使えるモノクロとは世界が全然違います。リバーサル・フィルムの現像は薬品の数がただでさえ多いのですが、コダクロームは外式の名の通り色素を後から加えることもあって一般向けの現像セットは手に入らなかったはずです。何せ最盛期でもいくつかの指定ラボでしか現像できなかったわけですし。
ネガカラーの場合はスキャンしてデジタル処理と割り切れば、ナニワの薬品に結構いい加減な温度管理でもそれなりの現像ができたりするんですけどね。(カラーバランスの心配ないし、今はDPE店でも大抵は同じような処理dなので)
ただし薬品自体の鮮度(一週間くらいで駄目になる)が問題なので、結局はDPE店に現像のみで頼んだ方が安くついたりするという…
コダクロームは他のカラーポジフィルムとは違い外式ですから、趣味人の手には負えなさそうです。コダクロームの現像を引き受けていた現像所は、日本では三社しかなかったはず。
カラーネガフィルムの自家現像ならやったことがあります。これはモノクロと同じくらい簡単にできました。カラーポジフィルムの現像は知らないけど。
カラーの印画紙現像は、天体写真で各種暗室テクニックを駆使する人(必ずしもプロではない)が結構いたはずです(伝聞ごめんなさい)
# ラッキーの引延機欲しかった中古のカラーペーパー現像ドラム結局使わなかったのAC
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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人
保存性が良かったらしいけど (スコア:1)
私はPKLを数本使っただけですが、確かに二十年たっても褪色はないですね。
二十年前であれば、際だった微粒子とコントラストの強い独特の描写が売り
にできたけど、初代ベルビア以降、風景写真も世界的にも鮮やか系が主流にな
ったので、単に渋い発色のフィルムとしか売れなかったかもしれませんね。
フジフィルムとコダックを比較すると、コダックの方がコントラストが強く
渋い感じがします。日本の風景を撮るには、緑が鮮やかに発色するフジフィ
ルムのほうが良いでしょうねぇ。
アグファとかコダックとか、独特なフィルムがいろいろあったけど、最近は
選択肢が少なくておもしろみが無いかも。
高校時代はエクターとかコダクロームとかコダックを使ってたけど、ここ十年
はフジクロームばかり・・・。
フィルムの個性だったんだと思います (スコア:2, 興味深い)
日本の風景を撮るには、緑が鮮やかに発色するフジフィルムのほうが良いでしょうねぇ。
宗教論争をやるつもりはないですが、それも時と場合によると思います。出たばかりのベルビアで夏山とかを撮ると気恥ずかしいくらい鮮やかな発色になって、「さすがバブルの申し子」とか訳の分からない納得をしていたものです。夏の海でもいいでしょうね。バックにサザンの歌が聞こえてきそうです。でも晩秋の風情みたいなものを撮りたいときは、コダクロームの控えめな(のか開発当時の技術の限界なのか分かりませんが)あの独特の色合いが好きでした。
ほとんどトライXのヨドバシ詰め替え品(100ft巻きからフジの中古パトローネに詰め替えた低価格品)ばかり使っていましたが、時々違うフィルムを使うとそれぞれにそれなりに面白い写真が撮れて、自分では満足していました。
# ATOK2010は「パトローネ」を変換してくれなかった…昔の言葉なのね。
Jubilee
Re: (スコア:0)
PKRと言えば、ゼロ・エマルジョンが出ると、店頭在庫が一気に捌ける光景が思い出されます。
最近では、鮮やかな発色と言う事なのか、(デジタル)写真が趣味って方に、エプソン製プリンタを好むかたが私の回りには多いです。
#でも、処理を全て自前でやるなら、本当に面白いのは、モノクロ写真だと思う。
#マスコ・タンクが大分眠ったままだなぁ。
暗室作業 (スコア:1)
フィルムの現像は難しいので、プリントのみでしたが、赤い電灯の下
ピントを合わせて露光、現像作業をしていくと、バットの中に写真が
浮かび上がってくる光景は楽しかったですね。
私の周りでは、白黒でもフジとコダックがわかれていました。
感度とコントラストを重視するとTri-X、普通の人はネオパンだった
なぁ。
私は通常はカラーネガのエクターを使ってましたが、ここぞというとき
のみPKLです。初めて使ったときは、異様にコントラストが強いと感じま
した。
一方、フジクロームは若干青と緑が強い感じがしましたが、ネガに近い
感じで使えますね。
フィルムを使うときの緊張感は、デジタルとは全く別ですね。デジタルは
シャッター切る感覚がビデオに近くて、沢山シャッターを切るようになって
しまいます。
写真のおもしろさは、シャッターを切る時の緊張感と現像するときのドキドキ
だと思います。
Nikon New FM2がメインだけど、忙しくて今年はフィルムを使えなかった・・・。
来年は写真を撮りに行きたいなぁ。
Re:暗室作業 (スコア:2, 興味深い)
私は高校時代、主にネオパンSSでした。TRI-Xだと固くなりすぎて私には扱いきれなかったです。
部費が少なく、現像液が黄色を通り越して緑色になるぐらいまで使い回してたりとか…
フィルムは失敗すると取り返しがつかないので自宅で自費で現像して、引き延ばしだけ学校でやったりとか。
卒業後、部費が取れたからD-76を希釈現像で使い捨てするようになったと聞いてすごく羨ましかったなぁ…
> 感度とコントラストを重視するとTri-X、
鳥坂先輩の「逆光は勝利」「TRI-Xで万全」「それを4号が5号で焼いてこそ味がでる」って格言を思い出しますねぇ。どこまでハイコントラストにするんだか…偏りまくり。
#たわば先輩の「ピーカン不許可」「頭上の余白は的だ」「世はなべて3分の1」は実にまっとうな話なんですが、両方ごちゃまぜにして世に出回ってる気がする…
Re:暗室作業 (スコア:1)
「頭上の余白は的だ」
これも一般的にはどうだか...って聞きますが。
私は余白を入れたくない派。そしてむしろ「逆光は勝利」だと思う派。
結局、何が正解ってのはない世界ですな。
素朴な疑問(ややオフトピ) (スコア:0)
白黒写真だと、フィルムの現像もプリントも自分でやるのが当然という雰囲気がありますね。
>処理を全て自前でやるなら、本当に面白いのは、モノクロ写真
のような。
でもそれなら、カラー写真でも現像・プリントを自前でやるのが趣味人としては当然なんじゃないんでしょうか。白黒写真なら趣味人レベルでもできるが、カラー写真は困難だ(使用薬品の危険性、管理の難しさetc)という、いわば便宜上の問題なんでしょうか。でもそれなら、たとえばカメラ本体に30万円とかレンズ1本に50万円とかカネをかけるのと同様暗室機材にカネを注ぎ込めばできることなんじゃ?仮にコダクロームを自前で現像できたら、商品寿命は今も続いていたかもしれないですね。
Re:素朴な疑問(ややオフトピ) (スコア:3, 参考になる)
元写真学生なので家でモノクロはライカ判はもとより4x5も現像からプリントまでやっていましたが、カラーはコストの面と臭いで手を出しませんでした。
過去にDPE屋さん等で薬品交換のタイミングで機械の側にいたりすると鼻が曲がりそうな臭いをかいだりする事があった人もいるでしょう。
まず家族持ちやアパート住まいなら確実に周囲から止められる事間違い無しの臭いです。
モノクロを自前で現像からプリントまでやる人が多かったのは、コストもありますがそんなに臭いはヒドくない、というものあったかと思います。
それでもカラーネガは薬品のキットもあり自家現像からプリントまで出来ましたが、リバーサルは乱暴な話、現像は薬品に浸けていけば良いというものではないので難しいと思います。
コダクロームの発色は渋くて好きでしたが、使うカメラはデジカメに移って久しく、よくぞここまで続いたものだと驚いています。
Re:素朴な疑問(ややオフトピ) (スコア:2)
また、プリンターと呼ばれる現像装置が必要ということで、それも個人でやるには障害となるようです。
結論としては、時間と場所、お金が十二分にあるひとでないと自家現像を定常的に続けるのはむずかしいということです。
Re:素朴な疑問(ややオフトピ) (スコア:1)
ネガカラーのフィルム現像もプリントもやりましたし、内式リバーサルのフィルム現像(E-6)もやったことがありますが、
技術的に難しいのとコスト的に厳しかったです。
温度の管理がシビアだったし、ネガ・カラーのプリントはモノクロ用と比べものにならないくらい暗い中で作業しなければいけません。
フィルム現像液で色々使い分けたり、焼き付けでいろんな技を使えるモノクロとは世界が全然違います。
リバーサル・フィルムの現像は薬品の数がただでさえ多いのですが、コダクロームは外式の名の通り色素を後から加えることもあって
一般向けの現像セットは手に入らなかったはずです。
何せ最盛期でもいくつかの指定ラボでしか現像できなかったわけですし。
Re: (スコア:0)
ネガカラーの場合はスキャンしてデジタル処理と割り切れば、ナニワの薬品に結構いい加減な温度管理でもそれなりの現像ができたりするんですけどね。(カラーバランスの心配ないし、今はDPE店でも大抵は同じような処理dなので)
ただし薬品自体の鮮度(一週間くらいで駄目になる)が問題なので、結局はDPE店に現像のみで頼んだ方が安くついたりするという…
Re: (スコア:0)
コダクロームは他のカラーポジフィルムとは違い外式ですから、趣味人の手には負えなさそうです。
コダクロームの現像を引き受けていた現像所は、日本では三社しかなかったはず。
カラーネガフィルムの自家現像ならやったことがあります。
これはモノクロと同じくらい簡単にできました。
カラーポジフィルムの現像は知らないけど。
カラーの印画紙現像は、天体写真で各種暗室テクニックを駆使する人(必ずしもプロではない)が
結構いたはずです(伝聞ごめんなさい)
# ラッキーの引延機欲しかった中古のカラーペーパー現像ドラム結局使わなかったのAC