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太平洋側の東北並びに北関東のインターネット環境を、WANレベルで10Gbps標準にすることに費やしてはどうかと…
せっかくつくり直すのだから、「向こう10年は世界中のどこよりも早いインフラ」を用意して、情報検索/情報発信コストを圧倒的に下げて欲しい。そうやって、「どこにいても通信インフラは圧倒的」な状態を作った上で、オンライン教育システムを提供して欲しい。
今、元と同じレベルに戻されても、どうせそのコストを除却する頃には時代遅れだ。なら、他者の追従を許さないほど先進的な実験環境にするレベルにまで集中投資して欲しい。
.
他にも「バックボーンなし、物理的に本当に「アミ」状になった、簡単には通信パスが失われない、通信網構築」という発想もあるかと。ようするにインターネットの本来のデザイン目的に戻るってことだけど。
それは『生活』という最低限レベルのインフラの上位に来るものなのだろうか?
そもそも場所によっては現地にそのまま再開発されない可能性もあるんだし。そういう先端用途は最低限地ベタが定まらないと無理だと思う。しかし、地ベタが固まった時点では既に緊急性は薄まっているというのが現実。
安全地への住民の誘引の為に、ちょっと山側に職を用意するのは悪くないとは思う。が、被災地の人間を雇う前提で先端技術云々は難しいだろう。
今の『生活』だけが全てではありません。
災害にあった子供たちは教育上のハンデを背負ってしまった。多分、ストレスとかのせいで集中できないとか、向こう数年かけてハンディキャップが徐々に広がる。
このようなロングタームの被災に対する支援には、「孫さんが引退するまでの役員報酬」のような「未来に置いて発生する収入」を当てるのが正しい。
というかだな。この案を理解できてない奴ら、「時間」って概念を思い出せよ。
「引退するまでの役員報酬」ってのは「今、渡せる義援金」じゃないぞ?!「将来発生する金を将来渡す」事を約束しているんだ。
「今必要なもの」だけを想像して行動するんじゃない。
年棒300万って随分と安い人材な気がしますが、、、税込み25万/月のボーナス無しって事でしょう?
それはともかく、一時金だ/継続金だという以前に、話題の人が孫さん(ソフトバンク)だと言う事を忘れている気がする。事業種別的にソフトバンクが教師を雇用するなんて事は無いよね。そんな事業を新規で起こす事も無いと思うし、それは既存の組織に任せればいい。
一応はIT/通信業界で相応の規模の事業をやってるんだから「本業で復興活動しようよ」が大元のコメントのメタな主旨でしょ?
もっと本質的な救援をと言ったってソフトバンクにそれを運営する組織は無いわけで。だからこその寄付金(それが出来る組織にお金をまわす)だろうけど、他の組織にお金をまわすという時点でオーバーヘッドがあるのだから、自前組織で出来ることを全力でやる、というのが効率的といえば効率的。
という枠の中で言うなら、通信網の整備というのは妥当でしょう。既存の携帯電話が未だに不通なのをまずなんとかしろや、というつっこみもこの上なく妥当だとも思うけど。
>>一応はIT/通信業界で相応の規模の事業をやってるんだから「本業で復興活動しようよ」が大元のコメントのメタな主旨でしょ?というのが、「主旨」であり「枠」ですね。
ただ単に「寄付じゃなくても良い」であれば寄付で全然構わないんですよ。復興支援は復興支援のプロに任せる方が効率が良いと推定できるから。
役員報酬は単純な寄付ではなく… [srad.jp]が興味深いのはそれが一応ソフトバンクらしいから、でしょう?
情報産業が分かりにくいのでしたら、例えばユニクロが10億寄付しましたよね?それに対して
ユーザA「ヒートテックを被災地に送ってはどうでしょう?」ユーザB「それより被災地では食料の方が重要だからそっちを送ったほうが良くない?」
なんて話があったら、普通にユーザBは変でしょう?そういうレベルのお話です。これが
ユーザB「被災地では寧ろ下着が足りなくなるのでそちらをお願いします」
とかだったら分かるんだけど。(注:適当に選んだだけで、本当に下着の方が足りなくなるかは知らないです)
話の流れを徹頭徹尾理解してないですね・・・もとより「寄付金の使い方を指定せよ」って話じゃないでしょ。
寄付金にまわすより「本人がそのコントロール下で出来ることをする方が効率的では?」という話でしょ?自分で出来ることがあるのなら、他人(他組織)にお金を回すよりその人本人がやる方がロスは少ないよね。
ユニクロの10億もソフトバンクの100億も個人寄付なのは知ってるけどさ。使った例え話にはそれがどっちであろうと関係の無い内容でしょ?ただの例えなんだしさ。
元のコメントには話のトップへのリンクもあったんだし、取り合えず上から順に読もうよ。その辺あやふやなまま議論に参加してもおかしくなるだけだからやめようよ。
万が一読んだ上で言っているんなら、まー読みにくい私の文書も読んだ上でコメント返してくれるのは一応ありがたいけどさ。社会や経済についてもうちょっと思いを馳せるようにした方が良いよ。上手く指摘してやれないのがもどかしいけど、なんかピントがずれてるよ。
> 孫さんが「寄付する」「義捐金を出す」ということから始まった話でしょう。> その大前提については周りがとやかく言うことではないですよ。単純にそのつもりなら役員報酬は単純な寄付ではなく… [srad.jp]のツリーに繋げなきゃ良いんですよ。
ワコールが10億円寄付ってニュースがあったときにコメントとして(実際にあったかは知らない。実際にはなくても例えとして成立するし、どうも実際にあった寄付を用いると無理に誤解する人が居るので変更)
ユーザB「そのお金で食料を送っては?」
って話なら別に普通。さほどつっこみも無いでしょう。
それが
ユーザA「ワコールさんなら下着を被災地に送ってはどうでしょう?」ユーザB「それより被災地では食料の方が重要だからそっちを送ったほうが良くない?」
だったらユーザBには「おいおい」ってつっこみは当然入るでしょ?
例として「オンライン教育システム」が挙がっていましたが、目的が教育であれば、年額1億円として、年棒で300万円の先生をおよそ30人採用した方が子供にとっては良いことなのかもしれない。
規模がまるで足りない。1000倍足りない。
今回の地震で被害にあった…つまり今回の震災が原因で何らかの形で学習進捗に遅れが出る事になった(未来完了形でモノを言う必要がありますが)子供たちの数が何人になるのか、今の段階では分かりません。なのでそこを推測することから始めましょう。
岩手・宮城・福島の3県に関する数字から推測することにしましょう。それぞれの県にいる子どもの数は直接はわからないのですが、総人口は Wikipedia によると:
岩手県: 1,327,153人 [wikipedia.org]宮城県: 2,347,300人 [wikipedia.org]福島県: 2,025,461人 [wikipedia.org]合計すると大雑把に 5.6M人です。この内、高校生以下の子供はおそらく全体の 1/4 ぐらいだろう、と予測されますから 1.4M人 としましょう。実際には被害が大きくなかった子どももいるかも知れませんが、茨城県や栃木県、長野県などで被害に遭った子供たちが数えられていませんから、それでちゃらにすることにしましょう。おおよそ140万人が 救済するべき子供の数です。
これだけの数の子どもが、心理的同様や不安から集中力を欠き、落ち着きを失ったせいで、学習速度が「本来よりも」遅くなり、他県の子供たちよりも学習進捗が遅れるわけです。この手の災害の場合、3年間かけて1年分ぐらいの遅れとなって現れることが知られています。
この1年分を回復する方法を提供しなくちゃいけない。
学校を1件立てて、そこに日本最高の先生を集めても救えるのはせいぜい 600人ぐらい。小・中・高と3件立てても1200人ぐらい。それに対して必要な教師の数はだいたい学校1つに30人は必要なので、90人必要です。
はっきり言って規模が 1000倍足りません。先生の数は 9万人必要ですし、9万人も先生を集めたら「日本最高」の先生からは程遠い。それまで学校が無かったところに学校を建てるのならばこれでもいいかもしれませんが、すでに教育システムが存在するところでの学習遅延解消には、これでは全然実力不足。
だから、こういうありきたりの方法では全然役に立たないんです。
じゃぁ、どうするか。
簡単に言うと「学ぶ」と「習う」を分離する。今の学習塾がやっていることです。学校の先生方の大半を「生徒が学ぶ」ための準備から解放する。よりよい「学ぶ」ための授業そのものは「セサミストリート」方式で、生徒の反応を(機械的に収集して)フィードバックしながらつくっていく。
先生は「習う」段階に集中してもらう。ここは生徒一人ひとり、ひっかかるポイントが違う。そういうのは人間でないと対応できないし、小さなつっかかりは人間から教えてもらうほうが嬉しい。
そういうCAI [wikipedia.org]システムは、単独の独立した計算機の中には収まりません。授業コンテンツで生徒の多くが集中力を切らしたポイントはシナリオを作りなおさなくちゃいけない。練習問題で大勢が引っかかったなら、何か教え忘れがある。なにより、生徒の反応を記録し、分析し、個別の特徴に合わせられるものは合わせた内容を提供しなくちゃいけない。
だからどうしても圧倒的なネットワーク・インフラが必要になる。それがないと実装できない。
というわけで。子どもを救うにはネットワーク・インフラの圧倒的な改善が必要なんです。「現状ごときでは全然ダメ」というレベルの改善が必要。
どうかんがえても、こんなの一時的なお金では実現できない。孫さんが役員報酬を全額注ぎこむにふさわしい社会インフラだと思いますね。
規模(お金)の足りなさは、「WANレベルで10Gbpsを標準にするインフラ」でも同じような気はしますが、、、これって数兆円規模の事業ですよね?毎年数億円では誤差にもならない費用な気もします。
その意味ではそのための今回の寄付に見せかけたインフラ整備ですよ。 [srad.jp]という考え方は、NTTや国からお金をひっぱれる可能性を上げる政治的効果を期待しての寄付っていうのは額の割りには効果的な投資先なのかもとも思う。
なぜだろう……、子ども、子ども、と声高に言う人の話は、子供の将来よりも自分が老後を生きる社会を懸念してるように聞こえてならない。
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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家
役員報酬は単純な寄付ではなく… (スコア:5, 興味深い)
太平洋側の東北並びに北関東のインターネット環境を、WANレベルで10Gbps標準にすることに費やしてはどうかと…
せっかくつくり直すのだから、「向こう10年は世界中のどこよりも早いインフラ」を用意して、情報検索/情報発信コストを圧倒的に下げて欲しい。そうやって、
「どこにいても通信インフラは圧倒的」
な状態を作った上で、オンライン教育システムを提供して欲しい。
今、元と同じレベルに戻されても、どうせそのコストを除却する頃には時代遅れだ。なら、他者の追従を許さないほど先進的な実験環境にするレベルにまで集中投資して欲しい。
.
他にも「バックボーンなし、物理的に本当に「アミ」状になった、簡単には通信パスが失われない、通信網構築」という発想もあるかと。ようするにインターネットの本来のデザイン目的に戻るってことだけど。
fjの教祖様
Re: (スコア:0)
それは『生活』という最低限レベルのインフラの上位に来るものなのだろうか?
そもそも場所によっては現地にそのまま再開発されない可能性もあるんだし。
そういう先端用途は最低限地ベタが定まらないと無理だと思う。
しかし、地ベタが固まった時点では既に緊急性は薄まっているというのが現実。
安全地への住民の誘引の為に、ちょっと山側に職を用意するのは悪くないとは思う。
が、被災地の人間を雇う前提で先端技術云々は難しいだろう。
Re:役員報酬は単純な寄付ではなく… (スコア:2, すばらしい洞察)
今の『生活』だけが全てではありません。
災害にあった子供たちは教育上のハンデを背負ってしまった。多分、ストレスとかのせいで集中できないとか、向こう数年かけてハンディキャップが徐々に広がる。
このようなロングタームの被災に対する支援には、「孫さんが引退するまでの役員報酬」のような「未来に置いて発生する収入」を当てるのが正しい。
.
というかだな。この案を理解できてない奴ら、「時間」って概念を思い出せよ。
「引退するまでの役員報酬」ってのは「今、渡せる義援金」じゃないぞ?!
「将来発生する金を将来渡す」事を約束しているんだ。
「今必要なもの」だけを想像して行動するんじゃない。
fjの教祖様
Re: (スコア:0)
ことがそんなに優先順位の高いことなのか、正直に言って私に
は判断できかねました。
例として「オンライン教育システム」が挙がっていましたが、
目的が教育であれば、年額1億円として、年棒で300万円の先生
をおよそ30人採用した方が子供にとっては良いことなのかもし
れない。
もちろん、お金の出してである孫さんのほうで、こういう分野
で使ってほしい、というのがあれば、それが最優先ですよね。
Re:役員報酬は単純な寄付ではなく… (スコア:1)
年棒300万って随分と安い人材な気がしますが、、、税込み25万/月のボーナス無しって事でしょう?
それはともかく、一時金だ/継続金だという以前に、話題の人が孫さん(ソフトバンク)だと言う事を忘れている気がする。
事業種別的にソフトバンクが教師を雇用するなんて事は無いよね。
そんな事業を新規で起こす事も無いと思うし、それは既存の組織に任せればいい。
一応はIT/通信業界で相応の規模の事業をやってるんだから「本業で復興活動しようよ」が大元のコメントのメタな主旨でしょ?
もっと本質的な救援をと言ったってソフトバンクにそれを運営する組織は無いわけで。
だからこその寄付金(それが出来る組織にお金をまわす)だろうけど、他の組織にお金をまわすという時点で
オーバーヘッドがあるのだから、自前組織で出来ることを全力でやる、というのが効率的といえば効率的。
という枠の中で言うなら、通信網の整備というのは妥当でしょう。
既存の携帯電話が未だに不通なのをまずなんとかしろや、というつっこみもこの上なく妥当だとも思うけど。
Re: (スコア:0)
という枠の話はどれも寄付じゃなくても良い話じゃないですか。
Re:役員報酬は単純な寄付ではなく… (スコア:1)
>>一応はIT/通信業界で相応の規模の事業をやってるんだから「本業で復興活動しようよ」が大元のコメントのメタな主旨でしょ?
というのが、「主旨」であり「枠」ですね。
ただ単に「寄付じゃなくても良い」であれば寄付で全然構わないんですよ。
復興支援は復興支援のプロに任せる方が効率が良いと推定できるから。
役員報酬は単純な寄付ではなく… [srad.jp]が興味深いのはそれが一応ソフトバンクらしいから、でしょう?
情報産業が分かりにくいのでしたら、例えばユニクロが10億寄付しましたよね?それに対して
ユーザA「ヒートテックを被災地に送ってはどうでしょう?」
ユーザB「それより被災地では食料の方が重要だからそっちを送ったほうが良くない?」
なんて話があったら、普通にユーザBは変でしょう?そういうレベルのお話です。これが
ユーザB「被災地では寧ろ下着が足りなくなるのでそちらをお願いします」
とかだったら分かるんだけど。
(注:適当に選んだだけで、本当に下着の方が足りなくなるかは知らないです)
Re: (スコア:0)
あなたの例えで言えば、ユニクロの提供してくれた10億円で
食料を購入して被災地に送ってもぜんぜん問題ありません。
それが寄付です。寄付した人が使い道を指定しているのでなけ
れば、できるだけ被災地の状況に合うように使うのが、有効な
寄付の使いかたではないでしょうか。
お金を出してくれた人の業種はまったく関係ありません。お金に
色はついてませんよ。
もちろん、現物の提供だったり、労働力や技能の提供だったり、
を否定するつもりはありません。
ちなみに、ユニクロの10億円は、ユニクロではなく柳井会長個人
の寄付ではなかったでしょうか。
また、孫さんの100億円+今後の役員報酬も、厳密に言えばソフト
バンクではなく孫さん個人の寄付のはずです。こういった所をあや
ふやに考えると議論がおかしくなるので気をつけてください。
Re:役員報酬は単純な寄付ではなく… (スコア:1)
話の流れを徹頭徹尾理解してないですね・・・
もとより「寄付金の使い方を指定せよ」って話じゃないでしょ。
寄付金にまわすより「本人がそのコントロール下で出来ることをする方が効率的では?」という話でしょ?
自分で出来ることがあるのなら、他人(他組織)にお金を回すよりその人本人がやる方がロスは少ないよね。
ユニクロの10億もソフトバンクの100億も個人寄付なのは知ってるけどさ。
使った例え話にはそれがどっちであろうと関係の無い内容でしょ?ただの例えなんだしさ。
元のコメントには話のトップへのリンクもあったんだし、取り合えず上から順に読もうよ。
その辺あやふやなまま議論に参加してもおかしくなるだけだからやめようよ。
万が一読んだ上で言っているんなら、まー読みにくい私の文書も読んだ上でコメント返してくれるのは
一応ありがたいけどさ。社会や経済についてもうちょっと思いを馳せるようにした方が良いよ。
上手く指摘してやれないのがもどかしいけど、なんかピントがずれてるよ。
Re: (スコア:0)
>自分で出来ることがあるのなら、他人(他組織)にお金を回すよりその人本人がやる方がロスは少ないよね。
孫さんが「寄付する」「義捐金を出す」ということから始まった話でしょう。
その大前提については周りがとやかく言うことではないですよ。
Re: (スコア:0)
>使った例え話にはそれがどっちであろうと関係の無い内容でしょ?ただの例えなんだしさ。
関係ありますよ。そのへんがはっきりしてないと、
>寄付金にまわすより「本人がそのコントロール下で出来ることをする方が効率的では?」という話でしょ?
>自分で出来ることがあるのなら、他人(他組織)にお金を回すよりその人本人がやる方がロスは少ないよね。
という文章を「この人は個人と組織を混同したまま書いてるんじゃなかろうか?」と
疑いながら読むことになります。知ってるならきちんと書くべきです。
Re:役員報酬は単純な寄付ではなく… (スコア:1)
> 孫さんが「寄付する」「義捐金を出す」ということから始まった話でしょう。
> その大前提については周りがとやかく言うことではないですよ。
単純にそのつもりなら役員報酬は単純な寄付ではなく… [srad.jp]のツリーに繋げなきゃ良いんですよ。
ワコールが10億円寄付ってニュースがあったときにコメントとして
(実際にあったかは知らない。実際にはなくても例えとして成立するし、
どうも実際にあった寄付を用いると無理に誤解する人が居るので変更)
ユーザB「そのお金で食料を送っては?」
って話なら別に普通。さほどつっこみも無いでしょう。
それが
ユーザA「ワコールさんなら下着を被災地に送ってはどうでしょう?」
ユーザB「それより被災地では食料の方が重要だからそっちを送ったほうが良くない?」
だったらユーザBには「おいおい」ってつっこみは当然入るでしょ?
Re: (スコア:0)
寄付したいと申し出た孫さんに「寄付ではなく、御社の業種を
生かして実際に動かれてはどうでしょう」とユーザAさんと同じ
ようにあなたが提案したい!
というのであれば、やっぱり余計なお世話のように思えます。
Re:役員報酬は単純な寄付ではなく… (スコア:1)
規模がまるで足りない。1000倍足りない。
.
今回の地震で被害にあった…つまり今回の震災が原因で何らかの形で学習進捗に遅れが出る事になった(未来完了形でモノを言う必要がありますが)子供たちの数が何人になるのか、今の段階では分かりません。なのでそこを推測することから始めましょう。
岩手・宮城・福島の3県に関する数字から推測することにしましょう。それぞれの県にいる子どもの数は直接はわからないのですが、総人口は Wikipedia によると:
岩手県: 1,327,153人 [wikipedia.org]
宮城県: 2,347,300人 [wikipedia.org]
福島県: 2,025,461人 [wikipedia.org]
合計すると大雑把に 5.6M人です。この内、高校生以下の子供はおそらく全体の 1/4 ぐらいだろう、と予測されますから 1.4M人 としましょう。実際には被害が大きくなかった子どももいるかも知れませんが、茨城県や栃木県、長野県などで被害に遭った子供たちが数えられていませんから、それでちゃらにすることにしましょう。おおよそ140万人が 救済するべき子供の数です。
これだけの数の子どもが、心理的同様や不安から集中力を欠き、落ち着きを失ったせいで、学習速度が「本来よりも」遅くなり、他県の子供たちよりも学習進捗が遅れるわけです。この手の災害の場合、3年間かけて1年分ぐらいの遅れとなって現れることが知られています。
この1年分を回復する方法を提供しなくちゃいけない。
.
学校を1件立てて、そこに日本最高の先生を集めても救えるのはせいぜい 600人ぐらい。小・中・高と3件立てても1200人ぐらい。それに対して必要な教師の数はだいたい学校1つに30人は必要なので、90人必要です。
はっきり言って規模が 1000倍足りません。先生の数は 9万人必要ですし、9万人も先生を集めたら「日本最高」の先生からは程遠い。それまで学校が無かったところに学校を建てるのならばこれでもいいかもしれませんが、すでに教育システムが存在するところでの学習遅延解消には、これでは全然実力不足。
だから、こういうありきたりの方法では全然役に立たないんです。
.
じゃぁ、どうするか。
簡単に言うと「学ぶ」と「習う」を分離する。今の学習塾がやっていることです。
学校の先生方の大半を「生徒が学ぶ」ための準備から解放する。よりよい「学ぶ」ための授業そのものは「セサミストリート」方式で、生徒の反応を(機械的に収集して)フィードバックしながらつくっていく。
先生は「習う」段階に集中してもらう。ここは生徒一人ひとり、ひっかかるポイントが違う。そういうのは人間でないと対応できないし、小さなつっかかりは人間から教えてもらうほうが嬉しい。
そういうCAI [wikipedia.org]システムは、単独の独立した計算機の中には収まりません。
授業コンテンツで生徒の多くが集中力を切らしたポイントはシナリオを作りなおさなくちゃいけない。練習問題で大勢が引っかかったなら、何か教え忘れがある。なにより、生徒の反応を記録し、分析し、個別の特徴に合わせられるものは合わせた内容を提供しなくちゃいけない。
だからどうしても圧倒的なネットワーク・インフラが必要になる。それがないと実装できない。
.
というわけで。
子どもを救うにはネットワーク・インフラの圧倒的な改善が必要なんです。
「現状ごときでは全然ダメ」というレベルの改善が必要。
どうかんがえても、こんなの一時的なお金では実現できない。孫さんが役員報酬を全額注ぎこむにふさわしい社会インフラだと思いますね。
fjの教祖様
Re:役員報酬は単純な寄付ではなく… (スコア:1)
規模(お金)の足りなさは、「WANレベルで10Gbpsを標準にするインフラ」でも同じような気はしますが、、、
これって数兆円規模の事業ですよね?毎年数億円では誤差にもならない費用な気もします。
その意味ではそのための今回の寄付に見せかけたインフラ整備ですよ。 [srad.jp]という考え方は、
NTTや国からお金をひっぱれる可能性を上げる政治的効果を期待しての寄付っていうのは額の割りには効果的な投資先なのかもとも思う。
Re: (スコア:0)
なぜだろう……、子ども、子ども、と声高に言う人の話は、
子供の将来よりも自分が老後を生きる社会を懸念してるように聞こえてならない。
Re: (スコア:0)
私の例えは、年額1億円という数字ありきで考えましたので、
確かに足りないかもしれません。(年額1億円というのは、前の
方のコメントにあった役員報酬の数字をそのまま使ってます。
根拠はちょっと判りませんが、金額自体は少し外れていても
かまわないでしょう)
でも、okkyさんの「オンライン教育システム」のほうだと、
何倍足りなくなるのかも大いに気になります。気が向いたら
教えてください。
> じゃぁ、どうするか。
より後ろに「オンライン教
Re: (スコア:0)
今のところ深い意味はないんじゃないでしょうか。
>という枠の中で言うなら、通信網の整備というのは妥当でしょう。
という枠が妥当なのかどうかが、まだ判らないと思いますよ。
実際に、寄付した人が従事する業種に関わらず使い道を指定しない
寄付というか義捐金も世の中にはあるわけですし。
もし使い道を指定したいのであれば、それで良いと思いますが、
それをできるのは孫さんだけですよね。