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2010年に地震調査研究推進本部から出されていた「全国地震動予測地図」というのがあって、福島の市役所付近に今後30年間以内に震度6弱以上の揺れがある確率が0.9%とされていました。
http://www.jishin.go.jp/main/chousa/10_yosokuchizu/100520yosokuchizu.pdf [jishin.go.jp]
今回のトピックとは発信元は違いますが、こういったものの信憑性はあまり。
地震予知が当たったということは今まで無いよね。「ある予言では災害を予知していた」というお話はゴマンとあるけど。起こりうる地震や津波を想定してそれに備えるのは有益だと思う。備えきれなくて去年の災害がえらいことになってるんだし。#詩や暦に原子炉事故が書かれていたとか、戦争のことが書かれていたとか、後から言われてもねぇ。
東北地方太平洋沖地震での福島市は震度6弱とのことですからひょっとしたら、福島市役所の周辺なら(地盤が固い等の理由で)あと少し揺れがましだったかもしれませんよ。
それはともかく、災害に備える為の予算が同じなら、30年で 0.9%の地震対策より「津波対策」をするべきだったのでしょう、結果論ですが。
0%と予測したわけではないので、予測的中でしょう。信憑するに足る予測だったのではないでしょうか。
データを元に1000個のパラレルワールドを30年間観察すると、9個で「福島の市役所付近に今後30年間以内に震度6弱以上の揺れ」が発生する、と予測され、我々は9個のうちのどれか一つに遭遇した、といこと。
いやその理屈だったら、0%と100%以外の予測はどちらに転んでも予測的中になるよね。信頼のハードル低すぎやしないか。
こういった数値は、(拠点の重要性と合わせて)より地震の発生確率が高いところに対策の予算を割く、といった利用がされると思うのだけれど、確率を比較的低く見積もられていた東北の太平洋側で例の大地震が発生したので、あまり信頼できるものではなかったなあと思う。
後半まで読まれましたか?
0.9%と言う数字を「そんな地震は来ない」と考えるのは、楽観主義や現実逃避です。「0ではない」ととらえ、政府や自治体の財政力, 住民認識としての優先度などを勘案して、全政策のうちの地震対策の優先度を決定して地震対策に取り組む必要があります。
「30年以内に0.9%で大地震が発生すると予測される地」に住むと言う判断をしたのであれば、判断に対する自己責任を意識して住めばいいと思います。本当は住みたくはないが、企業など地震が所属する組織の都合で住むことになるのであれば、その代償を組織に求め、提示条件に納得できるのであれば、判断に対する自己責任を意識して住めばいいと思います。地震による損害を補償する保険に加入するなど、納得できる条件を自ら整備して住む、ということもでします。住むことに納得できないのであれば、住むという判断に自己責任を持てる地に移動することも、憲法上は保障されています。
地震防災政策の予算配分を検討しようと思うと、本当は
0-5年予測 (5年以内の発生予測)0-10年予測 (10年以内の発生予測)...0-30年予測 (30年以内の発生予測)
のような指標は適切ではなくて、
0-5年予測 (5年以内の発生予測)5-10年予測 (5年後から10年後までの発生予測)11-15年予測 (11年後から15年後までの発生予測)...25-30年予測 (25年後から30年後までの発生予測)
のような指標に基づく必要があります。
0-30年予測で高い確率が示されても、25-30年予測で高確率の箇所より0-5年予測で高確率の箇所の方が優先されるべきでしょう。
大量のお金と時間があれば確率0%以外のすべてに対処できるんだけどねぇ。いつくるかもわからない地震・津波・洪水・竜巻・落雷・停電・異常乾燥・高温・低温・台風・大雪・雪崩・黄砂・花粉…あげていけばキリがない。0.9%程度であれば他を優先するんじゃないの、ふつう
別ACですけど>「0ではない」ととらえ、政府や自治体の財政力, 住民認識としての優先度などを勘案して、全政策のうちの地震対策の優先度を決定して地震対策に取り組む必要があります。のだから0.9%と出された地域と10%と出された地域があった場合10%の地域の方が優先されるわけですよね。それで今回は10%と出された地域ではなく0.9%と出された地域で地震が起こったのですから信頼度が低いのではないかと元ACは言っているのでは無いでしょうか。
あと>「30年以内に0.9%で大地震が発生すると予測される地」に住むと言う判断をしたのであれば、判断
確率の大小というのは「起きやすさ」であって「起きる順番」ではありません。
ああすいません。意図をくみ取れていませんでした。
例えると、百面体のサイコロを転がして1が出たとして、1が出る確率である1%がたまたま出たと考えるか、実は百面体が精緻に作られていないのではないかと疑うか、の違いのような。
今回の話に戻すと、「30年以内に0.9%で大地震が発生すると予測される地」で地震が起きたことに対して、9/1000が的中した、「信憑するに足る予測だった」と考えるか、評価手法が信頼に足るものではなかったかと疑うか、の違い。
今回の地震後に評価手法を検討している内
確率ですから、的中もハズレもないでしょ。
> 確率を比較的低く見積もられていた東北の太平洋側で例の大地震が発生したので、> あまり信頼できるものではなかったなあと思う。
結果論だよね。
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ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ
2010年の別組織の資料 (スコア:1)
2010年に地震調査研究推進本部から出されていた「全国地震動予測地図」というのがあって、
福島の市役所付近に今後30年間以内に震度6弱以上の揺れがある確率が0.9%とされていました。
http://www.jishin.go.jp/main/chousa/10_yosokuchizu/100520yosokuchizu.pdf [jishin.go.jp]
今回のトピックとは発信元は違いますが、こういったものの信憑性はあまり。
Re:2010年の別組織の資料 (スコア:1)
地震予知が当たったということは今まで無いよね。
「ある予言では災害を予知していた」というお話はゴマンとあるけど。
起こりうる地震や津波を想定してそれに備えるのは有益だと思う。
備えきれなくて去年の災害がえらいことになってるんだし。
#詩や暦に原子炉事故が書かれていたとか、戦争のことが書かれていたとか、後から言われてもねぇ。
Re:2010年の別組織の資料 (スコア:1)
東北地方太平洋沖地震での福島市は震度6弱とのことですからひょっとしたら、
福島市役所の周辺なら(地盤が固い等の理由で)あと少し揺れがましだったかも
しれませんよ。
それはともかく、災害に備える為の予算が同じなら、30年で 0.9%の地震対策より
「津波対策」をするべきだったのでしょう、結果論ですが。
Re: (スコア:0)
0%と予測したわけではないので、予測的中でしょう。
信憑するに足る予測だったのではないでしょうか。
データを元に1000個のパラレルワールドを30年間観察すると、9個で「福島の市役所付近に今後30年間以内に震度6弱以上の揺れ」が発生する、と予測され、我々は9個のうちのどれか一つに遭遇した、といこと。
Re: (スコア:0)
いやその理屈だったら、0%と100%以外の予測はどちらに転んでも予測的中になるよね。
信頼のハードル低すぎやしないか。
こういった数値は、(拠点の重要性と合わせて)より地震の発生確率が高いところに対策の予算を割く、
といった利用がされると思うのだけれど、
確率を比較的低く見積もられていた東北の太平洋側で例の大地震が発生したので、
あまり信頼できるものではなかったなあと思う。
Re:2010年の別組織の資料 (スコア:1)
後半まで読まれましたか?
0.9%と言う数字を「そんな地震は来ない」と考えるのは、楽観主義や現実逃避です。
「0ではない」ととらえ、政府や自治体の財政力, 住民認識としての優先度などを勘案して、全政策のうちの地震対策の優先度を決定して地震対策に取り組む必要があります。
「30年以内に0.9%で大地震が発生すると予測される地」に住むと言う判断をしたのであれば、判断に対する自己責任を意識して住めばいいと思います。本当は住みたくはないが、企業など地震が所属する組織の都合で住むことになるのであれば、その代償を組織に求め、提示条件に納得できるのであれば、判断に対する自己責任を意識して住めばいいと思います。地震による損害を補償する保険に加入するなど、納得できる条件を自ら整備して住む、ということもでします。住むことに納得できないのであれば、住むという判断に自己責任を持てる地に移動することも、憲法上は保障されています。
地震防災政策の予算配分を検討しようと思うと、本当は
0-5年予測 (5年以内の発生予測)
0-10年予測 (10年以内の発生予測)
...
0-30年予測 (30年以内の発生予測)
のような指標は適切ではなくて、
0-5年予測 (5年以内の発生予測)
5-10年予測 (5年後から10年後までの発生予測)
11-15年予測 (11年後から15年後までの発生予測)
...
25-30年予測 (25年後から30年後までの発生予測)
のような指標に基づく必要があります。
0-30年予測で高い確率が示されても、25-30年予測で高確率の箇所より0-5年予測で高確率の箇所の方が優先されるべきでしょう。
Re:2010年の別組織の資料 (スコア:1)
大量のお金と時間があれば確率0%以外のすべてに対処できるんだけどねぇ。
いつくるかもわからない地震・津波・洪水・竜巻・落雷・停電・異常乾燥・高温・低温・台風・大雪・雪崩・黄砂・花粉…あげていけばキリがない。
0.9%程度であれば他を優先するんじゃないの、ふつう
Re: (スコア:0)
別ACですけど
>「0ではない」ととらえ、政府や自治体の財政力, 住民認識としての優先度などを勘案して、全政策のうちの地震対策の優先度を決定して地震対策に取り組む必要があります。
のだから0.9%と出された地域と10%と出された地域があった場合10%の地域の方が優先されるわけですよね。
それで今回は10%と出された地域ではなく0.9%と出された地域で地震が起こったのですから信頼度が低いのではないかと元ACは言っているのでは無いでしょうか。
あと
>「30年以内に0.9%で大地震が発生すると予測される地」に住むと言う判断をしたのであれば、判断
Re: (スコア:0)
確率の大小というのは「起きやすさ」であって
「起きる順番」ではありません。
Re: (スコア:0)
ああすいません。意図をくみ取れていませんでした。
例えると、百面体のサイコロを転がして1が出たとして、
1が出る確率である1%がたまたま出たと考えるか、
実は百面体が精緻に作られていないのではないかと疑うか、の違いのような。
今回の話に戻すと、「30年以内に0.9%で大地震が発生すると予測される地」で地震が起きたことに対して、
9/1000が的中した、「信憑するに足る予測だった」と考えるか、
評価手法が信頼に足るものではなかったかと疑うか、の違い。
今回の地震後に評価手法を検討している内
Re: (スコア:0)
Re:2010年の別組織の資料 (スコア:1)
確率ですから、的中もハズレもないでしょ。
> 確率を比較的低く見積もられていた東北の太平洋側で例の大地震が発生したので、
> あまり信頼できるものではなかったなあと思う。
結果論だよね。