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21世紀に突入して20年も経とうと云う時代に、SFマガジンで、わざわざ百合SF特集をしなければならない、と云う状況は、あまりSF的じゃない気はする……
意味がよくわからない。逆にどうなっていたらSF的なのだろうか。
例えば、洋ドラなんかで1シーズンには1組ぐらいは同性カップルのゲストキャラが出て来るような御時世に、SFマガジンでこんな特集をやんないといけないってのが……いや、待て、「何故かSFが旧時代的なモノばかりになったが、その理由は??」と云うネタでSF小説が書けそうな気がしてきた。
百合っていうのは同性カップルとは違うやろ最後のアイドルとかもうなんて言っていいかわからない前衛感あるぞ
百合SFだけで特集が組めるくらい作品数が揃ってきた、とも考えられませんかね?
ある要素の登場する作品がごく当たり前に存在することと、ある要素が前面に出ていてそこを楽しむ作品を集めることは、両立する話なのではなかろうか。食事をするシーンは多くの作品にあるが、グルメをテーマにした作品の特集も成立しうる、みたいに。
と言うか「スマホが普及して以降に『スマホが重要アイテムとして出るSF特集』をやる」みたいな感じが、俺が感じてる違和感に一番近い気が……。
OK、百合SFを読むんだあなたの思ってるようなレズカップルSFではないとわかるだろう
まぁ、こっから先は感性の問題でしょうが、一般の小説誌(河出書房の『文藝』とか)に載ってるフェミニズム小説/ガールズフッドものや「ガールズ・エンパワーメント」を全面に押し出したアメリカの娯楽大作映画なんかの方が、余っ程「新しく」思えてしまうんですよね……う〜む。
「新しく」感じるのがSFだ、という感性だったのかそれはちょっと想像してなかったな割と古臭いと思うけどなSFは
それはそれとして「新しく」感じなかった百合SFはどれのなのか、何を読んだか聞きたいなついでに「新しく」感じたSFらしいSFも聞いてみたいね
スマホが普及したと言える現在でもスマホが重要アイテムになる作品はそんなに無いわけで、そのような作品を特集することに違和感は無いけどなぁ。
携帯電話が普及した後になって、電話機/通信機の話を探すといろいろとネタが。
マクロス艦内の「公衆電話」に始まり、ウルトラ警備隊の腕時計型通信機やらTOSの二つ折り通信機とか、ザブングルのターボザック型無線機とか。
今見るとTNGのバッジ型通信機というのは、わりとアリだと思えるのだけど、当時はちょっとやりすぎかなあと思ってた。
性転換や同性愛やら異性愛者以外の関係もSFのテーマの一つでは
「終わりなき戦い」だと異性愛者の方が少数派の時代を経験したりするし、「神々自身」だと性別が三種類ある異世界人が出てくるし、ソラリア人は地球人型の男女から、雌雄同体に人工的に進化するし、ピアスンのパペッティアは二種類の「男性」がいる(と彼等自身は認識している)ラブシンクロイドのバウフェーク。
バルカン人のポンファーとか、ENTの「第3の性」とか http://www.usskyushu.com/hoshi/epi/48.html [usskyushu.com]あと、ナニがあったっけ。
古典地球人の性別が男女しかなく、異性愛者中心主義の価値観というのは、SFではそれに縛られるひつようはないのです。より多様な性も、センスオブワンダーの一つですよ。
パペッティアは2種類の女性(卵を提供する女性と、肉体を提供する女性)じゃなかったっけ卵と精子を出すのが両方男性、だっけか# どーもパペッティア人については嘘覚えてるらしい
パペッティア人は、作品内の事実をそのまんま書けば、
パペッティアは2種類の女性(卵を提供する女性と、肉体を提供する女性)じゃなかったっけ
なんですが、要は、男性と一種類目の女性が、自分達の子孫を残す為に、「実は全然別の種族」の可能性が有る「二種類目の女性」を(勝手に)利用してる可能性が……みたいなエグいオチじゃなかったでしたっけ??
おお、私ので合ってましたか
繁殖形態としては全くその通りだったと思います寄生される…じゃない肉体に受精卵を植え付けられる役の生き物が私が「肉体を提供する女性」と書いたやつですね
本人が望んでたりするかもしれませんし…ミノタウロスの皿みたいに
「Fleet of Worlds」て始まるシリーズにより詳しい描写がありますが、なんとこのシリーズ未訳なんですね。酷い話だ。
オスと言ってたかメスと言ってたかはうろ覚えだけど、二人のオスと一人のメスと言ってたような気がする。
そもそも「メスの子宮に精子を植え付ける」のがオスなら、「メスの子宮に『大きい精子』を植え付ける」のは、はたしてオスなのかメスなのか。(パペッティアはそれをオスと呼んでいたような気がする。)
パペッティアは二人のオスと一体のメス(代理母)で子孫を残す。「メス」の方は遺伝子的には別の個体でメス同士でつがいを作って子孫を残す。
地球人の感性としてはぞっとするものだけど、パペッティア人にとってはそれは「ごく普通の愛すべき家族の姿」でしかない。「メスも家族の一員」なのです。
余談だけど、特異な生殖方法がメインテーマになってるSFとしては、「死者の代弁者」もあったっけな。「エンダーのゲーム」の続編。
> 「メスの子宮に『大きい精子』を植え付ける」のは、はたしてオスなのかメスなのか。子宮じゃない、と思うんだけど
パペッティア人は受精卵を全く別の生き物に植え付けて、孵った幼生はその生き物を食べて育つ、んだよね
パペッティア人の雄雌(卵を出すという意味のメス)と、ゆりかご用のメス(肉体に子を宿すという意味でメス)が居るわけで、オスが2匹って感じではないっしょ
いや、パペッティア人的には「産卵管で女性(別種族)に卵子を生みつける側」も男性という認識だったはず。生みつけるのが精子か卵子かの違いがあるだけで、行為としては類似なので。
まぁどうやったって無理に男女当てはめてんですけどねぇ言葉だけ、でいえば(#3946655)によれば「女性2」らしいですが、パペッティア語と共通語の翻訳が確定してるかも怪しいですしお寿司(#3947173)によれば未訳版でもう詳しく書かれているようですが、読んでないなぁ
「チンコが付いてるのが男性」「子宮で胎児を身籠もるのが女性」と定義するなら、パペッティア人は「二種類の男性がいる」というふうに言っても問題ないでしょう。この定義は地球人の感覚的にも、なんらおかしなものではないわけだし。
同様に「代理母」なんかは、遺伝子的には関与しないのに「母」という単語を使ったりするものね。地球語の男性/女性という単語が不完全だからそういう問題も起きる。
科学を突き詰めていくと、新しい単語を創らざるをえないこともありますよ。たとえば脳死や代理母のようにね。
多様な性が認められるべきだって時代に多様な性を描いてもセンスオブワンダーにならんでしょ、ということでは
昔見たジョルジュ・メリエスのドキュメンタリーで、彼の映画が人気を失ってしまったのは現実が空想の世界に追いついてしまったからだ、みたいな解説がされていたな
それはない。「多様な性が認められるべきだって」言ってる人の想像する多様性など、SFにおける多様性の中では最弱。
それどころか自然界における多様性にも届かない。ファインディング・ニモとクマノミの話みたいに。(ニモはクマノミじゃないという意見もあるが、そこはまあ本質ではないので。)
https://medium.com/ [medium.com]
今は百合の話をしてるんだが。反論のための反論みたいな幼稚な真似をするな
百合SFで描かれる百合はそんな同性愛なんぞではないんだが幼稚なのは「百合」->「レズ」とかいう単純思考も同じ
それはそっくりそのまま返すわ。
「SFにおけるユリ」とやらが、女性同士に限定されるとは誰も言ってないもの。間違いを指摘されたら逆ギレカッコ悪い。
昔ならScience Fiction的なものなんだが最近はSukosi FusigiよりSugoi Fusigi的なもでもSFでいいんじゃないかと思う
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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人
「フィクションは現実を変えられない」「現実はSFに追い付け」と云うちっともSF的じゃない状況かも…… (スコア:1)
21世紀に突入して20年も経とうと云う時代に、SFマガジンで、わざわざ百合SF特集をしなければならない、と云う状況は、あまりSF的じゃない気はする……
Re:「フィクションは現実を変えられない」「現実はSFに追い付け」と云うちっともSF的じゃない状況か (スコア:1)
意味がよくわからない。逆にどうなっていたらSF的なのだろうか。
Re:「フィクションは現実を変えられない」「現実はSFに追い付け」と云うちっともSF的じゃない状況か (スコア:1)
例えば、洋ドラなんかで1シーズンには1組ぐらいは同性カップルのゲストキャラが出て来るような御時世に、SFマガジンでこんな特集をやんないといけないってのが……いや、待て、「何故かSFが旧時代的なモノばかりになったが、その理由は??」と云うネタでSF小説が書けそうな気がしてきた。
Re:「フィクションは現実を変えられない」「現実はSFに追い付け」と云うちっともSF的じゃない状況か (スコア:1)
百合っていうのは同性カップルとは違うやろ
最後のアイドルとかもうなんて言っていいかわからない前衛感あるぞ
Re: (スコア:0)
百合SFだけで特集が組めるくらい作品数が揃ってきた、とも考えられませんかね?
Re: (スコア:0)
ある要素の登場する作品がごく当たり前に存在することと、ある要素が前面に出ていてそこを楽しむ作品を集めることは、両立する話なのではなかろうか。
食事をするシーンは多くの作品にあるが、グルメをテーマにした作品の特集も成立しうる、みたいに。
Re:「フィクションは現実を変えられない」「現実はSFに追い付け」と云うちっともSF的じゃない状況か (スコア:1)
と言うか「スマホが普及して以降に『スマホが重要アイテムとして出るSF特集』をやる」みたいな感じが、俺が感じてる違和感に一番近い気が……。
Re: (スコア:0)
OK、百合SFを読むんだ
あなたの思ってるようなレズカップルSFではないとわかるだろう
Re:「フィクションは現実を変えられない」「現実はSFに追い付け」と云うちっともSF的じゃない状況か (スコア:1)
まぁ、こっから先は感性の問題でしょうが、一般の小説誌(河出書房の『文藝』とか)に載ってるフェミニズム小説/ガールズフッドものや「ガールズ・エンパワーメント」を全面に押し出したアメリカの娯楽大作映画なんかの方が、余っ程「新しく」思えてしまうんですよね……う〜む。
Re: (スコア:0)
「新しく」感じるのがSFだ、という感性だったのか
それはちょっと想像してなかったな
割と古臭いと思うけどなSFは
それはそれとして「新しく」感じなかった百合SFはどれのなのか、何を読んだか聞きたいな
ついでに「新しく」感じたSFらしいSFも聞いてみたいね
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
スマホが普及したと言える現在でもスマホが重要アイテムになる作品はそんなに無いわけで、
そのような作品を特集することに違和感は無いけどなぁ。
Re: (スコア:0)
携帯電話が普及した後になって、電話機/通信機の話を探すといろいろとネタが。
マクロス艦内の「公衆電話」に始まり、ウルトラ警備隊の腕時計型通信機やら
TOSの二つ折り通信機とか、ザブングルのターボザック型無線機とか。
今見るとTNGのバッジ型通信機というのは、わりとアリだと思えるのだけど、
当時はちょっとやりすぎかなあと思ってた。
Re:「フィクションは現実を変えられない」「現実はSFに追い付け」と云うちっともSF的じゃない状況か (スコア:1)
性転換や同性愛やら異性愛者以外の関係もSFのテーマの一つでは
「終わりなき戦い」だと異性愛者の方が少数派の時代を経験したりするし、
「神々自身」だと性別が三種類ある異世界人が出てくるし、
ソラリア人は地球人型の男女から、雌雄同体に人工的に進化するし、
ピアスンのパペッティアは二種類の「男性」がいる(と彼等自身は認識している)
ラブシンクロイドのバウフェーク。
バルカン人のポンファーとか、
ENTの「第3の性」とか http://www.usskyushu.com/hoshi/epi/48.html [usskyushu.com]
あと、ナニがあったっけ。
古典地球人の性別が男女しかなく、異性愛者中心主義の価値観というのは、
SFではそれに縛られるひつようはないのです。より多様な性も、センスオブ
ワンダーの一つですよ。
Re:「フィクションは現実を変えられない」「現実はSFに追い付け」と云うちっともSF的じゃない状況か (スコア:2)
パペッティアは2種類の女性(卵を提供する女性と、肉体を提供する女性)じゃなかったっけ
卵と精子を出すのが両方男性、だっけか
# どーもパペッティア人については嘘覚えてるらしい
Re:「フィクションは現実を変えられない」「現実はSFに追い付け」と云うちっともSF的じゃない状況か (スコア:2)
パペッティア人は、作品内の事実をそのまんま書けば、
なんですが、要は、男性と一種類目の女性が、自分達の子孫を残す為に、「実は全然別の種族」の可能性が有る「二種類目の女性」を(勝手に)利用してる可能性が……みたいなエグいオチじゃなかったでしたっけ??
Re:「フィクションは現実を変えられない」「現実はSFに追い付け」と云うちっともSF的じゃない状況か (スコア:2)
おお、私ので合ってましたか
繁殖形態としては全くその通りだったと思います
寄生される…じゃない肉体に受精卵を植え付けられる役の生き物が
私が「肉体を提供する女性」と書いたやつですね
本人が望んでたりするかもしれませんし…ミノタウロスの皿みたいに
Re: (スコア:0)
「Fleet of Worlds」て始まるシリーズにより詳しい描写がありますが、なんとこのシリーズ未訳なんですね。
酷い話だ。
Re: (スコア:0)
オスと言ってたかメスと言ってたかはうろ覚えだけど、
二人のオスと一人のメスと言ってたような気がする。
そもそも「メスの子宮に精子を植え付ける」のがオスなら、
「メスの子宮に『大きい精子』を植え付ける」のは、はたしてオスなのかメスなのか。
(パペッティアはそれをオスと呼んでいたような気がする。)
パペッティアは二人のオスと一体のメス(代理母)で子孫を残す。
「メス」の方は遺伝子的には別の個体でメス同士でつがいを作って子孫を残す。
地球人の感性としてはぞっとするものだけど、パペッティア人にとっては
それは「ごく普通の愛すべき家族の姿」でしかない。
「メスも家族の一員」なのです。
余談だけど、特異な生殖方法がメインテーマになってるSFとしては、
「死者の代弁者」もあったっけな。「エンダーのゲーム」の続編。
Re:「フィクションは現実を変えられない」「現実はSFに追い付け」と云うちっともSF的じゃない状況か (スコア:2)
> 「メスの子宮に『大きい精子』を植え付ける」のは、はたしてオスなのかメスなのか。
子宮じゃない、と思うんだけど
パペッティア人は受精卵を全く別の生き物に植え付けて、
孵った幼生はその生き物を食べて育つ、んだよね
パペッティア人の雄雌(卵を出すという意味のメス)と、
ゆりかご用のメス(肉体に子を宿すという意味でメス)が居るわけで、オスが2匹って感じではないっしょ
Re:「フィクションは現実を変えられない」「現実はSFに追い付け」と云うちっともSF的じゃない状況か (スコア:1)
いや、パペッティア人的には「産卵管で女性(別種族)に卵子を生みつける側」も男性という認識だったはず。
生みつけるのが精子か卵子かの違いがあるだけで、行為としては類似なので。
Re:「フィクションは現実を変えられない」「現実はSFに追い付け」と云うちっともSF的じゃない状況か (スコア:2)
まぁどうやったって無理に男女当てはめてんですけどねぇ
言葉だけ、でいえば
(#3946655)によれば「女性2」らしいですが、パペッティア語と共通語の翻訳が確定してるかも怪しいですしお寿司
(#3947173)によれば未訳版でもう詳しく書かれているようですが、読んでないなぁ
Re: (スコア:0)
「チンコが付いてるのが男性」「子宮で胎児を身籠もるのが女性」と定義するなら、
パペッティア人は「二種類の男性がいる」というふうに言っても問題ないでしょう。
この定義は地球人の感覚的にも、なんらおかしなものではないわけだし。
同様に「代理母」なんかは、遺伝子的には関与しないのに「母」という
単語を使ったりするものね。地球語の男性/女性という単語が不完全だから
そういう問題も起きる。
科学を突き詰めていくと、新しい単語を創らざるをえないこともありますよ。
たとえば脳死や代理母のようにね。
Re: (スコア:0)
多様な性が認められるべきだって時代に多様な性を描いてもセンスオブワンダーにならんでしょ、ということでは
昔見たジョルジュ・メリエスのドキュメンタリーで、
彼の映画が人気を失ってしまったのは現実が空想の世界に追いついてしまったからだ、みたいな解説がされていたな
Re: (スコア:0)
それはない。「多様な性が認められるべきだって」言ってる人の想像する
多様性など、SFにおける多様性の中では最弱。
それどころか自然界における多様性にも届かない。
ファインディング・ニモとクマノミの話みたいに。
(ニモはクマノミじゃないという意見もあるが、そこはまあ本質ではないので。)
https://medium.com/ [medium.com]
Re: (スコア:0)
今は百合の話をしてるんだが。
反論のための反論みたいな幼稚な真似をするな
Re: (スコア:0)
百合SFで描かれる百合はそんな同性愛なんぞではないんだが
幼稚なのは「百合」->「レズ」とかいう単純思考も同じ
Re: (スコア:0)
それはそっくりそのまま返すわ。
「SFにおけるユリ」とやらが、女性同士に限定されるとは誰も言ってないもの。
間違いを指摘されたら逆ギレカッコ悪い。
Re: (スコア:0)
昔ならScience Fiction的なものなんだが
最近はSukosi FusigiよりSugoi Fusigi的なもでもSFでいいんじゃないかと思う