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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」
再販制度と文化と著作権 (スコア:4, すばらしい洞察)
ま、タレコミやソースで触れられている通り、(現時点で)違法ではないけど
国内の胴元(レーベル)からすれば面白くない話なので、なんとかしたい、
というのだと思われます。
音楽CDは、”文化の担い手である”というのを印籠にして、再販制度を維持することで
利権を固めてきました。
その制度の根幹をつぶしかねない逆輸入CDの増加に、さすがに目がつぶれなく
なってきたのでつぶしてしまおうということなのでしょう。
これはある意味価格統制と同じことです。
再販制度そのものが、独占禁止法の例外扱いであるだ
洋楽の輸入盤も輸入制限される! (スコア:2)
論旨は以下によくまとまっています。
「レコード輸入」問題について
http://www.shodanren.gr.jp/database/083_02.htm
重要な論点は以下の通り:
1.音楽業界はすでに再販制度で過剰に保護されている。
世界的に音楽に再販制度を認めている国はない。
2.輸入権単体を認めている国はあるが、
再販制度と輸入権をセットで認めている国はない。
3.邦楽の輸入盤を対象とした検討といわれているが、法律上は
洋楽の輸入盤も対象に含まないとする立法は不可能とされて(おり、
洋楽の輸入盤の輸入制限につながるおそれがある。
個人的には 3. が大問題です。
Re:洋楽の輸入盤も輸入制限される! (スコア:2, 興味深い)
議事要旨 [mext.go.jp]によれば,
「○ :洋盤は従前どおりという話だが、法的にはどのようなテクニックを用いるのか。例えばアメリカで製造されたレコードと、アメリカのレコードが中国で製造されたものとをどように区別するのか。また、区別した場合、国際条約上、問題はないのか。
◎ :制度上は権利付与については内外無差別という形で考えている。権利者が止めたいのであれば、当該地域のみの販売という表示をし、権利行使しない場合は、その表示をしなければよい。但し、洋盤についてはインターナショナル5メジャーから、止めるようなことはしないという言質を得ている。
○ :それは単に「止めない」と言っているだけで、止める気になればできるという権利をになるのか。
◎ :基本的には「止めること」は可能ということになる。
○ :つまり、内外無差別にしなければいけないので、法律上は世界中の真正商品を商業レコードに関して止めることができるということになるということか。
◎ :法律上はそうである。ただ、実際の運用では5メジャーの協力を得て現行ビジネススキームを維持しようということである。」
ということらしいので,international major がだめだめといえば,一切の輸入レコードは禁制品となる可能性もあります.
やはり,悪法では?
Re:洋楽の輸入盤も輸入制限される! (スコア:0)
可能性ではないと思う.
国内代理店がinternational majorにかけあって,
原則輸出(国内から見れば輸入)禁止扱いになると思います.
過去の例でいえば,CDのSCMSにせよDVDのCSS,デジタルテレビにせよ,
コピーや再生地域を規制する "こともできる." はずだったのが,
実際の運用上では,内容的にはどうでもいいような
コンテンツであっても "Defaultで" 規制になっている.
(DTV,コピーの可不可を細かくコ
Re:洋楽の輸入盤も輸入制限される! (スコア:0)
>> とりあえず禁止にしておけということになってしまうと思います.
今回の話とは少々ずれるけど、Real Playerの有償版がそれと似たような状況です。
Real Playerの有償版の目玉となる機能の一つが録音・録画機能なんですが、
実際にはほと
ん? (スコア:1)
> 洋楽の輸入盤も対象に含まないとする立法は不可能とされて(おり、
> 洋楽の輸入盤の輸入制限につながるおそれがある。
もし輸入権が設定されたとしても、ベルヌ条約などにより単純に
それが外国の作品にも適用される(日本への輸出権となる)というだけ。
で、あくまでもその権利を持つのは当該の権利者だけであり、
その権利者が特に日本で売りたくないとか思わない限り日本での
販売を拒む要因にはなり得ないんじゃないかと。
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Ath'r'onならfloatあたりに自信が持てます