アカウント名:
パスワード:
無茶言わないでください。 経営者からすると、研究をひとつ許可することは大量のリスクを背負うということです。特にこのご時世では。
全てが全てそうであれとはいいませんが、研究におけるリスクの軽減を考えると、日本式の「和」の研究体制というのは多少は意義があるのではないでしょうか。 政治力のない有能な技術者が比較的容易に研究をスタートできる。利益も分散されますが、リスクも分散できる。なかなか興味深い仕組みだとは思うのですが。
確かに、もう少し個人評価の手法をしっかりするべきだとは思いますが。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds
約1割ですか。 (スコア:0)
しかし会社にしてみれば、研究のための施設・設備・材料・サポートする人、などを提供しているわけだからねぇ。
Re:約1割ですか。 (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:約1割ですか。 (スコア:1)
無茶言わないでください。
経営者からすると、研究をひとつ許可することは大量のリスクを背負うということです。特にこのご時世では。
全てが全てそうであれとはいいませんが、研究におけるリスクの軽減を考えると、日本式の「和」の研究体制というのは多少は意義があるのではないでしょうか。
政治力のない有能な技術者が比較的容易に研究をスタートできる。利益も分散されますが、リスクも分散できる。なかなか興味深い仕組みだとは思うのですが。
確かに、もう少し個人評価の手法をしっかりするべきだとは思いますが。
Re:約1割ですか。 (スコア:2, すばらしい洞察)
なりにくいので開発側の人間としては比較的楽です(爆)
昔に比べれば厳しくなりましたが、欧米よりはまだまだ楽ですね。
自分が開発した特許だから金をくれというのはまあわからなくも
ないんですが、個人的な観点からいくと1億6500万円はちょっと
多すぎな気もします。
(もちろん当人がどれくらい動いたかは知る由もないので一般的
研究部門の人からの想像の範囲ですが)
みんな金金といっていますが、たとえばこのひとがお金持ちで
一人で技術を開発したとしてもどこのメーカーも買わないと思いますよ。
(こっそり真似して類似技術を作るかもしれませんが(苦笑))
本人の技術、発想のほかにここで他の人も触れているような
設備やメーカーとしてのノウハウ、人的設備なんかもあるわけ
ですし、研究を遂行していけるだけの基盤を提供している
ということも忘れてはいけません。
あとあまり注目されてませんが、メーカーとしての売り込みが
最後に最も効くのも忘れてはいけません。
(他社への売り込みや競合技術つぶし(これ重要(笑))等)
最後はマーケティングが勝負を決めるのは某社や某社を見れば
一目瞭然ですし。
Re:約1割ですか。 (スコア:0)
その特許が無ければ、ライセンス収入そのものは無かったはずなのだから妥当なところでしょう。多いとは言えない。
Re:約1割ですか。 (スコア:0)
に製造現場ががんばって製品化して、企画や営業が売りまくっての利益でしょ?
製造や企画営業は定時に帰宅できるとでも? 広告代って知ってる?
特許取得に金が掛かりすぎるのであれば、自前で研究するよりもよそから買っ
た方が安上がり、という風にもなるんじゃないかな?
Re:約1割ですか。 (スコア:5, 参考になる)
> そから買った方が安上がり、という風にもなるんじゃないかな?
どこにもないし、誰もできない技術だからこそ莫大な利益が得られる
んでしょ?
本当に革新的な技術があれば、そしてそれが世間の求めるものであれ
ばマーケティングやら営業やら企画やら、何もしなくても売れますよ。
青色発光ダイオードなんぞその際たる例でしょう。
営業が商品を売るのは当たり前。製造が製品を作るのも当たり前。その
対価のことを給料というのです。残業したらその分残業手当が出ますし
ね(建前上はね:-))
研究開発部門が技術を開発するのも当然のことです。フツーに商品が作
れてフツーに利益が出る程度の成果しか出していないのなら給料もらっ
てそれで終了。
通常以上の利益をもたらす成果を出せたときぐらい金銭的評価をしてもいいんじゃないかと思うんです。どれだけ儲かろうが、技術開発するの
は当然、給料払ってるだろ、という考え方もあるんでしょうけどね。
Re:約1割ですか。 (スコア:1)
>ばマーケティングやら営業やら企画やら、何もしなくても売れますよ。
>青色発光ダイオードなんぞその際たる例でしょう。
青色発光ダイオードは以前からニーズがありましたので、
力の入れ具合は違えど、研究していた人や会社は
かなりあります。
それらの人や会社よりちょっと、
早く完成できて特許が取れただけですから、
運の要素もあるのではないでしょうか?
ノーベル賞も同じですけど
ただ、人より早く完成できたというのは
とてもすばらしいことですけどね。
Re:約1割ですか。 (スコア:1)
でも誰もできなかった。
それを誰よりも早く可能にした。
特許が取れるということはそういうことです。(最近はそうでもない例も多いですけどね)
それで会社が収益を上げられたなら、技術を開発した人間は評価されてしかるべきでしょう。
開発者以外も貢献したかどうか、それはまた別問題。開発者が大きな貢献
をした事実は変わらないんじゃないですか?
Re:約1割ですか。 (スコア:0)
実は別に革新的じゃないけど、営業が上手かったとか、
技術を商品化した人たちが偉かったとか、そういう事例と
どうやってわけるのか、甚だ疑問です。
通常以上の利益がでたときだけ
Re:約1割ですか。 (スコア:0, 余計なもの)
>本当に革新的な技術があれば、そしてそれが世間の求めるものであれ
ばマーケティングやら営業やら企画やら、何もしなくても売れますよ
こんなのは夢想の世界でしかないよ。
Re:約1割ですか。 (スコア:4, 興味深い)
普通の研究者は、普通に企業に資金を出してもらい研究し、企業の求めるレベルの成果を出し、その見返りとして通常の給料をもらいますよね。
同様に、例えば普通の営業職の場合、こちらも企業の資金などのリソースを使って営業し、求められる成果を出し、見返りとして通常の給料をもらいます。
問題は「通常以上の成果をあげた場合」です。例えば営業の場合は「個人売り上げ」等の分かり易いパラメータで評価されるため、企業によっては特別ボーナスや社長賞、また昇進と言った形でのフィードバックが行われます。
# 故に「日本では文系の方が理系より平均生涯賃金が高い」と言うケースが現状見られます。
対して日本企業の研究者の場合、もちろん仕事として「企業が求めるレベルの特許」なりを出すことになります。この時点での報酬は通常の給料なり数万円の報奨金で支払われます。
ここでこの特許が企業に『著しい利益』をもたらした場合、多くの企業では研究者に対してのフィードバックが殆んど無い状態が続いていました。これが問題視され、今回のような話になっています。
「特許」の場合、当たったときにもたらされる利益が非常に大きくなるためにその報酬も大きくなるわけで、つまりは「1000万円がノルマの営業が10億円売りました。どう報酬をあたえますか?」と言う事になります
そもそも「科学立国」とか言いつつ、研究・開発者を少なくとも金銭的に冷遇しているのが日本企業の典型例だと思いますよ。プロジェクトXで出てくる「成功者たち」が「大金持ち」になっていませんよね? アメリカで同じ番組を作ったら、出演者は豪邸で猫撫でながら高いワインでもくねらせて想い出話をするでしょうね。
# まぁアメリカのやり方が良いとも思わないけど、モチベーションにはなるわけで。
「あらかじめ契約しておけば云々」は今だから言える話ですね。同様に「経営のリスクが云々」も、「利益に対して割合が出されるインセンティブ」として扱うならば、始めから折り込んでおけば問題無いでしょう。支払い額が大きくなろうと、それは利益が増えていることを示すんだから(純利と粗利の問題はありますけどね)。
Re:約1割ですか。 (スコア:1)
>企業によっては特別ボーナスや社長賞、また昇進と言った形でのフィードバックが行われます。
研究職もフィードバックが行われています。
今回で言えば231万円を最初に受け取っていますね。
主管研究員だったようですので、昇進もしていますね。
>つまりは「1000万円がノルマの営業が10億円売りました。どう報酬をあたえますか?」と言う事になります
当方、営業職ではないのでわからないのですが、
一般にそういうすばらしい営業の方は1億円ぐらいの特別報酬が貰えるものなのでしょうか?
今回の判決では、著しい利益をもたらした研究職にのみ対価が支払われるようなので問題でしょう。
著しい利益をもたらした営業にも、著しい利益をもたらした契約処理を行った事務方にも、
著しい利益をもらたした人材を採用した人事にも、きちんと等しく還元するようにすべきでしょう。
#不公平イクナイ ^^;
Re:約1割ですか。 (スコア:1)
元の研究がすばらしくないのに大きな利益を生み出したら、それは営業の手柄だと思います。
研究がすばらしいかすばらしくないかの判断は難しいですが。
1を聞いて0を知れ!
Re:約1割ですか。 (スコア:0)
>著しい利益をもらたした人材を採用した人事にも、きちんと等しく還元するようにすべきでしょう。
Re:約1割ですか。 (スコア:1)
>に製造現場ががんばって製品化して、企画や営業が売りまくっての利益でしょ?
>製造や企画営業は定時に帰宅できるとでも? 広告代って知ってる?
それが9割で発明が残りの1割でしょ?
つっこみは置いておいて、一般的に特許はそれを製品化して利益を得るまで
育てることが一番大変と言いますね。
Re:約1割ですか。 (スコア:0)
営業さんですか?どっから定時に帰宅みたいな話出てきたのやら・・
残業は別にえらくはないよ。
代わりが探しやすいほかのものより、探しにくいほうをもっと大事
にしようってことだと思いますけどね。
戦略兵器と戦術兵器の関係と似てますね。
Re:約1割ですか。 (スコア:0, フレームのもと)
思ってます。
まぁ誰でもとはいかなくても、類似技術が同時期に何の交流もない機関で別個に発明されるケースは多々ありましたから。
誰かが思いつくようなことは、他の誰かも思いつくものですよ。
主張に同意はしかねるが (スコア:1)
Re:約1割ですか。 (スコア:1)
#484518の電話の話し然り、まったく独立に研究していた人のノーベル賞共同受賞然り、そんな事例は枚挙にいとまが無いでしょう。
一人の人間の知恵が人類全体の英知を上回ることは、少なくとも恒久的にはありえない。すなわち、どんな人間にも代わりはいるものです。
ついでといっては何ですが、Winner takes allじゃ人類全体の幸福は得られんと思ってます。
# 柄にもなく怒ってますけどID。
Re:約1割ですか。 (スコア:0)
他の誰かが同様の特許をとるだけのことです。
発明者を否定するわけではありませんが、
今の日本の企業の研究では「個人の独創性」だけで発明することはほとんどありません。
現に、裁判所も「彼の寄与度は14%」としています。
残り86%があって「彼がいなければ14%を埋められない」というのはありえません。
#逆に、そうなのであれ
Re:約1割ですか。 (スコア:0)
Re:約1割ですか。 (スコア:0)
この間TVで、巣鴨に2000万台の建売でてたもん。
それに23区内に住まなきゃ生きてられないもんでもないねぇ。
Re:約1割ですか。 (スコア:0)
「23区の住民と六本人以外は日本人と認めない」
よくいる厨ですので気にしないように。