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# 小兵が少なくって困りそうですけど...
以前、日本のスポーツ文化についての本に書いてあったのですが、 スポーツの元々の意味には"狩り"とか"遊び"とかのニュアンスが あって、欧米では今でもそのような文脈でスポーツという言葉を 使うそうです。 その意味では、日本にスポーツ教育は無く、ただ体育があるだけだけで、 体育ってのはもともと、戦争に適した優秀な日本男児を育てるための教育らしい。
あと、個人対個人の格闘に対して、集団対集団の戦争について考えてみると、 格闘に対応するのは囲碁や将棋といったボードゲームになりそうですね。 ここでも、勝負を決めるのは個人でしかない。集団プレーが得意だと言われる 日本人にとって集団って何か、っていう問いをこういう方向で考えると興味深い かもしれない。
あと、個人対個人の格闘に対して、集団対集団の戦争について考えてみると、 格闘に対応するのは囲碁や将棋と いったボードゲームになりそうですね。 ここでも、勝負を決めるのは個人でしかない。集団プレーが得意だと言われ る 日本人にとって集団って何か、っていう問いをこういう方向で考えると興味深い かもしれない。
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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家
バスケは分からないの… (スコア:1)
# 中田は Linux か?
-- wanna be the biggest dreamer
Re:バスケは分からないの… (スコア:1)
# 小兵が少なくって困りそうですけど...
Re:バスケは分からないの… (スコア:1)
チームプレーを強調したいと思うのでやっぱり野球かサッカーになるのでは。
そういえば日本的なスポーツって個人競技ばかりですね。少なくとも一般的に知られているものでは。
うじゃうじゃ
Re:バスケは分からないの… (スコア:2, 興味深い)
それについては以前考えたんですが、
1:「団体」競技って、その大半が「球技」だったりしませんかね?
2:現代的な球技って、基本的に欧米発祥のものばかりですよね?
てなわけで、日本に伝統的に有るのは、「格闘(技)」の延長としてのスポーツばかりで、
球技で団体な競技ってのは無い、というふうに理解してます俺。
格闘(対人)でも狩猟(対非人)でもない「球技」という抽象化されたスポーツ分類は、
それがいつ何処で出現したのかは俺は知りませんが、
いずれにせよその出現は人類文明の地味なエポックではないか、と思っています。
Re:バスケは分からないの… (スコア:2, 参考になる)
>それがいつ何処で出現したのかは俺は知りませんが、
>いずれにせよその出現は人類文明の地味なエポックではないか、と思っています。
聞いた話ではフットボールの原点はケルト人が討ち取った敵の生首を奪い合うゲームだったとか。
今でもお祭りの時に2つの村で木製の玉を奪い合うために男が群がっているのはたまにテレビで紹介されていますね。
そしてどこだか忘れましたが、これとそっくりのお祭りは日本にもあったりします。
これを元にルールを整備して「スポーツ」にしたイギリス人が凄いというか変だというか。
考えてみればクリケット、ゴルフ、ポロ、テニスなど、全ての球技の原点は英国ではないかと。
>てなわけで、日本に伝統的に有るのは、「格闘(技)」の延長としてのスポーツばかりで、
>球技で団体な競技ってのは無い、というふうに理解してます俺。
マイナーなものでは蹴鞠なんかもあったわけですが。(日本発祥ではないけど)
格闘技というか武道のみが日本の普遍的なスポーツとして生き残ったのは武家政権が長い間続いた影響でしょうね。
うじゃうじゃ
Re:バスケは分からないの… (スコア:1)
オフトピですが中国で饅頭が出現したのも首の代替品としてが最初だったとかとか…
「扱いに困る死体」というフレーズは、古今東西かわらないものなんですね(ぷ
>クリケット、ゴルフ、ポロ、テニスなど、全ての球技の原点は英国
なるほど。それで全てといえるかどうかはよく判りませんが、
かなりの数の現代球技がそれらに由来してるのは確かですね。
>武家政権が長い間続いた影響
あと、為政者に反抗する手段として民衆が格闘技を編みだしたってのも
いろいろ有るそうですよね。
空手(琉球の)とかカポエラとか…
抽象化されたかたちでのスポーツ、とくに団体競技、てのは
多少なりとも平和な時代の賜物なんじゃないかな。
Re:バスケは分からないの… (スコア:1)
>かなりの数の現代球技がそれらに由来してるのは確かですね。
さすがに「全て」は言い過ぎかもしれません。(^^;
それでも野球はクリケットという先祖があるし、バスケットボールはハンドボールが元になっていると思うので源流はフットボールと同一でしょう。
ボウリングやゲートボールもクリケットやポロから派生した遊び方の一つのように思います。
バレーボールの由来はよくわからないのですが、ラケットを持たないテニスと言えなくもない。
欧米系以外の球技というと私はセパタクローぐらいしか知らないのですが、これのベースは蹴鞠でしょうね。これも競技として整備される段階でバレーボールからルールを取り入れているみたいですが。
別に研究しているわけでもないので何か勘違いがあるかもしれません。
間違いがあったり、英国とは別系統の球技を知っていたら教えてください。
うじゃうじゃ
Re:バスケは分からないの… (スコア:1)
以前、日本のスポーツ文化についての本に書いてあったのですが、 スポーツの元々の意味には"狩り"とか"遊び"とかのニュアンスが あって、欧米では今でもそのような文脈でスポーツという言葉を 使うそうです。 その意味では、日本にスポーツ教育は無く、ただ体育があるだけだけで、 体育ってのはもともと、戦争に適した優秀な日本男児を育てるための教育らしい。
あと、個人対個人の格闘に対して、集団対集団の戦争について考えてみると、 格闘に対応するのは囲碁や将棋といったボードゲームになりそうですね。 ここでも、勝負を決めるのは個人でしかない。集団プレーが得意だと言われる 日本人にとって集団って何か、っていう問いをこういう方向で考えると興味深い かもしれない。
Re:バスケは分からないの… (スコア:1)
基本になるのは役割分担と意思統一、そのために監督(指揮官)の命令に忠実に従うことが原則で、その中で個々が状況を判断し臨機応変に対応できる能力も要求されるあたり。(まあチームプレーというのはたいていそんなもんですが)
江戸時代は藩という半独立的な軍事勢力が多数存在していたため、組織的な軍事行動を養成する可能性のある団体競技のようなものには厳しかったのではないかと思います。
集団戦闘で威力を発揮する槍や鉄砲ではなく、どちらかというと個人戦闘向きの刀が「武士の象徴」とされたのも同じような事情があるかと。
「剣術」「武士道」のような武士文化が生まれだしたのが、実は合戦が収束に向かっていた戦国末期で、そのため実戦から乖離している面があったのも興味深い。
まあそんなわけで、日本人の集団行動や横並び意識というのは戦乱を繰り返して生まれたものではなく、平和な時期が長く官僚的なシステムが何世代にも渡って続いた江戸時代の影響が大きいように思います。
(かなり司馬遼太郎の影響が入ってるので、嫌いな人は眉につばをつけて読んでください)
#IBMのCMがこんな話になってしまうとは(笑
うじゃうじゃ