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ディスカバリー、3日早朝に打ち上げ予定」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward on 2006年07月03日 0時15分 (#971293)
    過去に断熱材の落下で機体に傷が付き、それが元で致命的な
    事故を引き起こしたシャトル。前回の打ち上げでも傷が付き
    今回の打ち上げでも対策は万全とは言えない状況・・・。

    NASAはISS建造の国際公約?!を前面に出して打ち上げ
    スケジュールを半ば強行する形になっていますが、今回の
    打ち上げでも傷が付けば、安全対策のための打ち上げ計画の
    遅延は免れないでしょう。もし、仮にコロンビアと同等の
    悲劇が起きた場合はシャトル打ち上げはもう打ち切りでしょう。

    日本惑星協会のTPS/Jメールでは悲壮な意見を述べている
    米国の識者の意見を載せています。
    http://www.planetary.or.jp/magazine/060628.txt

    もし、上記のような事態になれば我が国の「きぼう」や
    ISSを軸とした有人宇宙開発計画は完全に破綻してしまいます。

    何しろ、米国のシャトルに便乗するという事が全ての前提と
    なっている為、シャトルが飛べなくなるだけで万事休すです。
    「きぼう」は大幅な打ち上げ遅延で建造当初の最新設備が
    軌道上に上がれぬまま陳腐化しつつあると言われているよう
    ですし、宇宙飛行士に至っては度重なる延期で宇宙での
    活動が出来ないまま、技術者・研究者として充実した30~
    40代を過ぎ、虚しく歳だけを取ってゆく環境に置かれ
    モチベーションを保つのが難しい状況です。

    日本の場合「きぼう」を初めとして、ISS補給機とその打ち
    上げの為に開発するH2Bや、その他ISS関連の投資もスペース
    シャトルの破綻で全てにしわ寄せが行くでしょう。
    事実上米国のシャトルと共に心中するようなモノです。
    JAXAはこの恐るべき打撃に耐えられるだろうか・・・・。

    完全米国依存から、独自の有人宇宙開発へ方向転換するきっか
    けになるのか、立場上単なる乗客に過ぎない日本がスペース
    シャトルという、船長ですら見捨てた船と運命を共にするのか。
    今、大変重要な分水嶺に立たされるのだと思っています。
    • by Anonymous Coward on 2006年07月03日 1時40分 (#971327)
      >「きぼう」は大幅な打ち上げ遅延で建造当初の最新設備が
      >軌道上に上がれぬまま陳腐化しつつあると言われているよう
      >ですし、
      (中略)
      >もし、上記のような事態になれば我が国の「きぼう」や
      >ISSを軸とした有人宇宙開発計画は完全に破綻してしまいます。

      それでも、きぼうを捨ててはなりませぬ。
      親コメント
    • オンボロ船と運命を共にしなくとも,有人をやらないという独自路線もあるのではなかろうかと.

      断ち切るにしては,あまりにも多くの投資をしているのは理解できますし,有人宇宙飛行が,単純にコストやベネフィットを算出できない類の物である事も判りますが.
      最悪の事態に直面したときに,敢えて"損切り"できるのも,プロジェクト管理組織に求められる能力でもあります.

      // 首尾よくISS計画が進む事を本音では望んでいるので ID
      --
      from もなか
      親コメント
    • HOPE-XとHTVときぼうでは沢山のRCSによる軌道制御とランデブー、
      それに有人宇宙活動用の与圧モジュールの技術を手に入れて、
      H2Bでそれなりの有人モジュールに必要な打ち上げ機をつくり、
      まだ場数が少ないとしてもUSERSで再突入体は一応経験し、
      宇宙服は宇宙服でこんなことしてるみたい [sfo.jaxa.jp]だから(出来なきゃ買ってきてもいいんだし)、
      あとは環境制御とか脱出ロケットなんかを揃えれば有人宇宙は出来るはず、
      あくまでも要素技術の上では、だけどね。

      で、アメさんがやるっていってるし、上に挙げたような技術やらノウハウやらを
      手に入れる腹積もりもあって日本はお付き合いしてるけど、そうでなかったら、
      この時代に、しかも日本政府として有人宇宙に乗り出す理由はあんまり無いような気がするのですが。
      今より比推力も推力も5倍くらい向上した推進手段が当たり前、な時代になるならともかく。
      それも、打ち上げ機も気象衛星も科学衛星も通信衛星も放送衛星も情報収集衛星もうっちゃった上、
      タダでさえ数少ない日本の航空宇宙関係の人的リソースを圧迫してまで、ですよ。
      航空の方ではやっと蒔いてきた種を回収しようとしはじめているこの時期に。
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2006年07月03日 1時20分 (#971319)
      しかし、シャトルが中止となった暁には
      日本は巨額の賠償金を請求できるような気がするのですが
      いかがなもんでしょう。

      その賠償金を独自路線走る方向に向けれれば
      いいのになぁ、と思います。

      やはり国と国の間で歩調を合わせるの難しいですし
      自分たちで納得できるスピードで納得できる品質で
      計画を実現したほうが結果的に近道になるんじゃない
      かなぁと・・・・。

      日本の得意なのは、既存技術の活用であって
      依存ではないと思うんですよね。
      親コメント
    • 打ち上げ成功なら2010年まで、失敗なら即座に捨て、と読んだのだが、その二択なら日本への影響はたいしたことないんじゃないの?
      • >>打ち上げ成功なら2010年まで、失敗なら即座に捨て、と読んだのだが、その二択なら日本への影響はたいしたことないんじゃないの?

        後者のケースだと、今までの投資の損切りを迫られるから、
        日本の宇宙開発が存亡の危機になる、ってことでしょ。

        将来への投資よりもその日暮らしのための日銭を優先するってのが、
        この国の基本政策ですから。
        • >将来への投資よりもその日暮らしのための日銭を優先する

          聞いた話によれば飢えたタコは己の腕を食って飢えを
          しのぐとの事。
          再生能力のあるタコの腕はしかるべき環境が整えば
          再び生えてきますが、人間や人間が作った国家は
          そうはいきません。

          タコと違い、人間は己の手足を食いつぶせば、機会あっても
          再び立って歩き回り、自らの腕で糧を得る事すら出来ません。
          将来の投資たる科学技術を疎かにすると、瞬く間に他国に
          追い越され、その差を埋める事は極めて厳しく、
          それが将来の必要技術になった場合は致命的です。

          今後のシャトル飛行計画の行く末次第で、
          この国の指導者が国歌百年の計を巡らす深謀遠慮の思考を
          持つか、その日暮らしのつじつま合わせのタコ以下の
          思考しか持たない人間の集まりか否かがハッキリしますね。

物事のやり方は一つではない -- Perlな人

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