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中学の時、危険だからという理由で通学用の自転車としては認められていなかったし。
20年近く前の話ですが、中学の校則に「ドロップハンドル・セミドロップハンドル禁止」という項がありました。さらに「6段以上のギヤがある場合、針金等で固定し6段以上のギヤを使えないように云々」との項もありました。今になってみると、変速時に片手ハンドルになることも問題にしているのかもしれないかと。昔はドロップハンドルやセミドロップハンドルのついた自転車はダウンチューブやトップチューブに変速レバーがありましたし。
# この校則、今もそのままなんだろうなぁ。内装8段変速なんか積んだママチャリにはどう対処するんだろう?
自転車でありながら殆どの人が30km/hを越えるスピードで走行しているようですし、傍から見ても危険走行をする人が少なくありません。
たしかに「危険走行」をする人が多いことは残念ながら事実です。自転車の走行ルールについて知識を得る機会が必要です。できれば義務教育の中が望ましいと思います。たとえばあくまで娯楽である球技のルールを教える“ゆとり”はあるのに、交通ルールを教えるゆとりがないというのはおかしいとしか思えません。現に危険走行をしているロードレーサーの人に対しては、どうしたらいいかわかりませんが、プロショップと呼ばれる専門店や、自転車競技界が動いてくれるといいと思います。車道を走っている自転車がクラクションや罵声、ひどい場合には幅寄せを受けることが珍しくない現状を考えると、これまでの運転免許取得・更新時のようなおざなりな“教育”では不十分でしょう。
しかし、車道では、最高速度の標識によって毎時30キロメートル以下に制限されている場合を除いて、「30km/hを越えるスピードで走行」すること自体が直ちに問題になるわけではありません。むしろ、30キロ制限の細街路・生活道路では、「30km/hを」大幅に「越えるスピードで走行」したり、通行止めを無視する傍若無人なクルマの方をよく見かけます。取締もないし、これくらいなら大丈夫とでも思っているのでしょうか。こういったクルマの存在は、免許とそれに伴う教育への信頼を損ねます。また自転車免許導入論がありますが、子供に対する「免許」で上がった効果について、ある種の大人の場合には難しくなることの傍証になると思います。
河川敷少年野球の列などへとんでもないスピードで突っ込んでいくロードレーサーを見ると、自転車道もなんだか無法地帯だなあなどと思ってしまいます。
「自転車道」については、#1099392でふれてられているので、ここでは「いわゆる〈サイクリングロード〉」と読み替えます。
いわゆる〈サイクリングロード〉は、実態としては大抵の場合いわゆる「自歩道」(自転車が通行可能な歩道)というものになっています。〈サイクリングロード〉の存在は評価すべきですが、自転車道と遊歩道を兼用しようという発想はそもそも非常に貧しいと思います。
現行の道路交通法第六十三条の四により自転車の歩道通行が法的にあらためて追認された際、歩道における自転車の通行スピードは「時速四、五キロぐらい」という極めて非現実的なものが想定されていました。( 1978年5月9日参議院地方行政委員会 [ndl.go.jp]) これは〈サイドウォーク〉としての歩道を念頭に置いたものですが、前述のように法的にはいわゆる〈サイクリングロード〉も「歩道」に含まれます。
これなら自転車から降りて歩行者として歩くべきスピードです。このとおりにするならば、サイクリングというよりスタンディングという一種の曲乗りに近いものになってしまいます。
私の見た限りでは、リトルリーグから附近の高校野球部にいたるまで「河川敷少年野球の列」は、ほぼ例外なく他の利用者のことを考えずに横に広がっています。これは法的には問題はないようですし、どんな事情であれ決して高速な自転車で「突っ込んで」いいわけではありませんが、あの列は傍から見ていていい気持ちはしません。私は彼らとその振舞いを好ましく思っていませんが、減速して声をかけて道を空けてもらっています。そういえば、中高生の通学用自転車もよく並走をしています。こちらは、「並走可」の標識がない限り、完全にルールに反しています。(ところでこの「並走可」の標識は実在するのでしょうか?)
河川敷では野球(やサッカー)のための専用のグラウンドがよく見かけられますが、「自転車専用」の標識の立っている正真正銘のサイクリングロードや、ランニングやウォーキング・お散歩のための歩行者専用の遊歩道というものを見たことがありません。難しい諸事情があることは承知していますし、なにもなかった昔よりはマシというのもわかりますが、自転車好き、散歩好き、球技嫌いの身としてはちょっと納得しかねます。
ああいった特殊な自転車を通常の自転車と同じ枠で論議するのは、ちょっと実態にそぐわない気がしますね。
「特殊」という場合によっては“色つき”に感じられる形容や、全文を通して、どうもロードレーサーに対して好意をもたれていないようにお見受けしますが、自転車というだけでひと括りにしていいのかということには賛成します。ロードレーサーなどのスポーツ自転車には、シティサイクルなどよりも、スピードを出す責任・自覚がより必要になることはたしかです。残念なことに「通常の自転車」の遵法精神もあまり褒められた状態ではありませんが。
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必要と思う改正案 (スコア:4, 興味深い)
それよりも簡単に広められそうな自動点灯ライト(点灯虫)とサイドミラー着用の義務化が必要だと思ってます。
前が見えるからといってライトをつけない人が多いですし、
車動を走るにはミラーがないとどうしても危険になります。
どうせなら原付並みの装備を徹底させたほうがいいでしょう。
販売店に徹底させれば今後の自転車には必ず付くことになりますし、
付いていなければ整備不良として注意することも容易です。
車道をメインに使っていますが、たとえば路駐可能な道路は怖くて走れません。
自転車が車道を走るためにまずどんな整備が必要か、そこから考えないといけないんじゃないでしょうか。
# 今回ので走行区分を明確に決め、決まった後で自転車本体の装備を改め、
# その後に施行するという話であれば(スコア:-1,余計なもの)になりますが・・・
# オフトピックな内容になるかと思いますがコメントを整理してメールしてみます。
Re:必要と思う改正案 (スコア:4, 参考になる)
現在、毎日大学までロードバイクに乗って国道走っていて、今までに
サイドミラーの取り付けなんかも試してみた経験からコメントします。
結論からいうとサイドミラーなんてみながら運転したらむしろ死ねます。
いちいち前傾姿勢を崩さなきゃいけなくなりますし、補助ブレーキを
付けてなければブレーキから手をはずさなきゃいけなくなり、本末転倒かと思います。
一時期MTBに乗っていたこともありましたが、MTBは車道用のタイヤじゃ
ないと振動が激しかったため、サイドミラーで後
ごめんなさい。
Re:必要と思う改正案 (スコア:0, フレームのもと)
あんな前傾姿勢じゃサイドミラー云々はあまり関係なさそう。
中学の時、危険だからという理由で通学用の自転車としては認められていなかったし。
バイクのサイドミラーが後方確認に有用なように、一般的な、いわゆるママチャリのような自転車ならサイドミラーは有用だと思うんですが。
Re:必要と思う改正案 (スコア:1)
逆に危険になるような車種があるのに『義務化』というのは自転車の多様性を
正しく反映してないのではないか、ということです。確かにママチャリなどでは
サイドミラーが相当程度有効なのは確かなので、補助金や啓蒙活動でサイドミラーの利用を
促進することには一定の意義があると思います。
#ロードバイクが競技用自転車だと思われていることに自動車最優先社会ニッポンの交通事情を感じます・・・
#ほんま欧州みたいに自転車利用をもっと促進してくださいよ~お役人様ぁ
ごめんなさい。
Re:必要と思う改正案 (スコア:1)
だからそれは君のセッティングが悪い。視線移動だけで見える位置になければサイドミラーとは言えない。そもそも停車時と走行時の両方で見えないってのは(単車の)レーサーレプリカより視界が悪いんではないか?昔NSR250乗ってたけどミラーは停車時、走行時ともちゃんと使えてたし。そんな視界で車道を走るとか聞くと「ちょっとおかしいんじゃないか?」と言わざるを得ないよ。
Re:必要と思う改正案 (スコア:1)
だからヘルメットやグラスに付けるミラーが売られています。
Re:必要と思う改正案 (スコア:1)
>いちいち前傾姿勢を崩さなきゃいけなくなりますし、補助ブレーキを
>付けてなければブレーキから手をはずさなきゃいけなくなり、本末転倒かと思います。
どう読んでも振動云々の前にセッティングが悪いと思うが?
Re:必要と思う改正案 (スコア:1)
Re:必要と思う改正案 (スコア:1)
ドロップハンドルの場合ずっと前傾姿勢を保つのは苦しいので、上体を上げてハンドルの上部を持ったりします。
そうするとミラーとの角度も変わるので、後方を見たければミラーの角度も調整する必要があります。
私の場合ロードタイプに乗っていたのは10年前なので記憶も薄れがちで一度に説明できなくてすみません。
路面からの振動で手のひらの骨が痛くなるなどの理由もあって10年前に前後ともサス付きのMTBに鞍替えしていまいました。
Re:必要と思う改正案 (スコア:0)
Re:必要と思う改正案 (スコア:1)
20年近く前の話ですが、中学の校則に「ドロップハンドル・セミドロップハンドル禁止」という項がありました。さらに「6段以上のギヤがある場合、針金等で固定し6段以上のギヤを使えないように云々」との項もありました。今になってみると、変速時に片手ハンドルになることも問題にしているのかもしれないかと。昔はドロップハンドルやセミドロップハンドルのついた自転車はダウンチューブやトップチューブに変速レバーがありましたし。
# この校則、今もそのままなんだろうなぁ。内装8段変速なんか積んだママチャリにはどう対処するんだろう?
Re:必要と思う改正案 (スコア:0)
ミラーならなんでも良いとか、
自分の知ってる何種類かのミラーで全てだと思ってる奴はアホ。
自転車にまともにミラーつけようなんて考える方がこの国じゃ気違い扱いされる位だから、
利用可能な製品もパーツもろくに無いんですけどね、確かに。
自転車の速度といわゆるサイクリングロード Re:必要と思う改正案 (スコア:3, すばらしい洞察)
たしかに「危険走行」をする人が多いことは残念ながら事実です。自転車の走行ルールについて知識を得る機会が必要です。できれば義務教育の中が望ましいと思います。たとえばあくまで娯楽である球技のルールを教える“ゆとり”はあるのに、交通ルールを教えるゆとりがないというのはおかしいとしか思えません。現に危険走行をしているロードレーサーの人に対しては、どうしたらいいかわかりませんが、プロショップと呼ばれる専門店や、自転車競技界が動いてくれるといいと思います。車道を走っている自転車がクラクションや罵声、ひどい場合には幅寄せを受けることが珍しくない現状を考えると、これまでの運転免許取得・更新時のようなおざなりな“教育”では不十分でしょう。
しかし、車道では、最高速度の標識によって毎時30キロメートル以下に制限されている場合を除いて、「30km/hを越えるスピードで走行」すること自体が直ちに問題になるわけではありません。むしろ、30キロ制限の細街路・生活道路では、「30km/hを」大幅に「越えるスピードで走行」したり、通行止めを無視する傍若無人なクルマの方をよく見かけます。取締もないし、これくらいなら大丈夫とでも思っているのでしょうか。こういったクルマの存在は、免許とそれに伴う教育への信頼を損ねます。また自転車免許導入論がありますが、子供に対する「免許」で上がった効果について、ある種の大人の場合には難しくなることの傍証になると思います。
「自転車道」については、#1099392でふれてられているので、ここでは「いわゆる〈サイクリングロード〉」と読み替えます。
いわゆる〈サイクリングロード〉は、実態としては大抵の場合いわゆる「自歩道」(自転車が通行可能な歩道)というものになっています。〈サイクリングロード〉の存在は評価すべきですが、自転車道と遊歩道を兼用しようという発想はそもそも非常に貧しいと思います。
現行の道路交通法第六十三条の四により自転車の歩道通行が法的にあらためて追認された際、歩道における自転車の通行スピードは「時速四、五キロぐらい」という極めて非現実的なものが想定されていました。( 1978年5月9日参議院地方行政委員会 [ndl.go.jp]) これは〈サイドウォーク〉としての歩道を念頭に置いたものですが、前述のように法的にはいわゆる〈サイクリングロード〉も「歩道」に含まれます。
これなら自転車から降りて歩行者として歩くべきスピードです。このとおりにするならば、サイクリングというよりスタンディングという一種の曲乗りに近いものになってしまいます。
私の見た限りでは、リトルリーグから附近の高校野球部にいたるまで「河川敷少年野球の列」は、ほぼ例外なく他の利用者のことを考えずに横に広がっています。これは法的には問題はないようですし、どんな事情であれ決して高速な自転車で「突っ込んで」いいわけではありませんが、あの列は傍から見ていていい気持ちはしません。私は彼らとその振舞いを好ましく思っていませんが、減速して声をかけて道を空けてもらっています。そういえば、中高生の通学用自転車もよく並走をしています。こちらは、「並走可」の標識がない限り、完全にルールに反しています。(ところでこの「並走可」の標識は実在するのでしょうか?)
河川敷では野球(やサッカー)のための専用のグラウンドがよく見かけられますが、「自転車専用」の標識の立っている正真正銘のサイクリングロードや、ランニングやウォーキング・お散歩のための歩行者専用の遊歩道というものを見たことがありません。難しい諸事情があることは承知していますし、なにもなかった昔よりはマシというのもわかりますが、自転車好き、散歩好き、球技嫌いの身としてはちょっと納得しかねます。
「特殊」という場合によっては“色つき”に感じられる形容や、全文を通して、どうもロードレーサーに対して好意をもたれていないようにお見受けしますが、自転車というだけでひと括りにしていいのかということには賛成します。ロードレーサーなどのスポーツ自転車には、シティサイクルなどよりも、スピードを出す責任・自覚がより必要になることはたしかです。残念なことに「通常の自転車」の遵法精神もあまり褒められた状態ではありませんが。
Re:自転車の速度といわゆるサイクリングロード Re:必要と思う改正案 (スコア:0)
立場がこれだけあやふやなのは先進国の中でもおよそ日本だけでしょうね。サイクリングロードも大変グレーゾーンですし。
このような状況の中で 自動車やバイクのような装備の無い(または義務付けされていない)スポーツ自転車が、
心許ない車道を原動機付き車両に匹敵または凌駕する速度を出して走っているわけですが、これって海外の目から見ると
かなり異常な光景なのだそうで、これでよく事故を起こさないものだと(実際には頻繁に起きていますが)、
アリの行列に例
Re:必要と思う改正案 (スコア:2, 興味深い)
ACさんが言うような歩行者・自転車共用の道路とは全く別の物ですが、
『歩行者道共用ではない』自転車専用道路では歩行者の通行が禁止されています。
理想的には今の歩道・自動車道という区切りから歩道・自転車専用道・自動車道路
という区切りになれば事故も減ると思うんですが・・・お役人様お願いしますorz
河川敷のサイクリングロードの話ですが、私の近所では駒沢オリンピック公園(これは自転車専用道ではないけど)や
多摩川河川敷 [wikipedia.org]などでサイクリングロードとジョギング用の道が
完全に分けられていますが、これ、歩行者様がまともに守っちゃいませんね。
歩行者・自転車・自動車、誰が悪いというより全員が等しく知識と意識を欠いてます。
ごめんなさい。
Re:必要と思う改正案 (スコア:0)
歩道と隣り合わせになっているためか、自転車が歩道を走ったり歩行者が自転車専用道路を歩いたりしています。
今の道路にとってつけたように自転車専用道路を設けたところで、効果のほどはあまり期待できないのかもしれません。
# もちろん、期待できないからといって作らなくていいって話ではありません
Re:必要と思う改正案 (スコア:0)
あくまで歩道の一部を通行させていただいている、という形ですので。