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現在挙げられている「視聴者のカードに対するストレス」、「コストと効果」、「スクランブルと技術の関係」といったB-CASの課題について
利用者が反発しても選択肢はないんだからって話でね。まさかテレビ自体が見捨てられるというシナリオはテレビがあって当然の老人達は考えてもいなかったのでしょう。
>まさかテレビ自体が見捨てられるというシナリオは ってドコに?
要らない要らないって騒ぐ人間程、現実にはTVを見ているのでは? 実際その辺りでへービーな使い方しない人間ってのは、B-CASカードがあろうがコピーワンスだろうが何ら困らんし騒がんので。 そもそも放送を見るのにも録画分を見るのにもそれだけでは何も問題点は出ないぞ。 その後に編集したり外部に書き出したりしようとして始めて問題になるんだが、そこまでやる人間が「TVは見ない」とは思えん。
TV漬けの規制反対派のヲタには受けが良いだろうけど、流石に理屈が無理無理過ぎだと思うぞ。
少なくとも現状では「TVが見捨てられた」って状況は無いな。 それは規制禁止派が自分達の不満を一般化して大事にする為に思い込んだ単なる妄想だろうね。
B-CAS自体の風当たりは強いけどそれは別の話。
折角みんながマジメに話していてもそういう嘘や思い込みの話が混ざると全体の信頼性が揺らぐので残念だ。
chの増加傾向は圧倒的ですから、現実の番組制作費用の総額は上がっていると思いますよ。 少なくとも番組数が数(十)倍に跳ね上がった現状でも放送を取り止める局は有りませんよね。
顧客リソースが限られている以上、どうやっても一番組あたりに割ける予算は減ります。 スポンサー料ってのは結局、視聴者の視聴時間がベースで延べ放送時間がベースでは無いですから。
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人生unstable -- あるハッカー
泥縄? (スコア:2, すばらしい洞察)
いずれも導入前に十分議論されていなければならないはずのものなのですが……
議論はしたのかもしれないですが、それが導入後に改めて大きな変更を検討しなければならないというのは、導入前の調査と目算がよっぽど甘かったとしか思えません。あるいは希望的観測が過ぎたか。
Re: (スコア:2, すばらしい洞察)
Re: (スコア:2, すばらしい洞察)
そんなもんじゃなくてどうでもいいと思っているもしくは単純に無視しているだけでしょう。
DATという立派な前例があるんだから想定していなんなんてのはただのバカ。
Re:泥縄? (スコア:5, すばらしい洞察)
利用者が反発しても選択肢はないんだからって話でね。まさかテレビ自体が見捨てられるというシナリオはテレビがあって当然の老人達は考えてもいなかったのでしょう。
◆IZUMI162i6 [mailto]
CB違法機普及→パーソナル無線制定の故事から考えるに(Re:泥縄? (スコア:2, 興味深い)
テレビがここまで文化として固定した以上、強引に動いてもテレビを手放すのは一部のヘビーユーザと貧乏人程度だろうと高を括っていた部分は大きいでしょうね。
その上で最大限ぼったくれるビジネスモデルとしてMULTI2暗号とCASを使ったDRMを前提として放送や受信機の許認可利権を掌握すると言うラインを設定したと言うのは明かでしょう。
放送という物のシェアは大本で見ると寡占どころか独占なのですから。ある局が放送にDRMを持ち込みたくないといったからってAと言う事業者がノーを出した時にBと言う事業者の枠で放送が出来る状況に、ない。これは電波を使った放送の性質上、避けようがない。
自前で勝手に受信機を作っても認可されなければDRMの鍵が許認可グループから来なければ、タダの[箱|板]だから、受信機流通の許認可を出す特別法人や企業は作れなくても暗号鍵を管理する事業体を作ればそこで首根っこを抑えられる。
このビジネスモデル、かなり昔からあったモデルで、アマチュア無線のようにお勉強しなくても免許取らなくても持てるCB無線機やパーソナル無線機は、その販売自体が郵政省と外郭団体の認証を得ないと電波法違反で検挙されると言う状況で、CBの周波数帯で高出力の「違法」局が続出した上にチャンネル数が余りに少なくて利用者を捌ききれなくなったのを受けて出来たパーソナル無線では、通信を中継するレピータや他の無線機とチャンネル合わせをするには郵政省の外郭団体が配布するブラックボックスの使用を機器認証の大前提に置いていた(=法的エンフォースメントと技術的エンフォースメントを並行して使ってきた)と言う状況があった訳です。
今は特定小出力無線機(でよかったか)が主流になってるので、どの位のユーザーがいるかわかりませんが…
この時の
CB普及→「違法機」の大量流通→パーソナル無線での集中管理
と言う歴史的な経緯と今のデジタルテレビ全般の状況と言うのはかなり被ってるように思えてならないのですが…現状は、「違法機」が流通し始めた状況である。と言うことで。
ここまで書いてみて気がついたのですが、旧郵政省側の総務官僚は、旧郵政省がパーソナル無線の利権に関わった経験から国民の大多数がテレビを捨てても自分達の許認可利権(これは放送の電波割り当てから内容のチェック、受信機の流通までテレビの全てです)から得られる利益は十分確保出来ると先読みしてるようにも思えるのですが。
これで、放送とネットの情報の扱いを両方統合して同じ制度で管理する。と言う総務省の目論見が力を持ったら…我々には暗黒の未来が待ち受けてるのかもしれない。
Re: (スコア:0)
> というシナリオはテレビがあって当然の老人達は考えてもいなかった
うむぅ。確かにそのセンのほうがありそうか...
単純で無責任な印象的には日本の組織の意思決定に携わる人間の平均年齢が高すぎという気は
しています。 そのうえ変な成功体験で自信過剰?とか出る杭叩きまくりで次が出てこないとか..
完全オフとぴだ
Re: (スコア:0)
今儲かれば将来テレビが見捨てられようが何しようが構わない。
そして、今儲けるにはB-CASみたいなのが一番いい。
みたいな考えじゃないんですか。
失礼ですけど、老い先短い人達ですからね。
Re: (スコア:0)
>まさかテレビ自体が見捨てられるというシナリオは
ってドコに?
要らない要らないって騒ぐ人間程、現実にはTVを見ているのでは?
実際その辺りでへービーな使い方しない人間ってのは、B-CASカードがあろうがコピーワンスだろうが何ら困らんし騒がんので。
そもそも放送を見るのにも録画分を見るのにもそれだけでは何も問題点は出ないぞ。
その後に編集したり外部に書き出したりしようとして始めて問題になるんだが、そこまでやる人間が「TVは見ない」とは思えん。
TV漬けの規制反対派のヲタには受けが良いだろうけど、流石に理屈が無理無理過ぎだと思うぞ。
少なくとも現状では「TVが見捨てられた」って状況は無いな。
それは規制禁止派が自分達の不満を一般化して大事にする為に思い込んだ単なる妄想だろうね。
B-CAS自体の風当たりは強いけどそれは別の話。
サイレントマジョリティなのかな? (スコア:1)
要らないって騒いでいる人だけが買わないなら、もうちょっと普及していてもおかしくはないでしょう。
これだけ伸び悩んでいるということは、文句も言わずただ無視しているだけの人も相当数いると考えてもいいのでは。
私もテレビを見ること自体がかなり減ってしまったのでたぶんデジタルTVは買いません。
それでも不便は感じないからどうなろうが好きにすれば、というスタンスです。
ここにコメント書いてたら説得力ないかもなぁ。
でも「そういう人もいる」ことは認識しておかないと話がずれてしまうと思うので。
うじゃうじゃ
Re:サイレントマジョリティなのかな? (スコア:3, 参考になる)
総務省の調査
「デジタルテレビ放送に関する移行状況緊急調査(平成20年9月)」 [soumu.go.jp]
上記調査では、今年9月の調査結果として、「地上デジタルテレビ放送受信機の保有状況」において、「保有している世帯」が46.9%となっています。ほぼ半数に近いですね。これは「デジタルテレビ、デジタルチューナー、デジタルチューナー内蔵録画機又はケーブルテレビ専用機器のいずれかを保有している世帯」であり、携帯電話のワンセグや、携帯型・車載型TVは調査結果に含まれていません。
ですが、一応半数が保有はしていながら、実際に地デジを視聴できるのは37.7%となっています。9.2%は地デジ対応機器を保有していながら、地デジを視聴できないと回答していることになります。おそらくエリアの問題であったり、地デジに対応したアンテナが設置されていなかったり、エリア内であっても電波状態が地デジの視聴に向かない状況であったり、場合によっては単にまともにセットアップしていない、ということが考えられると思われます。
一応この調査は全国で行われている事になっていますが、サンプル数が1,265ですので、ちょっと荒い調査な気もします。特に調査方法が「調査員による個別面接聴取法」なので、サンプリングが調査を容易に行うことが出来る市街地域に偏ってしまっている可能性もあると私は思っていますが、ただ本当にそうかはわかりません。もうちょっとサンプル数を多く取り、個別面接聴取法はやめるべきなんじゃないかと個人的には思っているのですが、もう少し調査背景がわからないと本当に妥当かそうではないかはわかりませんね。まぁ、一応3~4割は地デジを視聴できる、と考えてよいでしょう。
じゃあ実際の普及台数に関して考えて見ましょう。
98年度家電、情報家電の国内出荷台数予測
http://www.mcf.to/eia/news/ERS/forecast.html [www.mcf.to]
↑まぁ、これ自体はなんか怪しい(笑)サイトで、「イージーインターネット協会」とやらのサイトです。まぁ管理がMCF、モバイル・コンテンツ・フォーラムなので、そこまで出自が怪しいというわけでもないですね。なんというか「真夏の世の夢の痕」という風情のサイトではありますが、そこに一応資料が残っていまして、それによると、「97年度の国内出荷見込み」としてカラーテレビ、1100万台という数字が挙げられています。出展は「日経マーケットアクセス、 家電ビジネス、 日本工業新聞、 EIAJ、 (社)日本電子機械工業会」となっていますので、出来れば裏を取りたいところですが、今のところそこまで手ぇ回ってません。一応モバイル・コンテンツ・フォーラムを信じるとすれば、見込みの数字ではあるけれど、97年度に1100万台が出荷された、と。
では今年前半のテレビ出荷台数はどうか、という事なんですが、今度は怪しくないJEITAのサイトに以下のような資料があります。
2008年6月地上デジタルテレビ放送受信機器国内出荷実績 [jeita.or.jp]
2008年1月から6月までのカラーテレビ出荷台数で4,143千台。つまり414万台が出荷されている。これはほぼ地デジ対応だろう、と考えてよいと思います。
97年度は国内出荷見込みが1100万台だったのに、08年実績では1-6月で(オリンピックイヤーでありながら!)414万台しか出荷されていない。2008年全体として倍にして考えたとしても、830万台程度しか出荷されない見込みになります。
という事で、やっぱりとりあえず以上のソースからは、「テレビは売れていない」と個人的には結論付けています。少なくとも、方式の移行に伴う買い替え需要が未だにまともに喚起できてない。その原因についてはまぁいろいろ考えられますが、とりあえずここでは置いておきます。
Re: (スコア:0)
折角みんながマジメに話していてもそういう嘘や思い込みの話が混ざると全体の信頼性が揺らぐので残念だ。
Re: (スコア:0)
ないのかもしれませんが(w 視聴率が伸びないので広告を集められずに、制作費を
削るしかないってテレビ会社が嘆いてる状況はテレビが
見捨てられてるって現実なんじゃないでしょうか。
恐竜が巨大故に死滅したように…(Re:泥縄? (スコア:1)
特にCATVの拡大でCS視聴を契約する人が増えて、別に地上波見なくても事足りる。どころか、見たいものの殆どがCSに傾いてしまってる人が増えてる事が地上波キー局の広告収入の減少と関連があるでしょうね。
その上、民放では地デジ対応のために莫大な経費負担を強いられている。
# 先週の「タモリ倶楽部」でやっていましたが、HDTV対応でビデオテープのような
# 番組に必要な消耗品のコストも跳ね上がっていて、昔のような長回し撮影はやりにくくなって
# こまめに撮影して撮影時間をケチケチやらないといけない状況のようで…
その上、この二十数年間、「見たい物が見られなくなる」と言う状況が政府や企業や有象無象の人々の政治的な要請でじわりじわりと進んできて、しかも「経営努力」の為に煮詰めた番組を制作するのもままならずに下請けに安い予算で丸投げ
…そういう地上波テレビががんじがらめになっている状況の一つの節目は「小泉劇場」であったと思うのですが、状況判断に必要な多様な情報がテレビを見ても見出せない・やってるのはエキセントリックな煽りだけで中身がない…と言う状況が小泉内閣末期以降、誰にでも分かるようになってしまった訳で、視聴者の需要や社会情勢とかけ離れた番組しか放送できない。って状況が続いてきていてみんな食傷ぎみなんですよ。
ゴールデン見ても巨人戦かサッカーかお世辞にもおもしろく思えない芸人さんが騒いでるだけのバラエティしかやれない状況でスポンサーが昔のテレビ全盛期のようなお金を落とすかと言ったら、無理があるのでは…NHKがゴールデンで視聴率トップになったり報道系の番組がゴールデンに復活してきているのにはそれなりの理由があると言うことですよ。
# 民放系のBSは余りに空気過ぎる…色々と縛りがあるんでしょうけど、
# BSで放送した方がいいのではないか。と言うものであっても再放送番組を
# 放送するのを中心にしたCS局をつくってそっちで放送してる状況ですから。
実際、CS見ていても今年の春くらいから民放っぽいCMが急増していますからね。今まではCSのCMと言うと定時のCM枠を買ってる奇特な?四五社と通販のテレビショッピング、後は広告主が企画を持ってきてるだろう?的な番組しかないような感じだったんですが、番組に提供が付くようになったり、帯買いではあるんだけど、MSKKのように今まで地上波のニュースなどに広告出していた会社が番組狙い撃ちで帯CMを積極的に出すようになってるんですよね。
ネットの普及以外にも色々なファクターがあって地上波に広告媒体としての魅力が一気に落ちている事は確かでしょうね。今までのようにゴールデンに15秒のCM一本出すのに百万~四五百万のお金が飛び交っていた事自体が異常だったのかも知れませんが…
Re: (スコア:0)
chの増加傾向は圧倒的ですから、現実の番組制作費用の総額は上がっていると思いますよ。
少なくとも番組数が数(十)倍に跳ね上がった現状でも放送を取り止める局は有りませんよね。
顧客リソースが限られている以上、どうやっても一番組あたりに割ける予算は減ります。
スポンサー料ってのは結局、視聴者の視聴時間がベースで延べ放送時間がベースでは無いですから。
Re: (スコア:0)
君の希望的観測以外に根拠を出せる?
客観的に見て「B-CASウザイ」という意見は「テレビは見たい、撮りたいがB-CASがあるのでウザイ」ということ、つまり見捨てられるどころか皆さん必死になってテレビを見たいから「B-CASウザイ」という意見が出てるんだと判断するのが妥当かと思います。
被害は軽微 (スコア:0)
見捨てる(ことができる)人は
* 誤差程度の数しかいないカウントするほどではない、趣味がアレなマイノリティ
* プロ市民と揶揄される積極的に活動する人たち(消費者団体、教育関係者、政治活動する人)の不買運動
* ネット配信で事足りるギークなオタク腐女子(見たい番組のネット配信無いなら見ないと言いきれる?)
くらいなわけですよ。
元々見ない人は最初から除外しても、子供、スイーツ、老人(50+)、普通アニオタは見捨て(ることができ)ないとしっかり計算してます。
Re:被害は軽微 (スコア:1)
テレビというのは習慣で、言うなれば惰性で見てる人が少なくない数いるわけですが、そういう人たちをどれくらい拾えるかというのがポイントとなるでしょう。全体の視聴時間が減る中で、視聴時間が延びているのは無職あるいは老人などの所得面で余裕が無い可能性が高い層が主ですし、そういう層が移行コストをどれだけ負担と感じるかというのが重要なわけですな。だから生活保護世帯に無償で配る [srad.jp]とかそんな話がでてくるのではないかと。
◆IZUMI162i6 [mailto]