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毎年200トン獲れていたウナギの稚魚が年間10トンを切ったのに漁獲量制限をせず今年は20トン獲れたのでウナギ成魚の価格高騰が止まりそうだというニュースになるのがこの日本って国だもんな。
ほんと、ウナギを食い尽くして絶滅させようとする宗教的情熱があるとしか思えない。なぜこれだけ漁獲が減ってるのに「じゃあしばらく漁獲を制限して資源の回復を図ろう」とは思わないのか。
こんなのが横行してたら「日本人には海産資源の管理は無理」って判断されてマグロとかクジラとか国際的に捕獲が禁止されても反論しようがないぜ?
ウナギ激減の原因は乱獲だけでなく、それこそ宗教的情熱によって建設されたコンクリ護岸が、ウナギの生息環境を破壊してる。なので、新たな公共事業として、環境配慮型の護岸への転換と、堰やダムの撤去を進めたらよいと思う。
効果のある方法を判っててもやらないんだよね。世界中の漁業資源をかき集める国としての責任も感じられないし。
鰻より、日本住血吸虫の減少の方が、断じて増し。
簡単に言うと安すぎるんです。ウナギの価格はここ数年急激に上がっていますが、5、6年前まではかば焼き1尾600円~700円。小売物価統計調査 [stat.go.jp]でみると、この価格は1975年ぐらいから全然変わっていないわけです。物価とか賃金から考えると、ウナギの価格は1975年ぐらいからひたすら下がり続けているわけで、感覚的には半額程度の価値になっていると思われます。
日本の漁業全般に言えることですが、とにかく徹底的に獲って低価格でもいいから市場に出す。焼き畑農業と一緒です。結果として、漁師は働けど儲からない。資源は減る。小売りやサービス、消費者はうれしい。
漁獲を制限して資源を維持しながら、大きく太った少数のウナギだけを市場に出すとすれば、小売りやサービスはヒーヒー言うかもしれませんが、漁師は儲かる。資源は回復。消費者は応分の負担をする。
参考:「惨憺たる日本の漁業 実は先進国では成長産業 [ismedia.jp]」
その値段のは国産ウナギじゃないでしょ…
国産が高いとなれば海外から金で引っ張ってくるないから諦めるんじゃなく、金でもってくるのが日本
うなぎに限らずその恩恵をたっぷり受けておきながら日本の水産業はダメだって言うのはなあ…そりゃダメなのはダメなんだけどさー、
食ってる(買ってる)のって俺たち消費者なんだよ?
これって、神の見えざる手が綺麗に働いているから、だと思うけどね。魚の値段が上がって喜ぶ消費者はいない。しかも、魚自体は日本国民を十分に潤すほどある。足りないのはウナギだけ。一方で、ウナギを手に入れること自体にコストは大してかからない、どころかむしろ収入に対しては安い。だからこそウナギ漁関係者は努力するし、その結果、値段は高止まりしなくて、「適正」な価格になる。
こういう状況で物価をコントロールするのは統制経済以外の何物でもなく、長期的に見て必ず失敗する。だから、漁獲量を絞って、税金をかけるしかない。しかし、そういう状況になっても、「大きく太った少数のウナギだけを市場に出す」というのは不可能。
というか、漁獲量を絞るのが、そもそも無理だろう。禁漁しかないと思うよ。どうしても流通させたければ、隔年とか3年おきとかにすればいいんじゃないかな。
だなぁ。今まで何してたのかと。今年も呑気に「去年より豊作」とか喜んでる場合か!!まずは、夏季オリンピックの年だけとかにしたほうがいいのかもしれない。
愚かさで説明できる現象に悪意を見出すな
愚かさで説明できないので、悪意を見出しました。
そうですか。
きっとあなたには悪意はなくて、ただ愚かなだけなんだろうな…
ああ、人間はなんて愚かなんだろう!
更に恐ろしい事にウナギに限った事では無いって事。また規制をしたとしても期間や出船数を規制し漁獲高を規制しない為、結局漁獲量は大差無かったりする。
更に恐ろしい事にウナギに限った事では無いって事。
はい。たとえば年間100万トン獲れていたニシンが年間4000トンになっても、年間1万トン獲れていたイカナゴが年1トンになっても漁獲量制限魚種に指定しないのが日本という国です。
日本の漁業はおよそ350種の魚類を獲っていますが、その中で漁獲量制限指定されてるのは7種類だけです。(サバ類、アジ、イワシ、サンマ、スケトウダラ、スルメイカ、ズワイガニ)
もう日本政府では海産資源の管理は無理なんじゃないですかね。国際的な絶滅危惧種指定を受けない限り何でもかんでも獲り尽くすのが日本流らしいので。
>>年間1万トン獲れていたイカナゴが年1トンになっても
?
青森県のイカナゴの漁獲量は、マジでそう云う状況です。(最盛期:年1万t以上、禁漁になる直前:年1t) http://katukawa.com/?p=5116 [katukawa.com]
大阪神戸みたいに出漁制限しないからだよ。解禁日を決めるといいイベントになるんだよね。初水揚げ直後はちょっとしたフィーバーになる。経済効果も大きい。
今イカナゴ取れないのは痛い。イカナゴは汚染物質がたまりにくいんだよね。
漁獲量制限魚種に指定しないでいきなり禁漁にしたのか。確かに嘘は言っていないようだが、これもsimonが愚かなだけなんだよね。
特定の湾だけの話されても…
一応漁獲高制限はある。有るのだけど、全船が休漁ナシでフル操業したとしても達成できない無茶苦茶な漁獲高を指定している。いや、そういう数値しか指定しない。
現状の操業で減っている資源をなんで減らさないで保護になると思って居るのか、ちょっと水産庁の担当の頭の中を覗きたいくらいの謎です。減少するのは実績値が危険数値だってのはそんなに難しい判断なのかな。
海外からもずっと突っ込まれているから、水産行政に対しては、海外の日本に対する信用度はゼロでないかな。
日本において禁漁で資源回復に成功した事例は秋田のハタハタがあります。しょっつる鍋などに使われるハタハタは昭和の時代取り尽くさんとばかりに漁獲され昭和末期には稚魚放流なども試みられますが、まあ絶滅するんだろうな、と思われていた。
(というか、当時昭和のニュースを見ていた東北在住の高校生として、「ああ、絶滅すんなぁ、これ」と思っていた)。
1990年代に数年以上の全面禁漁が行われました。今は普通に漁獲が戻ってきています。漁獲の体長制限とかはしているようですが、普通にこちら(仙台)のスーパーでもハタハタの干し魚が安価に手に入る程度。だから、「日本人だからおろかで取り尽くす」と広く一般化するには反例が少なくとも一個がある。
多分、これはこの海域のハタハタがほぼ秋田だけで集中して漁獲されていたからだと思う。他の県での漁獲高は大きくないから秋田県漁協がやる気になれば全面禁漁できた。
一方、多数の県で漁獲されている魚種は、一県が「全面禁猟して資源保護しよう」と思っても他の県が「じゃあ、うちがその分取るべ」となったら意味がない。
ウナギは遊泳範囲がひろく、かつ国際的にも貿易されているので、上の「県」は「国」に置き換えても同じ。その意味で、今回の国際的な絶滅危惧種指定は意味のある一歩になる、かも、しれない、と、期待されることが、ある、かも、しれない。
それをまた日本の商社が積極的に買い付けるからタチが悪い。それを知ってるから漁業関係者も自分たちの首を絞めるような真似をしづらい、というのは穿った見方かなあ。
>それを知ってるから漁業関係者も自分たちの首を絞めるような真似をしづらい、というのは穿った見方かなあ。うちの地元の例だと、漁獲高の激減に対して関係者一同が協力して当たるという話になった。そして出て来た対策が、「網の目を小さくする」。
「ああこれはもうダメだな」っと思って、志望校を地元から東京にしようと思った瞬間だった。
2048年までに食卓から魚が消える?http://www.wwf.or.jp/activities/2006/11/635808.html [wwf.or.jp]
もう10年くらい前から警告されてるしな
そのころには日本人も減ってますよ。日本食の広まり具合は定かではないですけど、
魚の味を覚えた中国人のほうがヤバそう
海の魚で言えば日本って中国から2桁3桁上の漁獲高なんだよね。それでいて今でも何かが有ると「中国の漁獲が増えて」と言い訳しているのだけど、その度に欧米から「先ずはお前んところだ」と言われているのだが。暇が有るとTACの関連数値を浚って来るといい。こりゃ日本は文句言われるわってのが即座に判る。このままだと中国の漁船が近代設備になって外洋に出て来る前に、太平洋の水産物は無くなってしまう。
ウナギの報道はマジでおかしい
が、冷静になってみると、おかしくない報道がない
日本だけ漁獲制限しても、買取価格が高騰したら海外でじゃんじゃん取って売ろうとしますから、輸入の制限も必要です。
レッドリストに乗ったのを言い訳に、輸入量の制限と国内漁獲の制限を両方やれるはず。
だよねぇ。日本が制限しても中国とかはお構いなしに獲りまくるだろうし。
ウナギに関しては日本人が蒲焼きで食う以外の用途は問題になるほどは無いんじゃね? 他国は制限なんかしなくても日本単独で輸入禁止すりゃ十分だなきっと他国でも値がつかなくなるはず
やっぱ「魚は海から無限に湧いてくるもの」って意識が上から下まで抜けないってのが実際のとこだよなあ
種類は違うけど、ウナギはヨーロッパでもそれなりに食われている模様。靴になるそうな。中国だって食うだろ。泳ぐものは潜水艦以外何でも食うって言うし。
日本の商社が他国経由で買い付けるようになるだけ
乱獲が原因だなんて、証明されたの?河口堰等が原因だと言われてるみたいだけど
むしろ乱獲が影響無いとどうやって言えるのだ?これだけ全面的に海産物が乱獲されまくって問題視されている現状の日本の漁業で。
他の魚を見れば簡単に判るのだが、魚形が小さくなっているんだよ。そりゃもう本当に。なんで小さいのしか居なくなるのかってのは、当然、いきなり小型に進化するわけじゃない。単に育つ前に取られてしまうから、育ちきるモノが減っていくってだけ。挙句、漁獲高の減少に対して積極的に小型のを取るって対策も良くやっているのはちょっと調べれば判る話。
乱獲が原因だっていうなら、なんで今年は増えてるの?
去年にくらべてちょっと増えたってニュースだけど十年前からくらべれば減る一方だよ
あれを「増えてる」と思うから疑問が湧くかも知れんが、全体を見ると減少する過程の揺らぎとしか思えん。
乱獲が原因なら揺れないでしょ
気候や潮流で揺れるだろ。少しは調べろよ。
>乱獲が原因なら揺れないでしょ揺れないと思える事が凄く不思議だ。ピークに比べ総量が減ったんでS/N比が悪くなっているのは確かだし、これは全体から見ればノイズだろ。
揺らぎの原因なんぞ、世代交代がある・移動がある・環境条件も幅広いし・気象条件も毎年異なる・そもそもサンプリングは揺らぎの元だ。だいたい乱獲自体だって毎年同量ピッタシ行っている訳でもないから当然揺らぎの要因の一つ。この調査方法では全く精度保証が出来ないレベルまで減っちゃっているって事だな。
ニホンウナギ以外のウナギが世界中で乱獲されているのにニホンウナギほど減らないのは日本の河口堰が減少の主原因だからではないか?
むしろ河口堰が原因で資源減少してるとする証明を示す必要があります。
堰が原因であるにもかかわらず、裁判所が開けろ開けるなと相反する2つの判決を出す国ですよ。
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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」
ウナギを食いつくそうとしているとしか思えない (スコア:5, 興味深い)
毎年200トン獲れていたウナギの稚魚が年間10トンを切ったのに漁獲量制限をせず
今年は20トン獲れたのでウナギ成魚の価格高騰が止まりそうだというニュースになるのがこの日本って国だもんな。
ほんと、ウナギを食い尽くして絶滅させようとする宗教的情熱があるとしか思えない。
なぜこれだけ漁獲が減ってるのに「じゃあしばらく漁獲を制限して資源の回復を図ろう」とは思わないのか。
こんなのが横行してたら「日本人には海産資源の管理は無理」って判断されてマグロとかクジラとか国際的に捕獲が禁止されても反論しようがないぜ?
新たな公共事業として/Re:ウナギを食いつくそうとしているとしか思えない (スコア:2)
ウナギ激減の原因は乱獲だけでなく、それこそ宗教的情熱によって建設された
コンクリ護岸が、ウナギの生息環境を破壊してる。
なので、新たな公共事業として、環境配慮型の護岸への転換と、堰やダムの撤去を進めたらよいと思う。
Re: (スコア:0)
効果のある方法を判っててもやらないんだよね。世界中の漁業資源をかき集める国としての責任も感じられないし。
Re: (スコア:0)
鰻より、日本住血吸虫の減少の方が、断じて増し。
Re:ウナギを食いつくそうとしているとしか思えない (スコア:1)
簡単に言うと安すぎるんです。ウナギの価格はここ数年急激に上がっていますが、5、6年前まではかば焼き1尾600円~700円。
小売物価統計調査 [stat.go.jp]でみると、この価格は1975年ぐらいから全然変わっていないわけです。
物価とか賃金から考えると、ウナギの価格は1975年ぐらいからひたすら下がり続けているわけで、感覚的には半額程度の価値になっていると思われます。
日本の漁業全般に言えることですが、とにかく徹底的に獲って低価格でもいいから市場に出す。
焼き畑農業と一緒です。
結果として、漁師は働けど儲からない。資源は減る。小売りやサービス、消費者はうれしい。
漁獲を制限して資源を維持しながら、大きく太った少数のウナギだけを市場に出すとすれば、
小売りやサービスはヒーヒー言うかもしれませんが、漁師は儲かる。資源は回復。消費者は応分の負担をする。
参考:「惨憺たる日本の漁業 実は先進国では成長産業 [ismedia.jp]」
Re:ウナギを食いつくそうとしているとしか思えない (スコア:1)
その値段のは国産ウナギじゃないでしょ…
国産が高いとなれば海外から金で引っ張ってくる
ないから諦めるんじゃなく、金でもってくるのが日本
うなぎに限らずその恩恵をたっぷり受けておきながら
日本の水産業はダメだって言うのはなあ…
そりゃダメなのはダメなんだけどさー、
食ってる(買ってる)のって俺たち消費者なんだよ?
Re: (スコア:0)
これって、神の見えざる手が綺麗に働いているから、だと思うけどね。魚の値段が上がって喜ぶ消費者はいない。しかも、魚自体は日本国民を十分に潤すほどある。足りないのはウナギだけ。一方で、ウナギを手に入れること自体にコストは大してかからない、どころかむしろ収入に対しては安い。だからこそウナギ漁関係者は努力するし、その結果、値段は高止まりしなくて、「適正」な価格になる。
こういう状況で物価をコントロールするのは統制経済以外の何物でもなく、長期的に見て必ず失敗する。だから、漁獲量を絞って、税金をかけるしかない。しかし、そういう状況になっても、「大きく太った少数のウナギだけを市場に出す」というのは不可能。
というか、漁獲量を絞るのが、そもそも無理だろう。禁漁しかないと思うよ。どうしても流通させたければ、隔年とか3年おきとかにすればいいんじゃないかな。
Re: (スコア:0)
だなぁ。
今まで何してたのかと。
今年も呑気に「去年より豊作」とか喜んでる場合か!!
まずは、夏季オリンピックの年だけとかにしたほうがいいのかもしれない。
Re: (スコア:0)
愚かさで説明できる現象に悪意を見出すな
Re: (スコア:0)
愚かさで説明できないので、悪意を見出しました。
Re: (スコア:0)
そうですか。
Re: (スコア:0)
きっとあなたには悪意はなくて、ただ愚かなだけなんだろうな…
Re: (スコア:0)
ああ、人間はなんて愚かなんだろう!
Re: (スコア:0)
更に恐ろしい事にウナギに限った事では無いって事。
また規制をしたとしても期間や出船数を規制し漁獲高を規制しない為、結局漁獲量は大差無かったりする。
Re:ウナギを食いつくそうとしているとしか思えない (スコア:3)
更に恐ろしい事にウナギに限った事では無いって事。
はい。たとえば年間100万トン獲れていたニシンが年間4000トンになっても、
年間1万トン獲れていたイカナゴが年1トンになっても漁獲量制限魚種に指定しないのが日本という国です。
日本の漁業はおよそ350種の魚類を獲っていますが、その中で漁獲量制限指定されてるのは7種類だけです。
(サバ類、アジ、イワシ、サンマ、スケトウダラ、スルメイカ、ズワイガニ)
もう日本政府では海産資源の管理は無理なんじゃないですかね。
国際的な絶滅危惧種指定を受けない限り何でもかんでも獲り尽くすのが日本流らしいので。
Re: (スコア:0)
>>年間1万トン獲れていたイカナゴが年1トンになっても
?
Re:ウナギを食いつくそうとしているとしか思えない (スコア:2)
青森県のイカナゴの漁獲量は、マジでそう云う状況です。(最盛期:年1万t以上、禁漁になる直前:年1t)
http://katukawa.com/?p=5116 [katukawa.com]
Re: (スコア:0)
大阪神戸みたいに出漁制限しないからだよ。
解禁日を決めるといいイベントになるんだよね。
初水揚げ直後はちょっとしたフィーバーになる。
経済効果も大きい。
今イカナゴ取れないのは痛い。
イカナゴは汚染物質がたまりにくいんだよね。
Re: (スコア:0)
漁獲量制限魚種に指定しないでいきなり禁漁にしたのか。確かに嘘は言っていないようだが、これもsimonが愚かなだけなんだよね。
Re: (スコア:0)
特定の湾だけの話されても…
Re:ウナギを食いつくそうとしているとしか思えない (スコア:3, 興味深い)
一応漁獲高制限はある。
有るのだけど、全船が休漁ナシでフル操業したとしても達成できない無茶苦茶な漁獲高を指定している。いや、そういう数値しか指定しない。
現状の操業で減っている資源をなんで減らさないで保護になると思って居るのか、ちょっと水産庁の担当の頭の中を覗きたいくらいの謎です。
減少するのは実績値が危険数値だってのはそんなに難しい判断なのかな。
海外からもずっと突っ込まれているから、水産行政に対しては、海外の日本に対する信用度はゼロでないかな。
Re:ウナギを食いつくそうとしているとしか思えない (スコア:1)
日本において禁漁で資源回復に成功した事例は秋田のハタハタがあります。
しょっつる鍋などに使われるハタハタは昭和の時代取り尽くさんとばかりに漁獲され
昭和末期には稚魚放流なども試みられますが、まあ絶滅するんだろうな、と思われていた。
(というか、当時昭和のニュースを見ていた東北在住の高校生として、「ああ、絶滅すんなぁ、これ」と思っていた)。
1990年代に数年以上の全面禁漁が行われました。
今は普通に漁獲が戻ってきています。漁獲の体長制限とかはしているようですが、
普通にこちら(仙台)のスーパーでもハタハタの干し魚が安価に手に入る程度。
だから、「日本人だからおろかで取り尽くす」と広く一般化するには反例が少なくとも一個がある。
多分、これはこの海域のハタハタがほぼ秋田だけで集中して漁獲されていたからだと思う。
他の県での漁獲高は大きくないから秋田県漁協がやる気になれば全面禁漁できた。
一方、多数の県で漁獲されている魚種は、一県が「全面禁猟して資源保護しよう」と思っても
他の県が「じゃあ、うちがその分取るべ」となったら意味がない。
ウナギは遊泳範囲がひろく、かつ国際的にも貿易されているので、上の「県」は「国」に置き換えても同じ。
その意味で、今回の国際的な絶滅危惧種指定は意味のある一歩になる、かも、しれない、と、期待されることが、ある、かも、しれない。
Re:ウナギを食いつくそうとしているとしか思えない (スコア:1)
それをまた日本の商社が積極的に買い付けるからタチが悪い。それを知ってるから漁業関係者も自分たちの首を絞めるような真似をしづらい、というのは穿った見方かなあ。
Re: (スコア:0)
>それを知ってるから漁業関係者も自分たちの首を絞めるような真似をしづらい、というのは穿った見方かなあ。
うちの地元の例だと、漁獲高の激減に対して関係者一同が協力して当たるという話になった。
そして出て来た対策が、「網の目を小さくする」。
「ああこれはもうダメだな」っと思って、志望校を地元から東京にしようと思った瞬間だった。
Re:ウナギを食いつくそうとしているとしか思えない (スコア:1)
2048年までに食卓から魚が消える?
http://www.wwf.or.jp/activities/2006/11/635808.html [wwf.or.jp]
もう10年くらい前から警告されてるしな
Re: (スコア:0)
そのころには日本人も減ってますよ。
日本食の広まり具合は定かではないですけど、
Re: (スコア:0)
魚の味を覚えた中国人のほうがヤバそう
Re: (スコア:0)
海の魚で言えば日本って中国から2桁3桁上の漁獲高なんだよね。
それでいて今でも何かが有ると「中国の漁獲が増えて」と言い訳しているのだけど、その度に欧米から「先ずはお前んところだ」と言われているのだが。
暇が有るとTACの関連数値を浚って来るといい。
こりゃ日本は文句言われるわってのが即座に判る。
このままだと中国の漁船が近代設備になって外洋に出て来る前に、太平洋の水産物は無くなってしまう。
報道がおかしい (スコア:0)
ウナギの報道はマジでおかしい
が、冷静になってみると、おかしくない報道がない
Re: (スコア:0)
日本だけ漁獲制限しても、
買取価格が高騰したら海外でじゃんじゃん取って売ろうとしますから、
輸入の制限も必要です。
レッドリストに乗ったのを言い訳に、輸入量の制限と国内漁獲の制限を両方やれるはず。
Re: (スコア:0)
だよねぇ。日本が制限しても中国とかはお構いなしに獲りまくるだろうし。
Re: (スコア:0)
ウナギに関しては日本人が蒲焼きで食う以外の用途は問題になるほどは無いんじゃね? 他国は制限なんかしなくても日本単独で輸入禁止すりゃ十分だな
きっと他国でも値がつかなくなるはず
やっぱ「魚は海から無限に湧いてくるもの」って意識が上から下まで抜けないってのが実際のとこだよなあ
Re: (スコア:0)
種類は違うけど、ウナギはヨーロッパでもそれなりに食われている模様。
靴になるそうな。
中国だって食うだろ。
泳ぐものは潜水艦以外何でも食うって言うし。
Re: (スコア:0)
日本の商社が他国経由で買い付けるようになるだけ
Re: (スコア:0)
乱獲が原因だなんて、証明されたの?
河口堰等が原因だと言われてるみたいだけど
Re:ウナギを食いつくそうとしているとしか思えない (スコア:1)
むしろ乱獲が影響無いとどうやって言えるのだ?
これだけ全面的に海産物が乱獲されまくって問題視されている現状の日本の漁業で。
他の魚を見れば簡単に判るのだが、魚形が小さくなっているんだよ。そりゃもう本当に。
なんで小さいのしか居なくなるのかってのは、当然、いきなり小型に進化するわけじゃない。
単に育つ前に取られてしまうから、育ちきるモノが減っていくってだけ。
挙句、漁獲高の減少に対して積極的に小型のを取るって対策も良くやっているのはちょっと調べれば判る話。
Re: (スコア:0)
乱獲が原因だっていうなら、なんで今年は増えてるの?
Re:ウナギを食いつくそうとしているとしか思えない (スコア:1)
去年にくらべてちょっと増えたってニュースだけど
十年前からくらべれば減る一方だよ
Re: (スコア:0)
あれを「増えてる」と思うから疑問が湧くかも知れんが、全体を見ると減少する過程の揺らぎとしか思えん。
Re: (スコア:0)
乱獲が原因なら揺れないでしょ
Re: (スコア:0)
気候や潮流で揺れるだろ。
少しは調べろよ。
Re: (スコア:0)
>乱獲が原因なら揺れないでしょ
揺れないと思える事が凄く不思議だ。
ピークに比べ総量が減ったんでS/N比が悪くなっているのは確かだし、これは全体から見ればノイズだろ。
揺らぎの原因なんぞ、世代交代がある・移動がある・環境条件も幅広いし・気象条件も毎年異なる・そもそもサンプリングは揺らぎの元だ。
だいたい乱獲自体だって毎年同量ピッタシ行っている訳でもないから当然揺らぎの要因の一つ。
この調査方法では全く精度保証が出来ないレベルまで減っちゃっているって事だな。
Re: (スコア:0)
ニホンウナギ以外のウナギが世界中で乱獲されているのにニホンウナギほど減らないのは
日本の河口堰が減少の主原因だからではないか?
Re:ウナギを食いつくそうとしているとしか思えない (スコア:2)
河口堰が主原因だと主張するならレポートにもあるように定量的なデータを出してちょうだいよ。
Re: (スコア:0)
むしろ河口堰が原因で資源減少してるとする証明を示す必要があります。
堰が原因であるにもかかわらず、裁判所が開けろ開けるなと相反する2つの判決を出す国ですよ。