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Q3 src.rpmでの提供はあるのでしょうか? A3 ソースコードは、サービスの範囲内としては提供されませんが、 修正差分は積極的にコミュニティに公開する方針です。
「 ソースコードは、サービスの範囲内としては提供されませんが、修正差分は積極的にコミュニティに公開する方針です。 [10art-ni.co.jp]」 ではGPL的に問題がありますね。
コミュニティーに対してだけでなく バイナリーを受け取る者やその他全ての対してソースを提供しなければなりません [gnu.org]。 ソースの入手はバイナリーと同等に容易でなければなりません [gnu.org]。 そのソースは変更差分の断片情報群にて構成されるものではなく 受け取った人が同じバイナリーをリビルドできるような、 配布されたバイナリーそのものに対応したコードを供給しなければなりません [gnu.org]。 また オリジナルとの差分ではなく完全なソースコードを提供する必要があります [gnu.org]。
すなわち、このサービスを行うならば、 有償会員だけでなく、 金を払ってもいない世界中の全ての人に対して、 改良後のソースを完全な形で公開しなければならないわけです。
FAQの該当する文の後半を読んでないのはわざとですか? 嘘をまきちらすのはやめましょう。
まさにその項目のその直後の文にかかれている通り、具体的にソースを 渡すのは、直接ライセンスした相手のみでかまいません。そこから さらに先にソースを開示する義務が生じるのはバイナリを再配布した人です。
すなわち、サービス提供側は、直接サービスを提供した有償会員から ソースの請求があれば、その人にのみソースを提供すればそれで 必要十分です。その有償会員が、GPLのもとそのバイナリをさらなる 第三者に配布した場合に、ソース開示義務を負うのはGPLを行使した その有償会員であり、最初のサービス配布もとではありません。
GPLの特性上、ソース公開をライセンス的に「止める」ことは できませんが、バイナリ配布者はソースをパブリックにおかなければ ならない義務はどこにもないのです。
まさにその項目のその直後の文にかかれている通り、具体的にソースを渡すのは、 直接ライセンスした相手のみでかまいません。そこからさらに先にソースを開示す る義務が生じるのはバイナリを再配布した人です。
それはバイナリとともにソースを配布した場合です (GPL 3. a を選択)
すなわち、サービス提供側は、直接サービスを提供した有償会員からソースの請求 があれば、その人にのみソースを提供すればそれで必要十分です。その有償会員が 、GPLのもとそのバイナリをさらなる第三者に配布した場合に、ソース開示義務を負 うのはGPLを行使したその有償会員であり、最初のサービス配布もとではありません 。
もし、バイナリしか配布しないで要求があれば実費でソースを配布するという 選択(GPL 3. bを選択)をした場合、もしそのバイナリの再*配布をうけとった 人がソースを要求した場合、それに応じる必要があります。だいたいその有償会員が ソースをうけとってなければソースを配布できないじゃないですか。
GPL FAQの この「いかなる第三者に対しても法的に有効な書面によるオファー(written offer valid for any third party)」とは何のことですか? これは、世界中の誰もが、GPLが適用されていればどんなプログラムのソースでも手に入れられるということなのでしょうか? [gnu.org] ですね。
商業的配布なので GPL 3 c は選択できないですよね。 有償会員がGPL 3. cを選択してバイナリを再配布することになるはずです。
# 10art-ni とこのサポートの顧客間の契約条件次第では、さらに GPL に顔しかめさせることができる気もしますが、そこはそれ。
#リンクなんかとは話が違いますよ。例えばあるベンダが GPL なエンジンと、GPL でないゲームデータを持つデータをつくって、ゲームとして売り出したとします。エンジンの部分の関連部の開示義務が生じますし、場合によるとエンジンの部分の自由な再配布できることもあるでしょう。でも、ゲームデータを無条件に再配布していいことにはならない。それと同じことです。
一般にパッケージバイナリと GPL の Derivative Work は等価ではありません (パッケージバイナリには、GPL プログラムの Derivative work でないものも含みうる)。
Red Hat Linux パッケージの中で GPL でないものは何があるのですか? テンアートニーが行なう 古い Red Hat Linux (6.2等) に対する独自セキュリティーアップ
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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン
src.rpm は基本的に提供しない? (スコア:3, 参考になる)
GPLだとバイナリを受け取った者からのソースコードの請求にはバイナリを提供したルートと同じルートで提供する必要があったと思います。
また、その際もそのバイナリをビルドするときに使用したフルソースツリーが必要です。
コミュニティ(この場合UpStreamのこと?それとも宣伝をかねて自力公開?)に還元すればよい、という問題ではないはずです。
コミュニティの成果物の上前をはねるだけより遙かに良心的といえますが…
# rm -rf ./.
Re:src.rpm は基本的に提供しない? (スコア:1)
$ set -o vi
改良後のソースを完全に無料公開しなければならない (スコア:2, 参考になる)
「 ソースコードは、サービスの範囲内としては提供されませんが、修正差分は積極的にコミュニティに公開する方針です。 [10art-ni.co.jp]」 ではGPL的に問題がありますね。
コミュニティーに対してだけでなく バイナリーを受け取る者やその他全ての対してソースを提供しなければなりません [gnu.org]。 ソースの入手はバイナリーと同等に容易でなければなりません [gnu.org]。 そのソースは変更差分の断片情報群にて構成されるものではなく 受け取った人が同じバイナリーをリビルドできるような、 配布されたバイナリーそのものに対応したコードを供給しなければなりません [gnu.org]。 また オリジナルとの差分ではなく完全なソースコードを提供する必要があります [gnu.org]。
すなわち、このサービスを行うならば、 有償会員だけでなく、 金を払ってもいない世界中の全ての人に対して、 改良後のソースを完全な形で公開しなければならないわけです。
その言い方はGPLに対する誤解を招くよ (スコア:2, 参考になる)
GPLなソフトについて、テンアートニがソースの配布義務を負うのは、バイナリを配布した先だけでしょう。
金払っていない人が、テンアートニにソースを直接要求はできないと思います。(元投稿者も出来ると直接言ってませんし。)
配布された者が再配布するのなら、その者がソースの配布義務を負いますね。
ルートさえあれば、無料でゲットすることも可能でしょうが。
このように始めの配布者が有料で配布したものでも、配布された側が再配布できるのはGPLの性質なのですが、
この性質が商用に全く適さないのなら、Red Hatのような有料ディストリが商売できなくなるでしょうね。
今現在は、商売できてるようなので、このようなエラッタだけの有料配布も商売にはなるのでしょう。
Re:その言い方はGPLに対する誤解を招くよ (スコア:0)
> バイナリを配布した先だけでしょう。金払っていない人が、テンアー
> トニにソースを直接要求はできないと思います。(元投稿者も出来る
> と直接言ってませんし。)
大嘘はもう中止しましょう。
http://www.gnu.org/licenses/gpl-faq.ja.html#WhatDoesWrittenOfferValid
「いかなる第三者に対しても法的に有効」とは、そのオファーを持
つ誰もが、あなたにオファーの内容に応じるよう要求する権利があ
るということです。
GPLには、バイナリをソースコード抜きで商業的に頒布する場合、
Re:その言い方はGPLに対する誤解を招くよ (スコア:1)
はい、そうですね。GPLのもののバイナリのみ配布する場合は、
(商業的か、そうでないかにかかわらず、第一配布者となる場合、)
誰にでもソースを提供する必要がありますね。
訂正します。
ソースを同時に顧客に公開して、第3者へのソース公開の手間を忌避するか、
誰にでも物理的にソースを提供するか、
商業的にはどっちが安いかですね。
Re:改良後のソースを完全に無料公開しなければならな (スコア:1, 参考になる)
FAQの該当する文の後半を読んでないのはわざとですか? 嘘をまきちらすのはやめましょう。
まさにその項目のその直後の文にかかれている通り、具体的にソースを 渡すのは、直接ライセンスした相手のみでかまいません。そこから さらに先にソースを開示する義務が生じるのはバイナリを再配布した人です。
すなわち、サービス提供側は、直接サービスを提供した有償会員から ソースの請求があれば、その人にのみソースを提供すればそれで 必要十分です。その有償会員が、GPLのもとそのバイナリをさらなる 第三者に配布した場合に、ソース開示義務を負うのはGPLを行使した その有償会員であり、最初のサービス配布もとではありません。
GPLの特性上、ソース公開をライセンス的に「止める」ことは できませんが、バイナリ配布者はソースをパブリックにおかなければ ならない義務はどこにもないのです。
Re:改良後のソースを完全に無料公開しなければならな (スコア:2, 参考になる)
それはバイナリとともにソースを配布した場合です (GPL 3. a を選択)
もし、バイナリしか配布しないで要求があれば実費でソースを配布するという 選択(GPL 3. bを選択)をした場合、もしそのバイナリの再*配布をうけとった 人がソースを要求した場合、それに応じる必要があります。だいたいその有償会員が ソースをうけとってなければソースを配布できないじゃないですか。
GPL FAQの この「いかなる第三者に対しても法的に有効な書面によるオファー(written offer valid for any third party)」とは何のことですか? これは、世界中の誰もが、GPLが適用されていればどんなプログラムのソースでも手に入れられるということなのでしょうか? [gnu.org] ですね。
商業的配布なので GPL 3 c は選択できないですよね。 有償会員がGPL 3. cを選択してバイナリを再配布することになるはずです。
Re:改良後のソースを完全に無料公開しなければならな (スコア:0)
どの文の後半ですか?
Re:改良後のソースを完全に無料公開しなければならな (スコア:1)
# 10art-ni とこのサポートの顧客間の契約条件次第では、さらに GPL に顔しかめさせることができる気もしますが、そこはそれ。
Re:改良後のソースを完全に無料公開しなければならな (スコア:2, 興味深い)
バイナリの再配布を禁止する=GPL違反です。
そもそも「いやならソースから自分で作る」人を対象にしたサービスじゃなさそうなんですけど。
# rm -rf ./.
Re:改良後のソースを完全に無料公開しなければならな (スコア:1)
#リンクなんかとは話が違いますよ。例えばあるベンダが GPL なエンジンと、GPL でないゲームデータを持つデータをつくって、ゲームとして売り出したとします。エンジンの部分の関連部の開示義務が生じますし、場合によるとエンジンの部分の自由な再配布できることもあるでしょう。でも、ゲームデータを無条件に再配布していいことにはならない。それと同じことです。
Re:改良後のソースを完全に無料公開しなければならな (スコア:1)
つまり、src.rpm に入っているソースコード本体+それに手を加えたパッチすべてが揃って居る必要があります。
解釈が難しい点ですが、Buildする際に作ったMakefile(に相当するscript)も出す必要があったような。
現実問題として、そんなことするぐらいならsrc.rpm出した方がマシです(笑)
また、alpさんのたとえでは不適切です。
リンクで示したかったのは「制限を緩めることは出来るが強めることは出来ない」という点です。
codeそのものに手を加えるpatchと、できあがりのバイナリを運用する時に使うデータは別の話です。
# rm -rf ./.
Re:改良後のソースを完全に無料公開しなければならな (スコア:1)
GPLなソースと、プロプラなソースから、1つのバイナリ(パッケージ)を作ると、
バイナリ(パッケージ)全体は再配布可能にならないということですね。
(プロプラなソースがGPLなソースに依存してない場合とかでは)
まー、Red Hatのrpmだと、ありえない状況だとは思いますが、
バイナリ(パッケージ)の再配布をめんどくさくする手段としては使えるのかもしれないですね。
Re:改良後のソースを完全に無料公開しなければならな (スコア:0)
Re:改良後のソースを完全に無料公開しなければならな (スコア:0)
Red Hat Linux パッケージの中で GPL でないものは何があるのですか? テンアートニーが行なう 古い Red Hat Linux (6.2等) に対する独自セキュリティーアップ
Re:改良後のソースを完全に無料公開しなければならな (スコア:1)
Re:改良後のソースを完全に無料公開しなければならな (スコア:1)
「10art-niがupdatesを有償配布するけどsrc.rpm出しません」という事に対する話の流れのところをいきなり説明為しに一般化されても…
# rm -rf ./.
Re:改良後のソースを完全に無料公開しなければならな (スコア:1)
Re:改良後のソースを完全に無料公開しなければならな (スコア:1)
プロプラなパッケージを作成されたらそれこそ10art-niで手が出る範疇じゃないでしょ。
大体、貴方が例としてあげた物は殆どRedHatのサポートが切れたら意味をなさなくなる物じゃありませんか?
# rm -rf ./.
Re:改良後のソースを完全に無料公開しなければならな (スコア:0)
「再配布してもいいけど、発覚したらサービス切るよ」は
できますね。GPL の世界で一番強いのは、何のしがらみもない
一匹狼です。
Re:改良後のソースを完全に無料公開しなければならな (スコア:0)
Re:src.rpm は基本的に提供しない? (スコア:1)
差分の提供というあたりを危惧していたのですね。
確かに、差分を公開する。としか書かれていませんね。
あの文からはsrc.rpmを公開するのかどうか読めませんねぇ。むむん。
$ set -o vi
Re:src.rpm は基本的に提供しない? (スコア:1)
GPL FAQを読めばわかりますが、オリジナルからの差分だけではNGなんすよ。(そのオリジナルがいつまであるかわからないから)
そう言う意味ではバイナリとnosrc.rpmしか出さないのもまずいことになるんじゃないかな?
# rm -rf ./.