国際化.orgドメイン名延命 9
ストーリー by yourCat
徳政令は滅びへの道だし 部門より
徳政令は滅びへの道だし 部門より
parsley曰く、"国際化.orgドメイン名一括消去がつい先週記事になったばかりだが、元記事についたtitoさんのコメントを見ていただくと分かるとおり、「.ORGの国際化ドメイン名の一斉抹消」の中止という形での決着がついたようだ。国際化ドメイン名のエンコーディングは、racecodeとpunycodeの並立状態が継続することとなった。あまりに急な削除通知だったため、各方面からの反発が強かったわけだが、今後削除までのルールは策定されるのだろうか? 今回の経験をどう糧にしていくのか見守りたい。"
並立ではなくて… (スコア:2, 参考になる)
we have decided to maintain the legacy RACE encoded IDNs in the data base until punycode equivalents are available.
となっているので、現時点でまだPunycodeベースのドメイン名はPIRのデータベースには登録されていないわけで。
これに対し「RACEとPunycodeの並立状態が継続する」というタレコミ文は「.orgではRACE・Punycodeの両方がデータベースに登録される」との誤解を生みそうなので、「.orgにおいては当面の間引き続きRACEが使われる」とでも書いたほうが良かったと思いますが。
#IDN全体を見た時に、.orgではRACE、.jpではPunycodeと「並立状態が継続」しているのは認めますが。
Re:並立ではなくて… (スコア:1)
RACEとPunycodeの両方を利用している人ってどのぐらいいるんでしょうかね?(と再度…提示してみる)
Copyright (c) 2001-2014 Parsley, All rights reserved.
なげかわしい。 (スコア:1, すばらしい洞察)
これが解消するはずだったのに、1年以上放置していた子/孫レジストラの文句で延期か。
なぜ正論がつぶされるのか。
Re:なげかわしい。 (スコア:3, 参考になる)
race [i-d-n.net] は internet draft で終わった experimental なコードなので、race エンコードしたドメイン環境自体が実験場だったと考えるべきでしょう。あくまで国際化ドメインの実験だったわけで、確かにraceでエンコードしたドメインをばさっと消すのが、筋だとは思います。 文字の正規化 (RFC3491 NAMEPREP) が RFC として定まる前に登録したデータなんて、適合してないケースの移行に手間がかかりすぎて、PIR には荷が重いのではないでしょうか。
でもレジストラの立場だと、契約期間1年などでエンドユーザに提供しているドメインをいきなり潰されるのは、困った事態なんでしょうねえ。
ところで、普段 race なドメインにアクセスしている人って、どの位残っているのでしょうか?
チャンスは一度 (スコア:1)
チャンスは一度。というか気が変わった時点で告白すればこんな直前まで黙っているなんて、なんでもっと早く言ってくれないのよ~。
「オフトピック」? そうかぁ? (スコア:0)
Re:「オフトピック」? そうかぁ? (スコア:0)
Re:「オフトピック」? そうかぁ? (スコア:1)
RFCなどを参照して正確な定義を引っ張ってこなかったということで、重なる罰なら甘んじて受けよう。
# 反省のため、カルマ放出します
Copyright (c) 2001-2014 Parsley, All rights reserved.