H-IIA F9打ち上げまであと2日。M-V-8もカウントダウン進行中 29
ストーリー by yosuke
H-IIA F8に続け 部門より
H-IIA F8に続け 部門より
KENN曰く、"運輸多目的衛星新2号(MTSAT-2)の打ち上げを行うH-IIA F9まであと2日となり、MTSAT-2/H-IIA F9カウントダウンページでは打ち上げのライブ中継のスケジュールが公開された。放送日は平成18年2月18日(土) 14:40〜16:00。
なお、ライブ中継のプログラムによると、今回は打ち上げ能力に余裕がないことからカメラをロケットに搭載しておらず、分離確認時に流される映像は主に静止画像のイメージCGになるとのこと。MTSAT-2の打ち上げ時重量は約4.65tと、これまでに日本が打ち上げた静止衛星の中では最も重いため、やむをえない措置だろう。ちなみにひまわり6号(MTSAT-1R)の打ち上げ時重量は3.3t。
また、赤外線天文衛星ASTRO-Fを打ち上げるM-V-8まではあと5日。ASTRO-F/M-V-8カウントダウンページには、11日から行われたリハーサルの模様も掲載され、順調に打ち上げ準備が進んでいることが伺える。こちらも打ち上げのライブ中継が予定されているが、タレコミ時点ではカウントダウンページにもTV@ISASにも情報は掲載されていない。打ち上げ当日は平日ではあるが、時間は6:00〜7:00に予定されているため、早起きしてライブ中継を楽しむというのも一興だろう。"
"種子島からのロケット打ち上げは、漁業関係者との協議の結果、
- 夏は7月22日から9月30日の71日間
- 冬は1月1日から2月28日の59日間
- 特殊な事情に対処するため
- 6月26日から7月15日
- 11月から12月
頭を冷やせ (スコア:4, 参考になる)
赤外線天文観測衛星と言えば切り離せないのが冷却の問題. 冷却の問題と言えば思い起こされるのが「すざく」の失敗となるわけで不安になって調べてみました.
この資料(PDF) [isas.ac.jp]によると今回のASTRO-Fでは「すざく」の時に問題となった設計にはなっていないということで, 一安心ってとこです. 他にもASTRO-Fでは基本構成に実績のあるものを使っていたり, 要求特性が「すざく」と比べてかなり緩やかだったりと, 作りがかなり固くできてるみたいですね.
実況... (スコア:2, 興味深い)
ライブは環境的になかなか見れないし、マスコミ報道は結果しか流さないけど、
ここの実況は内容も豊富で詳細だし、すごく役に立つんだけどな。
Re:翌日延期だとJAXA-iの丸の内オアゾは休館日 (スコア:2, 参考になる)
2月19日(SUN)は、JAXA iが入居している丸の内オアゾの全館休館日に当たるため、
JAXA iを含め全店舗がお休み。当然中継もなしとなるそうです。
#なので、予定通り飛んでね
Re:実況... (スコア:1)
実況もされるのではないでしょうか。
宇宙作家クラブや松浦氏のBlogが宇宙開発の報道として最も信用されている
(と私は思います)状況をマスコミはどう思ってるんだろうなぁ。
たぶんどうとも思っていないんだろうけど。ロングテールだし。
Re:実況... (スコア:0)
ひどいトンデモ記事も一時期よりは少なくなったような気がします。
でも日本には宇宙開発専門のニュースサイトがないんですよね。
アメリカだとSpaceflight Now [spaceflightnow.com]、SpaceDaily [spacedaily.com]、SpaceRef [spaceref.com]、space.com [space.com]といったあたりがしのぎを削っています。
日本の宇宙開発でさえ、英語圏の記事の方が詳しいことがざら。
紙メディアでも、Space NewsやAviation Week (これは航空誌ですが、宇宙開発記
M-Vサブペイロード実験 (スコア:2, 参考になる)
- 超小型衛星CUTE-1.7+APD [titech.ac.jp] (東工大)
- ソーラーセイル膜面展開実験
CUTE-1.7 は CUTE-I [titech.ac.jp] の後継機になります。ソーラーセイルは2004年の実験 [isas.ac.jp]の発展でサイズの拡大と展開速度制御に挑戦します。
木星以遠(Re:M-Vサブペイロード実験) (スコア:1)
確かに太陽電池を補間もしくは代替できれば原子力電池無しで木星周回軌道やそれより遠い軌道に投入して観測とかやれそうですけど…まだまだ先かな?
それは秘密です。 (スコア:1, おもしろおかしい)
> 分離確認時に流される映像は主に静止画像のイメージCGになるとのこと。
実は見せられないものを...
Re:それは秘密です。 (スコア:0)
だいち稼動中(オフトピ-10) (スコア:1, 参考になる)
Re:だいち稼動中(オフトピ-10) (スコア:1)
Google Mapで日本の大都市部以外の解像度の低さ(米軍関連施設は例外的に解像度が高いようだけど)が不便だな…と思っていたので、是非搭載されている3センサを活用して日本全土の精密写真を一般に提供してほしいなどと思いました。
# でも、国産偵察衛星の光学センサの解像度が2m程度らしいので、
# 「だいち」の得た情報も戦略的に使われそうだなぁ(-_-;
重い理由 (スコア:1)
Re:重い理由 (スコア:2, 参考になる)
打上げ時約3.3ton、ドライ約1.3ton
MTSAT-2 [rocketsystem.co.jp](PDF)
打上げ時約4.65ton、ドライ約1.7ton
てなことで大部分は噴射剤分でしょうねぇ。
ドライ分の差は何だろ。1Rより5度東に位置するから信号の出力強くするために太陽電池パネル大きくしてるのかな。
Re:重い理由 (スコア:1)
今度打ち上げられるMTSAT-2は三菱電機のバスで作られているようです。
その辺りの設計思想とかの違いがあるんじゃないかなぁ?
確か軌道投入に失敗したMTSAT-1もロラル社のバスで、製造の過程でロラル社が破産したりとか色々と難産だったと記憶しています。
従って、今回打ち上げられるMTSAT2が事実上の純国産気象衛星になる訳ですが、大丈夫なのかなぁ?
ブースター4本で打ち上げるのも初めてだし、つつがなく運用が始まることを願っています…
Re:重い理由 (スコア:1, 参考になる)
F9はSRBが2本、SSBが四本のH2A2024ですよ。
H2A2024はF2・F3・F5・F6で実績があります。
F6はSRB由来で失敗後、SRBをSRB-A2に変更してから
初H2A2024ですし、SSBほぼ時差なし点火とかやってくれるみたいですが。。。
ブースター四本のH2A204は技術試験衛星VIII型(ETS-VIII)
のためのF11で初使用されるみたいです。
Re:重い理由 (スコア:1)
#あり得ません
Re:重い理由 (スコア:0)
量産型はアルミニウム合金やABS樹脂で若干重く、
というのが最近の欧州二輪車メーカーの常套手段なのですが、おそらく関係はないでしょう。
初めて見られる(かも) (スコア:1, すばらしい洞察)
これまではずっと平日の昼間だったので見られなかったけれど、今回は初めて見られるかも!!
っていうか、みなさん、今まで学校や会社で見てたんですか?
分離成功 (スコア:1)
今後の予定 (スコア:1)
以下、プレスキットの資料からの抜粋です。左側が経過時間(日/時:分:秒)。
ひまわり6号の時の例でいくと、打ち上げから静止化完了まで10日、最初の画像撮影まで4週間ほどかかってます。参考資料 [kishou.go.jp]。
愛称 (スコア:0)
また揉めるんでしょうか。
まあそれは軌道に乗ってからでしょうけども。
#当面の呼称は運輸多目的衛星新2号かな。
Re:愛称 (スコア:2, 参考になる)
事実上、気象衛星とそのバックアップなんだから、素直にひまわり7号でいい気がするなぁ…。
1号、2号揃って初めて航空管制できるらしいので、今度はそっち方面の名称つけようとするとは思いますがw
ところで、
>#当面の呼称は運輸多目的衛星新2号かな。
1号が軌道に乗れなかったので、再打ち上げされたから新1号なんです。
今度のは失敗してないので、運輸多目的衛星2号になるはずです。
Re:愛称 (スコア:2, 参考になる)
プレスリリース [www.jaxa.jp]
おそらく基本機能はMTSAT-1Rと同等だからだと思われます。
これが失敗したら?今は考えるのやめときましょう。
#ああ「新巨人の星2」みたいだ。
Re:愛称 (スコア:1)
Re:愛称 (スコア:0)
Re:愛称 (スコア:0)
Re:愛称 (スコア:1)
Re:愛称 (スコア:1)
新1号:明緑色のマスクに細いライン入りのスーツ、手袋とブーツは白色
旧2号:暗緑色のマスクに太いライン入りのスーツ、手袋とブーツは緑色
新2号:明緑色のマスクに太いライン入りのスーツ、手袋とブーツは赤
何が言いたいかというと、人工衛星もカラーリング変えといてくれれば判りやすいんじゃないかなと。
Re:愛称 (スコア:0)
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha05/12/121207_.html [mlit.go.jp]