
IBM、家畜のトラッキングシステムを開発。中国で導入へ。 25
ストーリー by reo
遺伝子レベルのタギング 部門より
遺伝子レベルのタギング 部門より
capra 曰く、
養豚場からスーパーまで、全ての豚を個別に追跡できるシステムが中国で稼働されるそうだ (Computerworld の記事、本家 /. 記事より) 。
システムを開発したのは IBM。豚の耳に刻印したバーコードを基に養豚場から食肉処理場、流通センター、そしてスーパーに並ぶ製品に至るまで各個体の行方を追跡できるとのこと。切り身の場合にはそのパックに含まれる個体を識別でき、ソーセージなどの加工肉ではそのロット生産に使われた個体のデータ集約が行われる仕組みだそうだ。中国では 2006 年から 2007 年にかけて豚繁殖・呼吸障害症候群が大流行し、政府が収束にあたる中、豚肉の市場価格は高騰したとのこと。これを発端に追跡システム導入が進められたとのことで、医薬品業界で採用されているサプライチェーンシステムを応用して開発された。
このシステムではデータを分析し、ハイリスクな供給業者からの食肉を洗い出し各食肉のリスクレベルも評価でき、また輸送途中の温度や湿度なども記録することが可能とのこと。また今回導入されるシステムでは各個体の体温や体重、食性といった健康状態を記録することは無いがシステム上では可能であり、既に興味を示している企業も複数あるとのことだ。
あやしいなぁ… (スコア:1)
Re:あやしいなぁ… (スコア:1)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A4%8A%E8%B1%9A [wikipedia.org]
2002年時点の全世界における豚の頭数(飼育されているもの)は9億4102万頭であり、そのうち半数が中華人民共和国で飼育されている
ってことなので、豚で運用できれば13億の人口にも対応できるということで
Re: (スコア:0)
どっちにしろ食肉の追跡はできるんじゃないか?
Re: (スコア:0)
そうそう、中国でも「後天性免疫不全症候群」の問題が表面化しつつあるので、
生食は、汚染の心配のない場合に限ると。
日本なら (スコア:0)
多重派遣の検出に使えますな。
ありのまま 今 起こった事を話すぜ! (スコア:0)
『動物農場がビッグ・ブルーに監視されていた』
何を言ってるのかわからねーと思うが
おれもわからねぇ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
Re:ありのまま 今 起こった事を話すぜ! (スコア:2)
豚の青耳病だけに。
それでいいの? (スコア:0)
それでも当然のようにニセ薬が流通している業界に倣っちゃうんだ・・・、的な。
IBM、社畜のトラッキングシステムを開発。日本で導入へ。 (スコア:0)
Anonymous Coward 曰く、
養成所から現場まで、全ての社員を個別に追跡できるシステムが日本で稼働されるそうだ。
(参考動画 [youtube.com])
中国だけに豚だけに (スコア:0)
ふっトンだりするんでしょうか。
メリットがよく解らない (スコア:0)
消費者が豚肉を買う時の安心感に見合うコストなのだろうか?
色々な物品の追跡可能性の向上は、世界的に求められてはいるものの、
手間が増えることを含めたコストがまだ大きいのが問題だったはず。
どうやら、中国におけるIBMのセールスマンが優秀だということは、感じられるのだが。
Re:メリットがよく解らない (スコア:1)
少なくとも日本では牛肉について同様のシステムがあり、
つい最近もセシウムで汚染された牛の特定に使われました。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110712/trd11071213460010-n1.htm [msn.com]
個体識別システムがなかった場合、こういう問題の対応にも追加のコストが発生することをお忘れなく。
Re:メリットがよく解らない (スコア:1)
牛に限らず豚RFIDも普通に使われてますね。凸版とかDNPがシステム組んでたよーな。
豚は牛と違って激しく動く生き物なので、タグの耐久性がキモになるそうです。
メリット (スコア:1)
中国に住んでる者ですが、おそらくまずは高級ブランド用でしょう。
市場で売ってる出処不明、または証明類が偽装された安い豚肉には使われないと思います。
つい先日はフランス系スーパー「カルフール」の重慶市の複数の店舗で「緑色豚肉」と言われる
緑色認証を持っているはずの豚肉として売られていた肉が、実は認証をとっていない
ただの豚肉だったということで責任者などが逮捕される事件がありました。
これは安全だと思われていた外資系スーパーでさえ偽装しているということで結構、大騒ぎになりました。
#緑色認証・・・政府の安全認証を取り、安全性が高いと言われている。認証が無いものより価格も高め。
#緑色認証に本当に信頼性があるのか?というのは・・・察してください。でも多くの中国人は安全と思っています。
さらに日常的にニュースになる注水豚(出荷前に汚水を注入し重さを増やす、食品の多くは重さで値段が決まるため)、
エサに多量の筋肉増強剤を使った豚(使いすぎて肉を食べた人が肉に残っていた?成分で中毒を起こして入院)、
病死した豚(本来、出荷禁止)などが有名であり、お金がある人はより「安全」な「本物」を求める傾向が非常に強いのです。
これは豚肉だけに限りません。乳製品、野菜、米、水、酒など液体類、薬・・・様々な食品、口に入れるもので似たような危険な問題が発覚しており、食品不信はかなり強いです。
今日、店で買ったものを食べた場合に「即死」するかもしれないと考えてみてください。
出処情報とその信頼性は重要ですよね。
Re: (スコア:0)
察してくださいと書きつつ、やっぱり補足しますが、何年か前に話題になった各社のメラミン牛乳には
ちゃんと「緑色認証」マークが付いていました。
Re: (スコア:0)
ペンキで塗って緑色認証ってレベルですなそりゃw
Re: (スコア:0)
再訂正。よく見ないとダメですね。後で見る人のために。
「緑色食品」認証マークです。検索する時にどうぞ。
绿色食品标志
http://www.google.co.jp/search?q=%E7%BB%BF%E8%89%B2%E9%A3%9F%E5%93%81%... [google.co.jp]
Re: (スコア:0)
新幹線で大事故でその車両を埋めてしまうような体質の国で、こういったシステムを
導入したところで何になるのかと思いましたが、高給ブランド品として、その商品の
安全性をユーザー透過的に示すことが可能なら、なるほど、中国でこそ、かなり高く
ても売れますね。豚肉なら流通量も大きいですから、これは儲かりそうです。
Re: (スコア:0)
「安心感」だけでなく、現実的に健康を害するような品質の出所不明の豚肉が、価格高騰を期に出回ったんじゃないですかね。
光る豚肉が流通する国だもん。
Re: (スコア:0)
業者にとっては耳のバーコード偽造・データ偽造による儲け口が増える
これが中国商人の発想
違法行為による収益がそのコストを上回る限り違法行為は無くならない
特権機能 (スコア:0)
要求仕様に「エラい人がデータを自由に編集できる機能」が盛り込まれていそう
ああ知ってるよ (スコア:0)
タスポのことだろ?
タバコ吸いは家畜並みの待遇。
一方、日本では (スコア:0)
「社畜のトラッキングシステムを導入した。」というプレスリリースが出そうです。
もっとも米国でもLinkedInあたりは割といい線行っているかなと思いました。
Re:一方、日本では (スコア:1)
鬼畜トラッキングシステムと (スコア:0)
読み間違えました。
今度はどこが何をやらかしたのかと、、。