長野県が住基ネットへの侵入実験を再び実施
タレコミ by takasuz
takasuz 曰く、
12/6付の信濃毎日新聞によると長野県は住基ネットへの侵入実験を再び実施したもようである。実験は11月下旬に下伊那郡阿智村でおこなわれ、その際にファイアーウオールが異常を検出、警報を発した。先の実験は市町村管理領域であるFW内側に限られていたとされるのに対し、今回はFWへの侵入を試みたのではないかと考えられている。長野県は現時点で再実験の実施自体を公表しておらず、実施理由等の詳細についてはコメントできないとしている。
さらに、住基ネットの管理受託団体である「地方自治情報センター」(総務省の外郭団体)にもこの再実験の実施は通告されておらず、「センター」および国からの反発を招いているという。これに対し長野県は、FWは県が設置し「センター」に管理委託しているという関係にあり、独自の判断で実験をおこなっても問題ないとしている。
長野県は侵入実験の結果は「第三者による評価の上、公表したい」としてきているが、先回の実験結果についても未だ公表していない。また、先回の実験後、総務省も侵入実験をおこない「問題なし」としている。