基幹網、5年後は1000倍の通信量で破綻へ。総務省が緊急対応策を検討。
タレコミ by prajna
prajna 曰く、
Mainichi Interactiveによれば、ネットのアクセス網の通信量は2001年以来、 前年度比2倍のペースで激増しており、このままでは5年後に現在の 1000倍程度の通信量に到達し、基幹網に障害が起りかねないそうだ。 これに対し総務省は、インフラの増強などの緊急対策を検討するための、 研究会を発足させたとのこと。
近年の通信量の激増は、ファイル交換ソフトの登場を抜きにしては考えら れないだろう。このようなアングラ系ソフトは、使い方を紹介する雑誌や ムック本等が大量の出版されるにつれて、いわゆる普通のユーザにも徐々 に布衍してきている。今はまだ一部のユーザしか使っていないファイル交 換ソフトだが、その魔力を考えると、先日遂に1000万を越えたという ADSLユーザのうちの相当数が、新たに使い始めたとしても不思議ではない。
通信障害に対する総務省の危惧もわからないではないが、トラフィックの 中身を考えれば、設備増強の他にするべきことがあるような気がしないでもない。 所詮は通信容量不足に名を借りた予算確保作戦に見えないでもないですが、みなさんはどう思いますか?