自由を手にしたビデオサーバ:OpenPVS
タレコミ by Max
Max 曰く、
Software Design 2004年2月号ですでにご存知の方も多いと思いますが、"自由を手にしたパーソナルビデオサーバ"ことOpenPVSが、ロボット関係で有名なぱ研の籠屋健(こもりやたける)氏を中心としたチーム(?)から2004年一月下旬にリリースされるようです。一部リモコンハードウェアやベアボーンに特注基盤を使ったりや改造を施すほかは、一般に手に入りそうな部材ばかり。ソフトウェアも主力のKernel2.6.1を搭載したFedora CoreにMythTVをはじめフリーウェアでがっちり固めてあります。使用ソフトウェアのパッケージも近日OpenPVSのサイトからダウンロードできるとか。
単にテレビの映るLinuxボックスというだけではなく、静音対策や障害時のリカバリも考慮され、ビデオサーバの状態をlm_sensorsやsmartmontoolsをRRDToolsを使ってグラフィカルに表示したり、LVM2対応で動的にストレージ容量を増やせたり、ソフトウェアRAID+madamによる障害発生時のユーザへのメール通知が出来るなど、もしかして最強?と思えるほどの充実ぶり。
製品もオーダメイド可能のようで(予価9万円程度から)、自分でできない方にも頒布されるようです。