
セマンティックWebの中核をなす仕様が勧告に。
タレコミ by vanguard
vanguard 曰く、
World Wide Web Consortiumは、2月10日付けでメタデータ記述言語RDF及びWebオントロジー言語OWLを勧告しました。RDF (Resource Description Framework)とは、メタデータを記述する際に用いられる仕組みを定義したもので、RSS (RDF Site Summary)やFOAF (Friend of a Friend)などで使われています。OWL (OWL Web Ontology Language)とは、言葉の意味や分類体系を定義するためのフォーマットとなっており、機械に意味を理解させるというセマンティックWebの大きな概念をなすものです。セマンティックWebやRDF, OWLについてはThe Web KANZAKIにあるメタ情報とセマンティック・ウェブで丁寧な解説がなされていますので、そちらもご参照下さい。RDF及びOWLの仕様が勧告になり、段階的に進んでいくというセマンティックWebの中核が埋まることとなります。Webの世界がどう変わっていくのか考えるのはむつかしいですが、自分たちの生活が少しでも便利になったり、情報の有効活用ができるようになることはとても興味深いです。