「シネコン」淘汰の時代にみる映画産業
タレコミ by kazunosuke
kazunosuke 曰く、
アサヒ・コムのこの記事によると“日本に誕生して10年、シネマ・コンプレックスに早くも淘汰の時代が迫りつつある”とある。ひとつの場所で複数の映画を上映し、楽しめるシネコンは瞬く間に日本にも定着した。しかし施設数の増加に伴い“シネコン同士で観客を奪い合う激戦地も生まれ”年間入場者の勢いにも陰りがみられることから“現在は「共存から競争の時代に入った」(東宝グループ)”と、業界では考えられている。 大スクリーンや音響設備などで、映画ファンを呼び戻すことに一役買ったシネコンブームも去り「他にはない強みがないと、お客は来ない」とシネコン担当者は話している。
今現在、日本における映画業界を取り巻く環境は決して良いとはいえない。/.Jerの諸兄の中にも「最近、映画を観に行っていない」と言う人も多いだろう。ソフトの不充実、金額的な問題、趣味の多様化・・・等、様々な理由は考え付くと思う。しかし一映画ファンとしては様々な理由がありながらも、低調な映画産業の現状は非常に残念な気もするのだが、諸兄はどう考えるだろう?