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宇宙

「カッシーニ」の観測で土星の衛星を新たに2個発見

タレコミ by DoubleFire
DoubleFire 曰く、
スラドでも以前話題になった土星探査機「カッシーニ」ですが、 MSN Mainichi INTERACTIVEの記事によれば、米航空宇宙局(NASA)は8月16日、「カッシーニ」の観測によって土星の衛星が新たに2個発見され、それぞれ「S/2004S1」と「S/2004S2」と仮命名されたと発表したそうです。
土星の衛星はこれまでに31個見つかっており、これで計33個になりました。
今回発見された衛星の直径はS1が約3km、S2が約4kmで、S1は土星の衛星では最小、土星の中心からの距離はS1が19万4000km、S2が21万1000kmで、2個とも土星からの距離が7番目と8番目に当たる衛星「ミマス」と「エンケラドゥス」の間に位置しているとのことです。
土星の衛星で最大のものはタイタンで、直径5150km、土星からの平均距離は122万7000km。地球の衛星・でも直径3476km、地球からの平均距離は38万4400kmありますから、今回見つかった衛星の大きさはかなり小さく、土星に近いところを回っていることがわかります。
ちなみに、asahi.comの記事によれば、これまでに確認されていた衛星は、直径約20kmのものが最小だったそうです。
また、NHKニュースによれば、日本の国立天文台では「土星の輪の成り立ちなどを考える手がかりとなる発見だ」と話しているとのことです。
土星の輪は衛星の残りかすという説もあるので、今後の土星の輪を巡る謎の解明にも期待したいところです。
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

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